kenharuの日記

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品切れ

2011-03-21 | その他
昨日は何日ぶりかで、やっと牛乳が買えた。
次はいつ手に入るか分からないので、いつもの1本ではなく、2本購入した。

ここ数日、自宅周辺でもいろんな商品が店頭から消えている。
トヨタのカンバン方式をお手本にして、流通業に省在庫が広まってからは、予期せぬ需要増があれば、すぐに欠品が生じるようになった。昔のように、店頭在庫が切れたら裏の倉庫から商品を運んでくるという光景は、もう見られない。
品目ごとに、過去の販売データから上限在庫量を定め、補充にかかるリードタイムを考慮して、発注点や補充量を決める・・・などのロジックで、メーカーも卸も小売りも在庫量を大幅に圧縮している。
それに牛乳は、典型的な生鮮品だし、製造日を偽装した雪印事件以来、工場が在庫を多く持ちにくくなってもいるだろう。

こんなことを考えたので、牛乳パックをカゴに入れるときに、「2本買っちゃいけないかな・・・」と、少し気がひけた。
牛乳が手に入った昨夜のレシピは、サケ燻製のチャウダー。

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車内の整理作業

2011-03-20 | 快適化
九州の旅行計画が宙ぶらりんになっている。
震災で旅行気分になれないからだ。
「原発から逃げて西日本にいらっしゃい」というお誘いをいただいているので、「旅行ではなくて避難」ということも考えられるが、子供と孫を残しては行けない。
福島原発の終息が、まずは必要条件だろう。
沢山の人が亡くなったので、一定期間は喪に服したい気持ちもある。

今日は、地震で中断していたキャンピングカーの車内整理を、ぼちぼちとやった。
シンクの窓前には、窓幅いっぱいに調味料類や洗面用品が並んでいたが、今回の収納レイアウト変更で、カミさんの希望どおり、大部分を見えない場所に移動することが出来た。

これが片付いた状態。

実際の車上生活が始まれば、何か問題が出るから、また変わるだろう。

季節遅れの衣類と寝具を入れ替えれば、いつでも出られる状態になる。
しかし当面、キャンピングカーは計画停電時の住み家だ。
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地震から1週間

2011-03-19 | 快適化
大地震が起こってから、テレビかぶりつきの1週間が過ぎた。
原発危機は未だに解決への道筋が見通せないし、被災者支援体制も構築の半ばにある。
震災報道一色だった民放は、昨日あたりからお笑い番組を流し始め、今日のNHKは「てっぱん」の放映を再開した。
放送界は「1週間」を、何らかの区切りと考えているのかもしれない。

だからボクも、というわけではないが、今日は暖かかったので、久しぶりの「快適化」作業。
リヤラダーに括りつけているゴミ箱のサイズを、今までの45リットルから、20リットルにサイズダウンした。

右の大型ゴミ箱の引っ掛け金具を外して、左の小型に移設。


取り替えた理由は二つある。
ひとつは、ゴミを小まめに捨てる習慣が身につき、大量に溜めなくなったこと。
もうひとつは、45リットルサイズだと、ラダーにつけたままでは、ゴミ箱の中に手が届かず、ゴミ袋が取り出せないこと。

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1日2回の停電予定

2011-03-18 | その他


今日の第2グループの計画停電は、午前と夜の、2回行われる予定になっている。
2回はひどいと思うが、逆らえる話ではない。

午前中は昼過ぎまで、暖房要らずのサンルーム暮らし。
今日は花粉が多いので、キャンピングカーからサンルームに100ボルトを引き込み、空気清浄機を回しながら、漫画本を読んで過ごした。

今夜は寒くなりそうだが、停電するから、自宅のエアコンが使えない。
石油ストーブの灯油が切れかけているので、午前の停電が終わるとすぐに、灯油探しに出かけた。

停電明けの午後は、一斉に商店が開き、どこもが客で混雑していた。
最初に行ったスーパーの灯油コーナーは、在庫切れで閉鎖中。
次に行ったガソリンスタンドは臨時休業。
その次のガソリンスタンドは、車列が100メートル以上になっていたので、スタンドの裏道にクルマをとめ、歩いて灯油を買ってきた。
これで暖かく過ごせるぞ。

