kenharuの日記

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海鮮丼とサクランボ

2011-07-21 | 旅行記
道の駅「しんしのつ」の朝。
早朝の外気温は13.5度。
カミさんは毛布一枚で寝たため、明け方に「寒くて足が攣った」と苦笑い。

夜間はクルマの出入りが全く無いので、実に静かに眠れた。
車中泊させてもらうのだから、静かなのは有りがたいが、道の駅としての存在価値には疑問を感じる。
並の道の駅なら、朝の通勤時間にはトイレ利用者が出入りするものだが、そんな姿も見えない。

道の駅は温泉つきだが、同じ敷地内にある隣のキャンプ場にも日帰り温泉がある。
どんな事情があったのか知らないが、2軒の入浴施設が並んでいるのは、どう見てもムダな風景だ。
両温泉は同じ源泉を引いていて、道の駅の入浴料は600円で、キャンプ場は400円。200円の差は、洗剤の有る無しだとか。

朝食後、一緒にP泊した友人と別れて、再び余市までのドライブ。
正午に余市に到着し、今朝小樽に上陸したばかりの先輩ご夫婦と合流。
同じ関東人どうしなのに、一緒に遊ぶ場所はいつも旅行先というのが、キャンピングカー仲間らしくて面白い。

一緒に食べた昼食が良かった。
余市のホーマック前にある「ファミリー寿司・ガーデンハウス」。

写真を撮り忘れたのだが、ランチメニューの「まんぷくちらし750円+アラ汁100円」が味も量も値打ちもので、これはお奨めだ。
昼には地元客の行列が出来る。
電話番号は0135-23-8000。

仁木町の名産はサクランボだ。
大塚農園に行くと、さくらんぼ狩りは既に終わっていた。
選果作業場では、傷ものサクランボを安く売っていた。
味は同じだというので、自家消費用にこれだけ購入した。

これ全部で400円!

P泊は道の駅「スペース・アップルよいち」。
余市は毛利衛さんの出身地なのである。

入浴は近くにある銭湯並みの温泉「宇宙の湯」。
風呂上りのブラブラ歩きが、涼しくて爽快だった。
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北海道の第一日目

2011-07-20 | 旅行記
フェリー「ゆうかり」は早朝の5時前、定刻に小樽に到着。
北の大地は、やはり涼しい。
長袖のシャツに着替えてから走り出して、鱗友朝市で朝食。

ここは早朝4時から開いていて、観光客が少ないのが良い。

食堂「味さき」に入り、ボクはホッケ定食、カミさんは海鮮丼。



食後は漁港で魚釣りをしばらく見物。
港内にイワシの群れが入っていて、良く釣れていた。
その後、運河の海側道路を通って札幌方面に走り出した。

途中、石原裕次郎記念館の前を通る。
前回通ったときに、カミさんが「見たいな~」とつぶやいたのを思い出した。
「見るか?」
「見る見る。一緒に行こうよ」
若い頃のカミさんは、裕次郎に胸をときめかせたらしい。
ときめいてもいいけど、不整脈は出すなよ。

結局、ボクは駐車場で留守番。
ついさっきの鱗友朝市でウィンドオーニングが役に立ったが、この裕次郎記念館でも威力を発揮した。
大窓の日差しを遮りながら、風を通すことが出来るので、車内がとても涼しいのだ。
これは、サイドオーニングよりも、ずっと役に立つ。

裕次郎記念館は、たまたま今日が開館20周年だったそうで、カミさんは数千円もする裕次郎の写真集を無料進呈され、上機嫌で帰ってきた。

丘珠空港近くにあるモエレ沼公園に立ち寄って、時期遅れのバードウォッチング。
草原性の野鳥を探したが、繁殖期が終わり、潜ってしまったらしく、声はすれど姿が見えない。
公園にはなぜか、巨大なガラス製のピラミッドがあった。

九州の道の駅「小国」に、ガラス(鏡)の巨大逆さピラミッドがあったことを思い出した。
みんな不思議なものを作りたがる。

夕方には、道の駅「しんしのつ」で友人に出会って歓談。
入浴は、道の駅にある「たっぷの湯」。
風呂上りの夜風は13.5度で、かなり肌寒かった。
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新潟から小樽へ

2011-07-19 | 旅行記
関越道の越後川口SAの朝。
昨夜はジメジメ暑苦しく、ほとんど寝たような気がしない。
気温は夜通し30度近くて、湿度は78.5%と最悪だった。
涼しいところへの旅だというのに、ひどい初日である。

7時に走り出し、新潟西インターで高速を下りた。
客は居ないのになぜか8時から営業しているイーオンで買い物をして、それから新潟港のフェリー乗り場に到着。
外海の波高はたった1メートルと聞いて、鼻歌交じりで乗船した。
早速、日本海を眺めながら入浴し、寝苦しかった昨夜の汗を流して、爽やかな昼寝。

