kenharuの日記

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クルマ旅の釣り

2011-10-10 | 旅行記


北海道のサケマス釣り成果は、去年も今年も10本だった。
来年もたぶん、同じような数になると思う。
キャンピングカー生活者には、沢山釣るわけにはいかない事情があるからだ。

北海道の釣人は、氷入りの大型クーラーボックスを持参している。
釣った魚はボックスに冷蔵して、自宅でさばいて冷凍庫に保存する。
これを繰り返して、冬の保存食を溜め込んでいる。
昔の山漬け(塩漬け)漬けという習慣が、今は冷凍保存に変わったのだ。

キャンピングカー生活者は、大型クーラーボックスを持っていないから、冷蔵が出来ない。
車内の小形冷蔵庫は、サケの半身程度で一杯になる。
だから、鮮度の落ちないうちに調理可能なぶんか、当日中に宅配便で送れるぶんしか、釣ることが出来ない。
しかも、魚はキャンピングカー内でさばけないから、釣った直後に急いでキャンプ場に移動しなければならない。
さらに、内地に発送するには、冷凍倉庫のある宅配便営業所まで走ることになる。
サケマスは、専用のポリ袋とダンボール箱に入れて冷凍便で送るが、5~6本も送れば、たちまち1万円札が消える。

釣りは楽しいからと、どんどん釣れば、魚の処置に困るのである。
大きな魚から針を外すには、棍棒で叩いておとなしくさせるしかないから、リリースすることも出来ない。
魚卵だけを抜き取って、あとの全部を海岸に捨てる人が居るらしいが、そんな不心得者にはなりたくない。
こんな事情で、たぶん来年も10本以内の釣果になるだろうと思っている。
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ウッドデッキ作りのお手伝い

2011-10-09 | DIY

休日の今日は、ウッドデッキ作りのお手伝い。
ボクの経験とノウハウを提供してきた。
ノウハウというのは、ちょっと変わった「逆転の発想」である。

普通であれば、まず束石(つかいし)を据え、束柱を立てて大引きを置き、その上に根太(ねだ)を組んで、床材を貼る。
しかし家庭用のウッドデッキは、大引きを省いて、束柱に根太組み(2×4材)を載せるだけで十分である。

ただこの場合、下から順に積み上げる方法だと、最初に束柱を立てる位置は、図面検討で正確に割り出す必要があるし、現場にクイ打ちをして位置決めもしなければならない。
素人大工にはこれが難しい。

しかし、ボクのやり方は、地ベタでデッキの根太組みを完成させてから、それを持ち上げて、下に束柱をぶら下げるというやり方だ。
普通とは逆に、上を作ってから下を作るのだが、この手順だと、デッキの設置位置が思い通りになる。
ちっぽけなDIYデッキだから可能な、逆転工法である。

今日は、この逆転工法で、まず根太組みを作った。
出来た根太組みを、望みの高さまで持ち上げて、水平にして、仮柱で支えた。
次に、束柱を当ててみながら、最適な場所にコンクリを入れて束石を据えた。
それがこの状態。


コンクリが固まったら、束石に柱を立て、これを根太にネジ留めすれば、もうビクともしない。
仮柱を取り外して、根太の上に床材(2×6材)を貼れば完成となる。
明日もまた、お手伝いだ。

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ゴミ箱ミラー

2011-10-08 | 快適化
旅行中に気づいた不便を書き留めておき、帰宅したら改善して、それを次の旅で評価する・・・というのが、ボクの「快適化」取り組みである。
5年間これを繰り返しては、車上生活の快適化を進めている。
続けているうちに、快適化ネタが出なくなってきた。
不便が少なくなったからだが、一方でボクの問題意識も薄れているような気がしている。

今日はラダーのゴミ箱をちょいと改善。


フタの裏面にミラーを貼り付けたので、フタを開ければゴミが見える。
ゴミ箱を地面に下ろさなくても、ゴミの有無が分かるという仕掛け。
些細だけど、典型的な「快適化」だ。
これでゴミの出し忘れ無し。
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照明のLED化・その2

2011-10-07 | 快適化
良く考えないで買ったテープ LED。
黄色っぽい光が嫌われて2本残った。
勿体無いので、1本をシンク上の蛍光灯に組み込むことにした。

昨日の作業と同様に、蛍光管を外し、スイッチ以外の部品を取り除いて、テープLEDを入れた。

暗くなっただけでなく、随分と黄色っぽくなったが、しばらく我慢して使ってみよう。

この作業で、蛍光灯内に組み込んでいた常夜灯が切れてしまった。
常夜灯に使っているのは、ホビー用の安物LED1個である。
夜中にトイレに起きたときに、室内が明るすぎたり、光源が眩しかったりすると、目が覚めてしまうから、常夜灯は穏やかな色で、暗過ぎるぐらいが丁度良い。
このLEDは4~5年前に取り付けたものである。