停電が始まる前に、煮物を作ったり、冷凍の刺身を解凍したり・・・食卓に充電式のランプを据えて、晩酌をしながら余裕しゃくしゃく。「さあ、いつでも来い」。
ところが、いつまで待っても電気が消えない。
そのうちテレビ画面に「第2グループの停電は見送り」の文字が現れた。
頑張って準備万端整えた挙句が肩透かし。
なんだかガッカリだ。
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自宅で車上生活

2011-03-17 | その他
昨日は午後3時半過ぎから7時前まで計画停電になった。
キャンピングカーには電気、水、暖房、情報(テレビ、パソコン・電話)があり、それに生活用品は自宅並みに揃っているから、こういうときには役に立つ。
停電の間は、気がかりな原発情報をテレビで見るために、庭のキャンピングカーに生活場所を移して過ごした。

そして今日は、昼から4時までが車上生活だった。
キャンピングカーには、自宅から100ボルトコードを引き込んであるので、停電が終われば自動的にクルマへの充電が始まる。
当分は、自宅とキャンピングカーとを、行ったり来たりの生活になりそうだ。

原発冷却作戦が始まった。
今朝は自衛隊のヘリコプターが4回だけ、僅かな水をかけて撤退した。
焼け石に水。

これが戦争であれば、飛んでくる弾丸で戦死者が出ても、戦いをやめない。
しかし今は平時で、飛んでくるのは放射線だ。
兵士を規定以上に被爆させてはならないというルールを守るために、もしかしたら、「サジを投げる」という最悪事態があるのだろうか。あって良いのだろうか。
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和の国ニッポン

2011-03-16 | その他
日本の被災者たちが、混乱の中にありながら、互いを思いやり、譲り合いながら、礼儀正しく行動する姿を、多くの外国メディアが賞賛し好意的に報道している。

面白いことに、韓国の中央日報は、社説で自国民に以下のような問を投げかけた。
*****************
「私たちは日本を見て、韓国社会の自画像を頭に浮かべる。 災難現場でテレビカメラが向けられれば、表情を変えて激しく泣き叫ぶことはなかったか。 天災地変のため飛行機が少し延着しただけで、一斉に大声で文句を言うことはなかったか。 すべての責任を無条件に政府のせいにして大騒ぎしたことはなかったか。 隣国の痛みは考えず、韓国に生じる反射利益を計算したことはなかったか…。
私たちは自らに厳しく問う必要がある。 また災難と危機の際、韓国社会の節制できない思考と対応方式を見直す契機にしなければならない。 私たちは依然として日本から学ぶべきことが多く、先進国へと進む道のりも遠い。」
*****************

「お先にどうぞ」
「いえ、あなたこそどうぞ」
こういうのは居心地が良い。
互いに遠慮しあい、気持ちを察しあうのは、異国と国境を接していない、ニッポン独特の島国文化だ。
ただし当然ながら、「遠慮」という美徳は、相手も「察し」てくれることで成り立っている。

これとは反対に、中央日報が社説で描写した自国民は、「自己主張」の文化だ。
同じ「自己主張」タイプが寄れば、互いに主張しあい、説得しあって、それなりの落としどころに落ちるから、それはそれでうまくいく。
主張しあいになれば、コトが明確になるという良さもあるだろう。

厄介なのは異文化とのお付き合いだ。
「自己主張」するばかりで、「察し」てくれない相手に「遠慮」すれば、一方的なやらずぶったくりになる。
これが外交になるともっと露骨で、1歩譲れば2歩踏み込まれる。
遠慮は弱腰と見られ、攻め入る好機だと判断されてしまう。
某国を相手に、察しと遠慮を見せたら、国益を損ないかねない。


今日の計画停電は、午後3時20分からの予定で、あと15分後だ。
昨夜は肩透かしをくったが、さて今日はどうなるか、時間になってみないと分からない。
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炉心溶融