このブログは津軽海峡付近で書いているが、通信が圏外なのでアップロードは遅れる。
少し船が揺れ始めたが、太平洋のうねりが、海峡を通じて伝わって来るのだろう。
写真は、つい先ほど撮ったばかりの、日本海の夕日。
明日の早朝は小樽だ。

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関越道でSA泊

2011-07-18 | 旅行記
予定通りに、午後出発して関越道に乗った。
今日は高速道路上で寝るだけだ。
連休最終日の大渋滞を横目に眺めながらスイスイと快適走行。

関越トンネルに入ろうとしたら、突然入り口の信号が赤色になり、
「トンネル内で事故があり、進入できません」という放送があった。
最悪事態に備えて、急遽約50メートルほどバックしてパーキングエリアに入り、開通を待った。

開通を待つ車列。


幸い20分ほどで、通行止めは解除。
トンネルを抜けると、まもなく越後川口SAに到着。
駐車場のすぐ横を信濃川が流れていて、夕焼けがきれいだった。
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出発

2011-07-17 | その他
明後日、新潟から小樽行きのフェリーに乗る。
超大型の台風6号が接近しているが、たぶん、ぎりぎりセーフだろう。
揺れないことを祈っているが、船は乗ったが最後で、船酔いしても逃げ場が無い。
長い時間をひたすら耐え忍ぶか、海に飛び込むかの、二つに一つだ。
欠航しなくても、揺れそうなら陸路に変更するつもりでいる。
普通は波高2mぐらいなら大丈夫だが、台風時は周期の長いうねりがプラスされる。

明日の午後に家を出て、夜は関越道のSAに前泊する。
高速道路の走り放題1000円は終ったが、幸い深夜割引が使える。
この割引は、ICの出入りが何時であっても、真夜中を高速道路内で過ごしさえすれば50%引きになるという、まるで、どこでも寝られるキャンピングカーのためのようなルールである。

今回はどんな旅になるのかな。
このクルマを見かけたら、一声かけて下さいね。

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ルーフに荷物

2011-07-16 | 快適化

早朝、ルーフをざっと水洗いしてから、荷物を載せた。

ラダー近くに見えるコンテナが太陽熱温水器、兼調理器、兼収納庫、兼保温庫。
と言えばいろいろ使えそうだが、夏はお湯無しで暮らせるから、あまり役に立たない。
でも、せっかく作ったので積んでいく。

午前中は汗をかきかき、寝具や衣類の積み込みを済ませた。
駐車場のキャンピングカーは40度の暑さになる。

午後は台所仕事。
ボクは定番の豚の角煮を作って、小分け冷凍をした。
角煮は、ご飯にもパンにも麺にも合うし、酒の肴にもなる。
カミさんは、残り食材を活用して、オカズを作りだめしている。
だから、いつもそうだが、クルマ旅の始めは車内食続きになる。
食料の積み込みは出発当日だ。

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カメラの故障

2011-07-15 | その他
買い物ついでに、途中の神社に立ち寄り、アオバズク(フクロウ類)を撮ってきた。
今は鳥枯れの季節だから、ひさしぶりの野鳥撮影である。


アオバズクを撮影するコツは(他に人が居ない場合の話だが)、とまり木の下に到着すると同時に、急いで撮ることである。
こんな風に目を丸く見開いて、黄色い虹彩を見せてくれるのは、人の出現に警戒した最初の瞬間だけだからだ。
アオバズクは、現れた人が無害な鳥屋だと分かれば、すぐに目を細めて、また眠ってしまう。
ごくたまに、声をかけたり樹を叩いたりして目を開けさせる、不心得なカメラマンを見るが、フクロウには迷惑な安眠妨害である。

とまっている枝も良くなかったので、今年の証拠写真にするつもりで、シャッターを押したら、すぐにカメラが故障。
長居するつもりも無かったのだが、たった3枚撮って引き揚げた。

カメラは、液晶画面に「エラー99」という表示が出た。
この機種では、これが最悪のトラブルらしく、修理に出すしかないという。
長旅を目前にして、愛機はドッグ入りとなった。
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太陽熱温泉卵のレシピ

2011-07-14 | 快適化

快晴なので、太陽熱調理器(?)で温泉卵の最終テスト。

これまでの実験から、ボクの期待混じりの仮説は・・・
①カンカン照りの日中なら、2時間以上で温泉卵になる。
②高温になりにくい箱型装置なので、温泉卵になりやすい。
というもの。

この仮説が正しければ、とても助かる。
というのは、自宅では写真の「温泉卵作り器」で、失敗ばかりしているからだ。


容器に卵を入れて、熱湯を満たし、約14分待てば完成するのだが、成功率が低い。
卵のサイズや卵の温度で、最適な時間が、秒単位で異なるのである。
何度か実験してデータを蓄えてみたが、未だに失敗のほうが多い。
熱湯を使うので、ちょっと遅れれば、たちまち固ゆでになってしまう。

