今朝も晴天、絶好の紅葉見物日和になった。
これが七滝で、袋田の滝を小幅にしたようなもの。
写真よりも、もっと離れた位置に立ち、よく見ると滝が何段にもなっている。それで七滝。
駅の売店でブドウなどを買ってから、十和田湖へ向かった。
標高が上がるにつれ、紅葉がきれいになる。
途中、紫明亭展望台からの十和田湖は、今まで見た十和田湖の中で最高だった。
晴天で無風。紅葉は真っ盛り。湖面の青色が美しい。
展望台の手すりにもたれて、写真の風景を眺めていると、背中に当たる陽光がポカポカと暖かく、日向ぼっこにもなる。
眼と背中とで、長いこと良い気分を楽しんだ。
湖畔の食堂で昼食を済ませると、50数キロ先にある秘湯、八甲田温泉(ラムネ風呂)に向かった。
八甲田山を見上げながら、曲がりくねった坂を延々と上る。
「やれやれ、やっと到着」と思ったら、眼に飛び込んだ一軒宿がこれ。
玄関や窓には板が打ち付けてあり・・・閉館中。
温泉前の広場を見ると、鎮魂の碑がある。
八甲田を彷徨している気分になった。
碑の前でしばし落ち込んでから、無理に元気を出し、さっき上ってきたばかりの坂道を、こんどは下る。
10数キロ先の秘湯、谷地温泉に到着。
ここは開湯400年の名湯だそうで、浴室の雰囲気は如何にもそれらしいし、泉質も素晴らしい。
日本三秘湯のひとつだと言うが、どことどこが三秘湯なのかは知らない。
名湯で疲れを癒し、暗い山道をひとっ走りして、道の駅「奥入瀬」に到着した。
ここが今夜のねぐらだ。