kenharuの日記

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強風の一日

2010-01-21 | 旅行記
今日は一日中、強風が吹き荒れた。
そろそろ帰る気になっていたが、キャブコンは風に弱いから、走る気になれない。
車内でテレビを見たり、伊東や熱海の町をぶらついて過ごした。
自宅で何もせずに、ゴロゴロしているのと同じようなものだが、自宅ほどには退屈しない。

熱海市街のカンザクラ。



伊東温泉には、七福神の名をつけた共同浴場がある。
露天風呂も洗剤も無い、公営の温泉である。
昨夜入ったのは「毘沙門天の湯」だった。
今日は「寿老人の湯」にした。

夕方になると混むので、早めの3時に到着。
入浴料は昨日と同じ300円だ。
浴室の真ん中に、大きな四角い湯船があり、周囲の壁に蛇口が並んだだけの、シンプルな設計。
熱めの掛け流しの湯が、ザアザア溢れていて、とても良く温まる。

先客は7人ほど居たが、なるほど全員が寿老人。
ボクが一番の若者だった。
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花の爪木崎

2010-01-20 | 旅行記
昨夜のP泊場所は、道の駅「開国下田みなと」に隣接する、「まどが浜海浜公園」。
写真はクルマの前から撮った、今日の日の出。
傘のような屋根は、無料の足湯施設だ。

夜明けとともに、犬を散歩させる人が次々に現れる。
まだ人目の少ないうちに、大型犬を連れたオジサンが、足湯で犬の足を洗っていた。
洗い終わると、犬をおんぶして駐車場の車へ。
これがオジサンの日課なのだろうか。
足湯の傍らにあった看板。



今日は急に気温が上がり、4月の暖かさになった。
道の駅近くの爪木崎海岸は、水仙が見ごろ。
花の中を歩きながら、甘い香りを存分に吸い込んだ。


土手の河津桜には、僅かながら開いた花があって、メジロが蜜を吸っていた。

爪木崎の花公園で見かけたホオジロ。

爪木崎は、気温だけでなく、風景もまるで4月のようだった。


日中のほとんどを爪木崎で過ごし、日が傾いた頃、東海岸を北上した。
公営の温泉施設「毘沙門天芝の湯」300円に入浴してから、伊東マリンタウンに2度目のP泊。

写真は風呂のある温泉会館。まるで銀行の入り口のようだ。

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伊東から下田

2010-01-19 | 旅行記
写真は伊東マリンタウン。


今日は晴天微風。
これなら大室山の眺望が楽しめるだろうと、リフトで頂上に登った。
頂上から見た富士山。

背丈ほどの大きさの、古い石の地蔵が並んでいる。
一体の地蔵を3分割して、力自慢の強力(ごうりき)が背負って登ったのだという。
大室山は360度のパノラマ。
富士山に背を向ければ海が見える。

惜しいことに、霞のため伊豆七島は見えなかった。


今日の風呂は河津七滝温泉の「つりばし荘」。
駐車場からこのつり橋を渡って奥にある、旧館の露天岩風呂に浸かった。
旧館はだいぶ古びているが、岩風呂は大丈夫。
もともと何億年も昔の岩だから、古いも新しいもない。
「女性風呂は、先ほど配管が破裂したので使えません。他にお客は居ませんので、良かったら一緒に男性用に入ってください。」
これは儲けもの♪

かなり変わった風呂だった。
地下のトンネル風呂をザブザブ歩いて、小さな穴を這うようにして潜り抜けると、渓流の上にせりだした露天風呂に出るようになっている。
渓流を見下ろしながら、二人でノンビリと湯に浸かった。
写真左に、ヒノキ風呂と岩風呂がせりだしている。

眼下の岩でカワガラスがさえずり、アオサギが採餌している。
入浴しながらバードウォッチングが出来た。
双眼鏡を持ち込めば良かったな。

今日の温泉は、一風変わっていて面白かった。
P泊は道の駅「開国下田みなと」。
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沼津から熱海へ

