kenharuの日記

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バードウォッチィング

2011-09-20 | 旅行記
新十津川公園の朝。
紅葉した樹木。

久し振りに晴れたので、今朝は冷え込んだ。
車外温度計は7℃。
FF暖房をつけた。

朝食後、カミさんは全部の窓を開け放って、車内の大掃除。
ボクは、釣り具の塩分を洗い落とし、日向で乾燥させた。


近くの袋地沼にオオヒシクイを見に行った。
オオヒシクイはガンの仲間で、国の天然記念物だ。

沼に居たのは150羽ほど。
ここはねぐらだから、夕方にはもっと数が増えるのだろう。
沼の水面は大半が水草に覆われ、オオヒシクイはそれを食べていた。
時々飛ぶ姿を、撮って遊んだ。


沼の岸辺に1羽のノビタキがいた。
ちょっと遠すぎたが、デジスコを持ち出して撮影。

夏が終わり、野鳥の渡りが始まっている。
ボクがフェリーに乗る頃には、この小鳥も本州に渡るのかもしれない。

鳥見が終わると、歌志内の温泉「チロルの湯」へ行った。
カミさんは風呂場へ直行したが、ボクは休憩室にパソコンを持ち込んで、野鳥写真の整理と、このブログ書きをはじめた。
カミさんは長湯だが、ボクは「カラスの行水」だ。
やせっぽのボクは、シャブシャブ肉みたいなもので、すぐに煮えてしまう。
これに比べれば、カミさんは肉の角煮かな。

風呂を出ると、今夜のP泊場所である道の駅「ハウスヤルビ奈井江」に移動。
「ハウスヤルビ」って何だろう?
駐車場は国道12号沿いにあり、やかましい。
静かに寝られる場所はないかと、駅裏を探したら、一台も車がとまっていない静かな駐車場があった。

細い道を回りこまねば行けないし、木立に囲まれて見えない位置にあるので、この駐車場に気づく人は少ないだろう。
これで今夜も安眠できる。
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再び新十津川へ

2011-09-19 | 旅行記
道の駅「風Wとままえ」の朝。
車外の気温は9度と寒い。
雨は上がったが空は曇っている。

高台にある駐車場から、下方の漁港を見下ろすと釣り人が見える。
サケ釣りをしているようなので、散歩がてら見物に行った。
群れが入ったわけではなく、ただの探り釣りで、全く釣れていない。
釣り人と30分以上も話し込んだ。
釣り場や仕掛けなどの情報交換で、ヒマ人どうしの長話。

日本海を眺めながら、小平(おびら)町の駅「おびら鰊番屋」に到着。
これは鰊漁で繁栄したころの建物「花田家の番屋」。


留萌市に入ると高麗館で昼食。
ボクはユッケジャンラーメン、カミさんは五目ラーメン。

ユッケジャンラーメンはお奨め出来る。
歯ごたえと味わいのある麺が旨いし、食べ進むうちにスープを全部を飲み干したくなったから、スープも合格だ。
高麗館は市庁舎のそばにある。

留萌市内をぶらついてから、ホテル神居岩で温泉に浸かり、新十津川に向かった。
道の駅「北竜」を過ぎたあたりで自動車事故があった。

幸い怪我人は居なかったようで良かった。

道の駅「雨竜」付近で見た、タンチョウを飾った田んぼ。


夕刻に新十津川ふるさと公園に到着した。
ここは北海道に上陸した頃に、体調を崩して、しばらく滞在した広大な公園である。
あの時もガラ空きだったが、今日も無人状態。
見かけるのは利用客ではなく、公園で作業する人だけ。
クルマの脇に、おとぎ話に出てくるようなキノコが生えていた。

新十津川温泉に、本日2度目の入浴。
明日はやっと晴れそうだ。
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オホーツクから日本海へ

2011-09-18 | 旅行記
道の駅「マリーンアイランド岡島」の朝。
枕もとの温度計は18度で、車外温度計は14度。
風が強いので、車外はとても寒い。
裏地を起毛した冬ズボンをはき、厚手のシャツの上にジャンバーを着て、外仕事をした。