下手くそなハンダ付けだ。

ダメになったのは、LEDか定電流ダイオードか、分からない。
新たに作り直そうと、当時の使い残しを探し出した。


LEDは1個。定電流ダイオードは単価が安すぎて、バラ売りしてもらえなかったから、5個も残っている。
駄ものの電子部品は安い。秋葉原で「抵抗を1個ください」と言ったら、「伝票代も出ないから」とただでくれた店があった。

最初はLEDに制限抵抗を繋いでいたのだが、安全率をみたのに何度もLEDが切れた。
抵抗を定電流ダイオードに替えてからは切れなくなった。
このLEDは2.5ボルト/20ミリアンペアだが、ダイオードは15ミリアンペアしか通さない。

同じものを作って照明灯に組み込み、常夜灯が復活。
これはサブの自然放電程度の消費電力なので、24時間点灯させたままである。
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照明のLED化

2011-10-06 | 快適化
テープLEDを買ったのを契機に、ボクも遅ればせながら車内照明のLED化に取り組むことにした。

明るい照明が好みなので、室内天井のメイン照明は(8W蛍光管2本)+(2.88WのLED)=18.88Wである。このLEDは蛍光管の暗さを補うために、蛍光灯機器に追加して組み込んだものだ。
夜間はこれを点けっぱなしにして、別にLEDのダウンライト1W×2個を点けることが多いので、合計で20W以上を使っている。
もっと明るくしたい時は、さらに窓際の蛍光灯を点ける。

車内照明をLED化すると省エネになるが、皆さんの実態を見ると、今までの明るさを維持した省エネばかりではないようだ。
LEDは点光源だから眩しいけれど、必ずしも明るくはない。
LED光は指向性があるので、室内全体は暗くなりがちだ。
LEDで8Wの蛍光管と同等な明るさを得ようとしたら、ワット数は半分ぐらいだと思うが、LED化することで、蛍光管よりも暗い生活を選んでいる人が多い。
これもまた、LED化による省エネ効果ではあるが・・・

室内のメイン照明は後回しにして、まずは窓際灯から。
この器具には蛍光管2本と、テープLEDを入れてあるが、LEDだけを残すことにした。

2本の蛍光管を外し、突起物を全部切り取って、フラットな板を貼り付ける。
スイッチ以外の部品を全部廃棄し、スイッチを直接テープLEDに繋げばお仕舞い。
蛍光管がなくなったぶんだけ暗くなったが、補助灯だから構わない。

作業でテープLEDが1ユニット余った。
これは、使いみちがいろいろあるので、コードをハンダ付けして保管。


次はバンクベッドの蛍光灯(8W1本)を、買ったばかりのLED2.88Wで置き換えた。
蛍光管を抜き、スイッチだけを残して全部品を廃棄し、テープLED1本を入れて完成。

今回買った電球色LEDは光が黄色過ぎ、「モノがセピア色に見えて貧乏臭い」と、カミさんがメイン照明への採用を却下。
バンクはカミさんの寝床だが、枕元灯なのでオーケーが出た。
バンクに取り付けて完了。


ダイネットのメイン照明をどうするかは未定のままだ。
今度は白色にしようかな・・・
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テープLED

2011-10-05 | 快適化
ダイネットの照明は「蛍光灯+LED」の組み合わせだ。
車窓から日暮れの風景や夜景を眺めながら、チビチビやるときは、天井の弱いLEDライトだけにしている。
ダウンライトなので、窓ガラスに写りこまないし、光源が車外から見えない位置にあるので、虫を誘うことが少ないのは好都合なのだが、少し暗すぎる。

もうちょっと明るくしようと探したが、手ごろなダウンライトが見つからないので、ついテープLEDを発注してしまった。
それが到着した。
12発並んだ、コード付きが3本。

一本が2.88ワット、電球色。
長さ30センチ、3本連結すれば90センチにもなる。
裏紙を剥がせば貼りつけられる。

いまいち見映えがよろしくない。
このまま露出で貼るか、何かケースに入れ込むか・・・
以前に買ったテープLEDは、3発単位で切り離せたから、いろんな用途に使えたが、これは12発ワンセットで、つぶしが利かない。
しばらく遊んでみよう。
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北の初雪

2011-10-04 | その他
北海道から初雪の便り・・・
自転車旅行をしている青少年が、道の駅の軒下で、寒そうに丸まって寝ている姿を思い出した。
秋だから、もうそんな子は居ないと気がついてほっとして、次に、少しボケたかなと心配になった。