2010-01-18 | 旅行記
今日は早起き。
セリ市を見学しようと、再び沼津漁港へ。
一般見学用の二階の廊下から、セリの様子を見下ろした。


町中の食遊市場で買い物をしてから、沼津を後にした。
函南町から熱海へ、伊豆半島を横断。
南紀の旅は凍えるほどに寒かったが、今日は暖かい。

東海岸に出ると海沿いに南下して、真新しい長浜親水公園(仮称)で昼食にした。
公園はまだ工事中だが、広い駐車場と新しいトイレがあり、環境も素晴らしい。
P泊場所としても合格点だ。
食後はきれいな海岸をウォーキングして、ヒマ潰しみたいな釣りを見物。
見物するほうが、もっとヒマ人だ。

腹ごなしが終わると、網代温泉の平鶴ホテルで日帰り入浴。
真昼だから空いていて、露天風呂を独り占め。
小さな露天風呂からの眺めが素晴らしかった。
掛け流しの湯が、浴槽の縁から溢れ出て、直接海に流れ落ちている。
溢れる湯が浴槽の縁を覆い隠すので、首まで湯に浸かると、湯と海とが繋がって見える。
入浴目線から撮影すると、湯と海の境界がわかりにくい写真になった。


自分の足先を一緒に撮れば、少しは分りやすいかと思ったが、

やっぱり、分かりにくい。

カミさんも露天風呂に大満足で帰ってきた。
二人とも上機嫌。
少しだけクルマを走らせ、道の駅「伊東マリンタウン」に到着。
まだ日が高いけど、ここが今日の宿だ。
駅の観光案内所や商店を回り、海辺をぶらついて、今日はオシマイ。
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富士見トイレ

2010-01-17 | 旅行記
富士川SA上り線の、富士川楽座前は良く眠れた。

この富士川楽座ビルには「便座に座ったままで富士山が眺められる婦人用トイレ」がある。
「富士見トイレ」を見つけたのは、もちろんボクではなく、カミさんだ。
一番端にある個室で、富士山側の壁のほぼ全面がガラス窓になっているという。
感激して帰ってきたカミさんは、カメラを取ると再びトイレへ出かけていった。

これを聞いたボクは、早速、紳士用トイレの探索へ。
しかし、ビルの1~4階を調べたものの、富士見トイレは無かった。
どうやらご婦人用だけのようである。

カミさんがトイレで撮った富士山の写真は、惜しいことに、ボクがウッカリ削除してしまった。
富士山だけしか写っていなかったからである。
(富士川SAに立ち寄られたら、富士見トイレを探してみてはいかがでしょうか。ご婦人に限ります。)

東名高速を沼津ICで下り、沼津漁港へ。
昼食は、魚市場で一番行列の長かった「むすび屋」に並んでみた。

恐ろしく回転が悪く、なかなか列が進まない。
1時間待ったところで、あきらめようと思ったが、自分の後ろに続く列を見ると、いまさら勿体無くて抜けられない。
結局1時間40分並んで、やっと昼食にありついた。
食べたのは海鮮丼と桜エビのかき揚げ定食で、特にどうということは無かった。


周辺をぶらついて遊び、夜は千本浜公園にP泊した。
千本浜の海岸

夕食時の借景

千本浜の夕日
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東名高速を北上

2010-01-16 | 旅行記
今朝も寒く、粉雪が舞っている。
二人とも良く眠った。
昨夜10時にベッドに入ったのに、起きたのは8時。
これで、すっかり元気を取り戻した。

ボクの知る限り、道の駅の中では「針・TRS」の商業施設が一番パワフルだ。
コンビニ、持ち帰り弁当、ハンバーガー、ごはん屋、中華料理など、類似した店が競い合っているから、質も価格もレベルが高い。
焼きたてパンの店で、オーブンから出したばかりの暖かいパンを買って、朝食にした。
地図とガイドブックとパソコンをテーブルに並べて、11時過ぎまでお茶を飲みながら「さて、これからどうしようか・・・」。

名阪国道を走り抜け、東名阪高速に入るとすぐに、亀山SAで一度目の休憩。
ちょうど昼時。
セルフサービス食堂で注文した食事を駐車場のクルマの中に運び、副食物を加えて、賑やかな食卓にした。
食後はハイウェイオアシスのサンシャインパークで、大きな池の周りをウォーキング。