今日は強風と雨の一日になりそうだ。
寒い日は暖かいものが美味しい。
カミさんが圧力鍋で小豆を煮て、お汁粉を作った。
一緒に道の駅に滞在していたお仲間と、お汁粉でお別れ会をした。

悪天候の中を東に向って走り出した。
歌登を通り、音威子府の道の駅に到着すると、留萌のSさんと2年ぶりの再会。
キャンピングカーは互いに目立つので、知り合いに出会いやすい。

おしゃべりが終わると、再び東へ向かい、遠別町に出た。
そこからは日本海沿いに南下。
強風に激しく振られながら、初山別と羽幌を走り抜け、今夜のねぐらである苫前の道の駅「風wとままえ」に到着した。
駐車場に入ると、またも友達のキャンピングカーを発見。

道の駅「風wとままえ」は、「ふうわっと・とままえ」と読む。
風の強い海岸の高台にあって、まわりには風力発電機がズラリと並んでいるから、こんな命名になったのだろう。
今夜は強風に揺られながら寝ることになる。
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カモメの災難

2011-09-18 | 旅行記
北海道のサケマス釣りでは、ルアーに餌をぶら下げる。
餌は塩でしめたサンマやカツオ、それに食紅で染めた通称「赤イカ」などだ。
何度も竿を振っていると、時々、針から外れた餌が海面に落ちる。
この餌落ちを狙って、何羽ものオオセグロカモメが海面上空を旋回している。

投げたルアーが、空中のカモメを引っ掛けることがある。
オオセグロカモメは体長64センチ、翼開長は137センチもあるから、暴れる身体を押さえ込んで釣り針を外すのは容易ではない。
オオセグロカモメは目つきが凶悪だから、釣り人の側も恐怖を感じる。
撲殺されたと思われる、オオセグロカモメの死骸を見たことがある。
釣り人は、サケをおとなしくさせるための棍棒を持参しているから、これで叩かれたのだろう。

去年のことだが、横に居た釣り人がカモメを釣りあげたので、「殺さないでよ!」と声をかけた。
釣り人は、大暴れするカモメにタオルを被せておとなしくさせ、上手に針を外した。
無事に飛び去るカモメの姿に、ほっとしたものである
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枝幸

2011-09-17 | 旅行記
枝幸(えさし)町の道の駅「マリーンアイランド岡島」の朝。
雨が降ったり止んだり、天気予報どおりに不安定な天候だ。
時々日が差して、虹がかかったりした。


駅の照明灯や自動販売機に、ヤママユガ(orクスサン)が沢山集まっている。


去年は北竜の駅で、クスサンの異常大発生に遭遇し、閉口したことを思い出した。
駐車場に散らばる無数の蛾は気色悪い眺めだが、じきにカラスたちが胴体部分だけを食べてしまう。
ぶっとくて、ぶよぶよした胴体を、よくもまあ食べるものだ。
カラスには生まれ変わりたくない。
昼頃になると蛾は羽だけになってしまい、駐車場は落ち葉を散らしたような、一見風情ある眺めに変わる。

道の駅の裏手は砂浜になっている。
雨の晴れ間に散歩すると、昨夜の嵐で、渚に昆布が打ち上げられていた。
見ると肉厚な昆布が多い。


ちゃんと調べたわけではないが、昆布を拾うのは違法らしい。
これを拾う権利は昆布漁師にだけにあるという。
昆布は誰かが植えたのではなく、自然に生えたものだ。
大昔から、沿岸の住民は昆布を拾って食べてきただろうに、理不尽な法である。

良さそうな昆布を見つけては、その肉厚な部分だけをハサミで切って集めた。
道の駅の裏にある無料キャンプ場に移動して、昆布を圧力鍋で煮て柔らかくし、生姜を入れてミリン醤油で煮詰め、佃煮を作った。