これはアップしたことのある写真だが・・・

自転車旅の青少年たちが、知床のトイレのコンセントで、携帯を充電している様子だ。

早朝に寝不足顔で、トイレの洗面所でコメをとぎ、駐車場の地べたに座り込んで、飯を炊いていた。
そばを通る熟年のオッサンたちは、例外なく、優しそうな表情でこの様子に目をやる。
みんな「いつか来た道」という思いなのだろう。

青少年は発展途上だから許される。
同じことを熟年がやれば、なれの果てに見えるだけだ。
青少年は、こんな経験が肥やしになる。
同じことをやる熟年は、本人がもう肥やしみたいなものだ。

自戒しなくちゃ・・・
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旅鳥の季節

2011-10-03 | 野鳥

片付けが一段落したので、昨日も今日も近所の公園をカミさんと散歩。
旅鳥の季節なので、双眼鏡とカメラをぶら下げて歩く。
バードウォッチングを始めてから、鳥の姿で季節を感じられるようになった。

樹上にお気に入りのエゾビタキを見つけた。

この子は春と秋に2度、日本列島を通過する、典型的な旅鳥だ。
夏はカムチャッカや大陸で繁殖し、冬はフィリピンで過ごす。
スズメほどの小さな身体で、数千キロの旅・・・
ボクたちだって、夏は北海道で過ごし、冬は埼玉で過ごしているぞ(笑)

数人のカメラマンが集まっていたので、尋ねるとキビタキ。
餌撒きをしてあるので、すぐに現れてくれる。

オスは極彩色で美しいのだが、これは地味なメス。
国内の涼しい場所などで繁殖して、今は東南アジアへの旅行中だ。

ジリリ・・・という声がして、見上げるとエナガが居た。
長い尾羽をヒシャクの柄に見立てた名前の「柄長」。

これは目の周りが黒くないので、北海道のシマエナガに良く似ている。
全長は尾羽を含めてもスズメよりもかなり短い、きゃしゃな小鳥だ。

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テーブルクロスを貼り付ける

2011-10-02 | 快適化
今日は汚れたテーブルクロスを更新した。
柄を選ぶのはカミさんで、クロスの取り付け工夫はボクである。

テーブルにクロスを被せるだけだと、いろいろ不便がある。
クロスの端が垂れ下がっていると、身動きの邪魔になるし、ずれ動く。
テーブルを跳ね上げたり、取り外すときには、クロスを片付けねばならない。
そこで、我が家ではクロスをテーブルに貼り付けて、一体物にしている。
狭い車内生活では、機動性が大事なのである。

テーブルの天板はブルーなので、ブルー模様のクロスを選び、テーブルよりも小さめに切って貼った。

テーブル上に置いてあるのは、ダイソーで買った「透明両面粘着ピン」というシロモノで、うたい文句は「何度も貼って剥がせて、汚れたら洗えばまた使える」。

これが貼り付けた部分の様子。

貼り付けた「透明両面粘着ピン」が2枚見えている。
このグッズは弱粘着だから、壁に写真などを貼り付けるのにも便利である。

なお、ダイソーでこれを見つけるのは、苦労するかもしれない。
広い売り場のどこかにぶら下がっているのだが、店員に尋ねても、たいていは知らないからだ。
今年は2回買いに行ったが、店員は探し回っても見つけられず、「ありません」と応えた。
面白いもので、店員は正直に「見つかりません」とか「知りません」とは言わない。
その2回とも、ボクが見つけ出した。
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カモメを釣る

2011-10-01 | その他
北海道のサケマス釣りでは、ルアーに餌をぶら下げる。
餌は塩でしめたサンマやカツオ、それに食紅で染めた通称「赤イカ」などだ。
ルアーを投げ続けると、時々、餌が針からはずれて海面に飛ぶ。
この餌落ちを狙って、何羽ものオオセグロカモメが上空を旋回している。

ごくまれに、投げたルアーが空中のカモメを引っ掛けることがある。
オオセグロカモメは体長64センチ、翼開長は137センチもあるから、バタバタと暴れる鳥を押さえ込んで、釣り針を外すのは容易ではない。


釣られて撲殺されたと思われる、オオセグロカモメの死骸を見たことがある。
釣り人は、サケマスをおとなしくさせるための棍棒を持参しているから、これで殴られたのだろう。
釣られた鳥は大パニックだが、オオセグロカモメは人相が悪いから、釣り人の側も恐怖を感じるのだ。

ボクはバードウォッチャーだが、カモメにはあまり興味が向かない。
ユリカモメ以外のカモメは、みんな憎たらしい顔をしていて、見ても癒されないからだ。
人も鳥も、見かけの可愛い奴はトクをする。
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