東名阪道から伊勢湾岸道に入り、来たときに立ち寄った刈谷SAで2回目の休憩。
このサービスエリアには、風呂、スーパー、レストラン、遊園地・・・何でも揃っている。
スーパーで買い物をしてクルマに戻ると、そばに見慣れたジル520がとまっていて、Kさんご夫妻に2度目の再会。
互いに目立つ、キャブコンならではの面白さだ。

Kさんは刈谷に車中泊するというので、3回目のお別れをして出発。
日没後に富士川SAに到着した。
楽座前のお気に入りスポットに駐車して車中泊。
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紀州ミカン・長谷寺

2010-01-15 | 旅行記
年末に和歌山からお歳暮で頂戴した「田村ミカン」というのが美味しかった。
ネット検索すると、田村ミカンというのは「田村出荷組合」が扱ったミカンのことで、通販はされていない。

その田村ミカンが、大淀町のスーパーにあった。
ダンボール一箱1580円の特売。
随分安いけど、これは本当に旨いのかな。
確かめたいのだが、試食も小袋売りも無い。
それに、クルマに戻ればミカンの在庫がまだ沢山ある。

迷うカミさんに「安いから買ったら」と言ったら、買ってしまった。
リヤの荷物室を片付けて、どうにか収納。
早速食べてみると、これが大当たり~♪

紀州生まれのカミさんはミカン食いだ。
若い頃は、毎年ミカンの季節になると、まるで主食のように食べて、手のひらが黄色くなった。
「赤い鳥小鳥、なぜなぜ赤い」の歌そのもの。
最近は大食いをしなくなったものの、この美味しさなら一人で完食出来るだろう。


今日の観光は長谷寺。


本堂に至る、独特の長い石段。


石段の脇にはボタンの花。


次が本堂。
参拝者が向いている右手に巨大な観音像があり、本堂内からは撮影禁止になっている。


これは本堂の外からの画像で、奥に観音像が見える。
上に垂れているロープは、向こう端が観音像の手に結ばれている。


ロープのこちら端につけられた説明書き。
面白いアイデアだ。


五重塔

長谷寺の境内は、山の斜面に作られた美しい庭園で、もっとゆっくり過ごしたい気分だったが、今日は寒すぎた。
少し寒気がし始めたので、次の室生寺(女人高野)参拝予定は中止とした。

早めに道の駅「針・TRS」に入り、温泉で身体を暖めた。
騒々しい駅だが、温泉前の駐車場は静かに眠れる。
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吉野・明日香村

2010-01-14 | 旅行記
道の駅「吉野路大淀iセンター」の朝。
同じ駐車場に泊まっていたジルが、先日まで一緒に過ごしたKさんご夫妻とわかって、大喜び。
ボクらと同様に、高速が1000円になる休日まで、奈良観光で時間をつぶしているのだという。
早速、Kさんのクルマにお邪魔し、親しくお茶会。
暖かいコタツとコーヒーをご馳走になった。

Kさんのコタツは、テーブル下の温風吹き出し口を活用したもので、
テーブルに大きなカバーを掛けただけの簡単なアイデア。
これが実に暖かくて、くつろげる。
早速マネをしようと、写真を撮った。


今朝の外気温はマイナス2度。
昨日の雪はそのまま残っている。
凍りついた道の駅の外水道を、ヤカンの熱湯で溶かして給水し、出発の準備。

Kさんとお別れして、ボクらは雪の吉野に向かった。
花の季節には賑わう、千本桜も金峯山寺も、今日は無人。
食堂も土産屋も閉まっているから、好きなところまでクルマを乗り入れて、どこにでも駐車出来る。
神社仏閣を見るだけが目的なら、今は絶好の時期だろう。
写真は国宝の金峯山寺。


「今日はライバルが居ないから、絶対に願い事が叶う」と、無人の吉野神宮にお参りをするカミさん。


午後は明日香村観光へ。
写真は石舞台古墳。


川原展望台からの眺め。大和三山の二つが見える


明日香村の「太子の湯」に入浴してから、再び「吉野路大淀iセンター」へ戻った。
「もしかしたら」と駐車場を見回したが、Kさんのジルは居ない。
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寒波来襲