さて、8時半にテスト開始。
黒い金属製の茶筒に卵を入れて、太陽熱調理器に入れた。
1時間後に1個を割ってみると、これは予想通りのホット生卵状態。
これを皿に入れて、調理器の中に戻し、さらに1時間待った。


開始から2時間経ったので、新たに1個を割ってみると、温泉卵になっていた。
手頃な固まり具合だ。


低めの温度でゆっくりと加熱されるので、黄身の凝固が先行し、球形を保っている。
白身はジワ~と流れ落ちるゲル状態。
箸で割るとこんな感じだ。


さらにその30分後(開始から2時間半)
白身はまだゲル状態だが、流動性は無くなって、卵の形が崩れない。


箸で割ると、こんな状態。
これでも黄身は固まりすぎていないから、シットリとしている。


実験で得た結論は、ほぼ仮説どおり
①温泉卵を作る必要時間は、2時間~2時間半
②高温になりにくい装置なので、固ゆでになる心配が少ない。
つまり、今日の天気でこの装置なら、2時間程度で取り出せば、ほぼ失敗無く温泉卵になると思われる。


なお・・・
皿に割り入れたホット生卵は、露出したままなので、茶筒に入れた卵よりも遅れて固まり、最終的には表面が干からびた状態の、半熟目玉焼きになった。
ついでに、茶筒の中にジャガイモを入れてみたら、食べられる状態になった。

キャベツ、モヤシ、ニンジン、ラップで巻いたトウモロコシを黒いプラケースに入れて、それを太陽熱調理器の中に入れ、午後2時以降の傾いた日差しに当ててみた。
キャベツ、モヤシ、トウモロコシは茹で上がったが、ニンジンは温度不足だった。

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曇りのち晴れの温水器

2011-07-13 | 快適化

今日は雲が多いので、太陽熱の温泉卵テストは出来ない。
太陽熱温水器に4リットルの水を入れて、日向に出してみた。
こんな天気で何度の湯になるものか、それを確かめておこう。



午前中は曇りだったが、午後には晴れて猛暑になった。
日の傾いた午後4時に、ペットボトルの温度は57度。
素手では持ち続けられないほど熱いが、期待よりは低めだ。

小さな温水器いっぱいに、4リットルもの水が入っているから、荷が重いのだ。
この写真を見ると、いかにもそう思える。
満タンにせず、必要な量だけ沸かせば、もっと高温になるだろう。

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車載太陽熱温水器で温泉卵

2011-07-12 | 快適化
完成した太陽熱温水器。
ルーフに取り付けて、温水器としてだけでなく、太陽熱調理器・保温箱・収納庫として使うつもりである。


湯が沸くのは間違いないが、何度になるかは、実験しないと分からない。
湯沸しテストよりも温泉卵作りが面白いので、今日は卵を入れ、箱内の温度変化を調べることにした。

黒く塗った卵パックに、生卵4個を入れた。
温度計を卵パックに突き通し、パック内の温度が見えるようにして、フタを閉じた。
車載と同じ条件にするために、温水器は水平に置く。

快晴の10時半に実験開始・・・


なんと、たった4分後に温度計が69度まで上がった。
温泉卵を作るには、66度~69度を維持すれば良いのだが、これで温泉卵が作れる温度まで上がることが確認できた。
温泉卵にするための必要時間を知りたいので、ちゃんと時間を記録しよう。

4分後  69度
7分後  79度

たちまち必要温度をオーバー。
このまま長時間おけば、ただのゆで卵になるだろう。
時間経過を見ながら、1個ずつ取り出して割ってみれば、温泉卵の必要時間が分かる。
と思った矢先に、日光が陰った。
雲ったまま2分経過すると、温度は11度も急降下して、68度になった。

再び日光が差すと、その3分後には温度が急上昇して、今度は84度!
卵パックは高熱に負けて、小さく縮んだ。

ペットボトルは熱に強いが、卵パックは弱くて使えない。

ここで、急に上空が雲に覆われてしまった。
またも温度が下がり、時間を記録する意味も無くなってしまった。
せっかく始めた実験なのに、わずか15分ほどで中止。
快晴の日に、データを取り直すことにして、そのまま温水器を放置した。

それから2時間後。
デッキに出てみると、いつのまにか晴れている。
温度計の目盛りを見ると77度。
アツアツの卵を取り出して、割ってみると、温泉卵の寸前状態。
日は傾き始めているが、あと1時間も待てば温泉卵になるだろう。


そして予想通り。
1時間後に取り出した卵は、ボク好みの固さの温泉卵になっていた。


さらに夕方まで放置した最後の1個は、ゆで卵になった。
固ゆでではないので、黄身がシットリとした食感で、美味しかった。


初回の実験では、「温泉卵作りの標準時間」を決めることが出来なかったが、実際に温泉卵と茹で卵が作れたから、まずは上出来としよう。
この太陽熱調理器は、最高温度帯が温泉卵向きなので、失敗が少ないような気がする。
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