昼食は、ホテルニュー幸林の隣にある「えさし丸」で、カニの掻き揚げ天ぷら入りのウドンとソバ。
ここに来ると毎年必ず食べるメニューだが、今回もまた美味しかった。


午後は、カミさんに「釣りはおしまいにしたのに、見てどうするの?」と言われながら、周辺の釣り場を見物して回った。
見ると釣りたくなるが、我慢我慢・・・

P泊は再び道の駅「マリーンアイランド岡島」。
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枝幸へ

2011-09-16 | 旅行記
道の駅「おこっぺ」の朝。
「おこっぺ」は、漢字で「興部」と書く。
北海道はアイヌ名への当て字が多いので、難読地名だらけだ。

今日と明日は雨の予報だ。
僅かな晴れ間を利用して周辺を散歩し、道の駅の営業が始まると名物のソフトクリームを食べた。
ここは牛乳の産地で、ソフトクリームが美味しい。
車内で小説本を読んだり、ホテル日の出岬のレストランでランチを食べたり、入浴して過ごした。

入浴後に雨が上がったので、枝幸(えさし)町の道の駅「マリーンアイランド岡島」に向かってオホーツクを北上した。
ところが、途中の雄武(おうむ)付近から予想外の豪雨になり、盛大な水しぶきを上げての夜間走行になった。

今日の話題は食べ物くらいしかない。
日の出岬ホテルのレストランで出た、サクラマスのルイベ。


お仲間に頂戴した、食用ホオズキ。

甘酸っぱくて面白い味の果物である。

これは車内の夕飯で、主役はイクラ丼。

今晩の主役はイクラだったが、明日からの主役はサケの切り身。
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オホーツクを北上

2011-09-15 | 旅行記
小清水の道の駅「葉菜野花」の朝。
早朝にサケの釣り場に行った。
朝飯前まで釣りをして、クルマに戻った。
釣果はオス一本。

これで今年のサケ釣りはお終いだ。
サケマス合計では、今年も去年と同じ10本を釣った。
10本上げれば、そろそろやめようという気になる。

魚の処理を終えると、オホーツク沿いに北上を開始。
能取湖畔で昼食していると、車窓からヒシクイの群れが見えた。

手前の赤い草はサンゴ草。

能取湖から、興部の先にある、日の出岬の温泉まで140キロを走った。
道沿いの畑は収穫期を迎えていて、北海道ならではの、機械を使った収穫風景が見られた。
これはジャガイモの収穫。

トラクターは無人で進み、人は後部で何やら作業をしている。ドーナツ状の丸い部分は、ゆっくりと回転している。

大型機械を使った、蕎麦やトウモロコシの収穫作業も見た。
これは収穫が終わったタマネギの風景。
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釣り場の混雑

2011-09-14 | 旅行記
女満別の道の駅「メルヘンの丘」の朝。
昨日は釣りと魚の処理で疲れたので、今日は休養日にした。

朝食を終えてから、仲間の1人がサケ釣りをしている海岸へ陣中見舞いに出かけた。
この釣り場はオホーツク沿いでも、特に魚影が濃いことで知られている。
平日でも、早朝の釣り場はこの写真のような状態になる。

奥にある突堤上の先端は好ポイントなので、日中になっても釣り人の肩と肩が触れ合う混雑が続く。
誰かが「ダークダックス状態」と表現したが、実際、斜めにしか立てないことが多い場所だ。
手前の砂浜も、入れる隙間が僅かしか残っていない。

さて、今日の9時ごろの砂浜はこの状態だった。

初めてこれを見た人は「もう入れない」と思うだろうが、人と人の間にまだ1人ずつ入れる。
モノを置くなどの方法で、物理的にテリトリーを主張することが出来ないので、場所の確保が難しいのだ。
立ち位置の後にリュックやタモなどを置けば、振りかぶった竿の釣り針に引っかかってしまうし、釣れたサケのランディングの邪魔にもなる。

サケを釣り上げた人は、波打ち際から後ずさりしながら、獲物を陸上に引き上げて、針をはずして後方に片付ける。
そして再び元の位置に戻ろうとすれば、自分の居た場所は、新たな人が入り込んだり、左右から詰められてしまっている。
「ごめんなさい」と言いながら、元の場所に無理やり入るしかない。