2011-03-15 | その他
固唾を飲んでテレビ報道を見ていたが、とうとう原子炉に穴が開いてしまった。
今日は風がこちら向きだから、ここ埼玉でもヨウ素とセシウムが検出されている。
このうえは、是非とも冷却を成功させて、漏出量を最小限に抑えて欲しい。

ところで、炉心冷却に失敗したらどうなるのだろう。
制御棒で核分裂を制御されていた燃料が、溶け落ちて下に溜まったら・・・もしかして再臨界?
それは爆発的な核反応になるのだろうか。
それとも、ミニ太陽になって、緩やかに炉の底を溶かして下に漏れ出て、地面と地殻をも溶かして、地球の中心に向かって際限なく沈み続けるのだろうか・・・
みんな心配していることなのに説明が無い。
口に出すのも、おぞましいからだろうか。

我が家は計画停電の第2グループだから、まもなく停電になる。
この町が真の暗闇になるのは初めてのことだ。
今夜は満天の星空を見上げるつもりだったのに、あいにくの曇り空。
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計画停電の混乱

2011-03-14 | その他
輪番停電が始まった。
困ったことに、ここ越谷市がどの停電グループに入るのか・・・第2なのか第5なのかが、あいまいになっている。

市別リストを見ると、越谷市は第5グループに記載されていて、第2のリストには入っていない。
テレビが大写しにして見せる市別リストも同じ内容なので、近所の人たちは皆さん第5だと思っている。

しかし・・・
東京電力のホームページから、埼玉県内の市町村別リストを見ると、越谷市の町名(約190行)のほぼ全部が第2グループになっていて、その中の、たった1行だけ「大間野町5丁目」が第5グループに入っている。
たった1行の「大間野町5丁目」が、越谷市を代表してしまったのだ。

念のため越谷市役所の担当部署に問い合わせしてみたら「ほぼ全域が第2です」。
事情を説明して「防災放送で流したらどうですか」と提案したら「検討します」。

その後、そういう放送がされたようだが、聞き取りづらい放送だから、実際の停電が行われるまで、周知徹底はされないだろう。
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地震から3日目

2011-03-13 | その他
地震から3日目。
報道は、きちんとカウント出来た人だけを「行方不明者」として発表しているが、届出の無い、未確認の行方不明者はその何倍も居そうだ。
神戸の震災死亡者は家屋崩壊や火災によるものだが、津波は住居と住民を根こそぎ、取りこぼすことなく、さらって行く。
さらわれなくても、ずぶ濡れのまま孤立すれば、たちまち凍えてしまう。
最終的な死亡者数がどこまで増えるのか・・・とても恐ろしい。

被災地に住む親戚の消息が、迂回路を通じて、やっと入った。
「勤務先で駐車場のマイカーが津波にさらわれた。翌日になって、ようやく自宅へ向かうと、道の途中で助けを求められ、3人を助けた」という。
今すぐ救援を必要としている人が大勢居るのに、ここ埼玉からでは、手が届かない。
もどかしい。

停電が続いていた秋田の親戚には、今朝初めて電話が通じた。
「昨夜やっとテレビがついて、初めて津波の映像を見た」「電気の要らないタイプのストーブや電池、スーパーの主要食品など、欲しいものは軒並み売り切れ状態」だとこぼしていた。
地震は社会インフラを壊すから、これからも大変だろう。

我が家周辺でも、スーパーの店頭は品切れが目立ち始めた。
震災の影響を受けて、買い溜めっぽい行動が広がっているようだ。
パン売り場の棚はカラッポ。


豆腐売り場もこの状態。
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惨禍

2011-03-12 | その他
仙台に居る親戚の安否に気をもんだが、やっと連絡が通じ、無事を確認できた。
若林区の一家は全員無事で被害はなかった。
太白区の一家は、クルマ1台を水没させたが、人的被害はなかった。

ホッとしたものの、テレビ画面の惨状を見れば、とても喜べない。
原発事故も最悪の展開を見せている。
被害の広がりが、少しでも小さくなるよう、ただただ祈るばかりだ。
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