2010-01-13 | 旅行記
道の駅「紀ノ川・万葉の里」は紀ノ川沿いにある。
早朝、双眼鏡とカメラをぶら下げて、河原を散歩しながら鳥探し。
水溜りには厚手の氷が張っている。
今日は猛烈に寒い。
カメラ操作のために、指無し手袋をはめているが、寒さで指先が痛む。
カミさんはクルマから出てこない。

「寒い時期は南紀にしよう」と出かけてきたのに、この寒さ。
テレビの天気予報を見ると全国的に雪で、東京周辺だけがお日様マーク。
自宅のサンルームは、さぞ暖かいだろうな。

粉雪の舞う中、コインランドリーの広い駐車場に移動し、カミさんは洗濯。
ボクは着ぶくれ防寒着姿で、布団や毛布をパタパタ、掃除機をガー。

午後は周辺観光でもしようかと走り出したら、まもなく吹雪になった。

結局、道の駅に引き返して、充電しながらのテレビ生活。

しかし、昨日と同じ寝場所じゃ面白くないからと、夕方になって走り出した。
奈良県に入ると雪景色となった。
大淀町の温泉「金剛乃湯」で入浴。
露天風呂の周りには雪があった。
こんなところで、まさかの雪見風呂。

道の駅「吉野路大淀iセンター」に到着。
紀ノ川を離れて山間に入ったため、駐車場の周囲は一面の雪だ。
来ないほうが利口だったかな。

今日はこのまま寝ることにするが、明日は全くの未定だ。
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久し振りの雨

2010-01-12 | 旅行記
昨夜から雨になった。
今回のクルマ旅で、初めてのおしめり。
今日は走らずにノンビリ過ごすことにした。
雨天だと電力不足になるので、和歌浦漁港の駐車場で発電機を回した。
駐車場は広いし、泊まり客は他に居ないので、気兼ねなく充電が出来る。

発電機の音を聞きながら、昨日の出来事を話題に朝食。
まず、お祝いに訪問した新婚のパン屋さんのこと。
明るい二人の笑顔が良かったな。
いつもは朝粥なのだが、今朝だけは特別にパン食となった。

そして、義姉の「社交ダンス発表会」に遭遇したこと。
風土記の丘にクルマをとめたら、たまたま、すぐ脇のダンススタジオで義姉の発表会があって、それを覗くことになった。
前期高齢者~後期高齢者が、華やかな正装に身を固め、背筋をピンと伸ばして、若々しく踊る姿にはビックリ仰天!
ボクには異次元の世界だな。
写真は、高価な衣装をまとい、高いヒールを履きこなして、軽やかに踊る義姉。


朝食後は、お気に入りの花山温泉で朝湯につかった。
ここの濃厚な「泥湯」は面白い。
温泉好きが和歌山に来たら、是非とも入るべし。
発電機でクルマを充電しているから、ゆっくりと長湯を楽しんだ。

昼食は和歌山ラーメンを食べに井出商店へ。
店に入ると、スープの強烈な異臭がたちこめている。
狭い店内には15席ほどしかない。
身を縮めて丸イスに座ると、両側の客と肩が触れ合い、まるで鳥カゴのジュウシマツ状態だ。
カミさんもボクも600円の中華そばを注文した。

見た目も味も、徳島で食べたラーメンに良く似ている。
井出商店を模倣したのが徳島ラーメンだ、と聞いたことがある。
コラーゲンだろうか、トロリとした濃厚な味に、博多ラーメンのような細麺。
ボクが「これは旨い!」と言ったら、カミさんは小声で「まずいよ」。
徳島ラーメンもそうだったが、スープが黒っぽいので、名古屋の味噌煮込みウドンを連想する。
井出ラーメンは、人によって好みの分かれる、個性的な味だ。

午後は、旨いミカンを探し回ったり、買い物などでブラブラ。
結局、予定の洗濯と車内大掃除は出来ず終いで、明日へ順延。
P泊は再び「紀ノ川万葉の里」。
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