海面上は一面にウキだらけなのに、釣り糸どうしのオマツリ(絡み合い)が少ないのは不思議なほどである。
遠投出来ない人は、他人のウキに眼を配りながら、左右の人の糸に交錯しない位置にルアーを投げ込まねばならない。
投げ込むスペースが見つからなくて、暫く待たねばならないこともしばしばである。
みんなが自分の正面に正確に投げ、同じ早さでリールを巻けば、仕掛け同士が絡む事故はおきにくい。ウキの戻るコースが、風や潮の流れで蛇行したとしても、全部が揃って同じように蛇行するから、オマツリにならない。

仲間の陣中見舞いを終えてから、能取湖のサンゴ草群落を見物に行った。
車窓に赤いサンゴ草を入れて、車内で昼食。

久し振りの観光である。

明朝は短時間だけ、最後のサケ釣り(?)をしてみる。
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イクラをゲット

2011-09-13 | 旅行記
小清水の道の駅「葉菜野花」の早朝。
早起きするつもりではなかったのに、夜明け前に目覚めた。
トイレに起きると、バンクベッドから「アタシも目が覚めちゃった」という声。
「じゃあ、このまま釣り場に行こうか」
孫姫のためにイクラが欲しい。
夜明け前後は一番釣れる時間である。

ウキがやっと見え始める頃に、ルアーを投げ始めた。
昨日の失敗の原因は分からないが、念のため、ルアーとタコベイトを取り替えた。
また、早合わせの失敗を繰り返さないために、今日は「向こう合わせ」で釣ることにした。

一回目のアタリは、ヘラブナ釣りのクセが出て、つい反射的に合わせてしまい、バラしてしまった。
あらためて「アタリが有っても合わせちゃならん!」と自分に言い聞かせる。
サケのアタリは、最初にウキを押さえ込むような感じでチョンチョンと来てから、その次にググーという強い引き込みが来ることが多い。
「ググー」と来てから、竿を上げれば良い。
チョンチョンだけで終わるようなら、すぐに巻くのを止めてみるか、ルアーに動きを与えてみれば、ググーと来ることがある。
しっかり針掛かりさせたい人は、ちょっとしゃくっても構わないが、先端の鋭い針ならば、基本的に向こう合わせで十分だと思う。

1本目にメスが上がった。
2本目がオス。
3本目が中性的で雌雄不明なのが釣れた。
これで十分だな、これ以上釣ったら後処理に困るだけだなと、2時間ほどでお仕舞いにした。
昨日は釣り人の中で劣等生だったが、今日は優等生だ。

3本のサケは重いので、クルマまで運ぶのは疲れる。
ロープをつけて、砂浜を引きずって運んだ。
砂まみれのサケは真っ黒け。
途中の砂利道も引きずって、最後のアスファルト道も、構わずに引きずった。
見ている人はあきれていたが、ほどほどにウロコが取れて、後の手間が省けた。


クーラーボックスが無いから、すぐにキャンプ場に運んで解体作業。
雌雄不明のサケもメスだった。

お~い孫姫、イクラをたっぷり送るぞ~♪

写真は今日の晩酌の肴。

上がイクラの醤油漬け。
左が白子、軽く茹でて三杯酢で食べるとチーズのような食感だ。
右は別海町の牛乳で作った、牛乳豆腐。
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サケ釣り

2011-09-12 | 旅行記
道の駅「しゃり」の朝。
今日はたくさん釣ってやろうと、降りしきる雨の中を釣り場に向った。
一番良いポイント・・・狭い突堤の先端部は、釣り人どうしの肩が触れ合うほどに密集している。
頻繁に「お祭り」をしているようだが、やはり一番釣果が上がる場所のようだ。

ボクは砂浜から、海に向けてルアーを投げた。
朝のうちは、横に並んだひとたちが、パラパラと釣り上げていたから、そのうちボクにも来るだろうと思っていたのだが、結局、希望的観測に終わった。
午前11時に、成果が無いままの撤退。
過半数の釣り人が獲物にありついたというのに、なぜかボクは、バラシが3回あっただけの完敗だった。
自信喪失。

ルアーを何度か変えてみたものの、効果無し
周りを見ていると、どんなルアーでも釣れている。
餌がカツオでもサンマでも釣れている。
全くの初心者でも釣れている。
ボクはどうして釣れないのだろう?

不運が続いただけなのか、何か原因があるのか・・・考えても分からない。
明日はどうだろうか?
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