kenharuの日記

自由気儘な旅を楽しみませんか。キャブコンならシニアの身体に優しい、疲れない旅が可能。詳細はブックマークからHPへ。

ボウズ続き

2012-09-20 | 旅行記
早朝、港にキャンピングカーを並べて、友人と3人でサケ釣りをした。
クルマ脇での「縁側釣り」である。

最初にボクがヒットしたものの、半分引き寄せたところでバラしてしまった。
次に遠来の友人が同じようにバラした。
サケの初釣りに挑戦中の友人・・・ボクの電気の師匠が、めでたく第1本目を釣り上げた。
ボクはボウズに終わったが、友人の初釣果に立ち会えて良かった。

結局、今朝は3人で1本だけ。
釣り場全体の釣果も思わしくなかったので、昨日大釣りをしている友人の釣り場へ行ってみた。
こちらは呑気な縁側釣りではなくて、テトラポット釣りである。
仕掛けはウキフカセ。
川が流れ込む海なので、ウキがどんどん流され、気を抜けばすぐにオマツリになる。
呑気な縁側釣りとはエライ違いだ。

自分のフカセ仕掛けを持ち出して、いざ釣ろうとしたら、友人が「おいおい、それでは釣れないよ」。
友人流のウキフカセ釣り・・・仕掛けと釣り方を教えられ、手作りの仕掛けと餌を頂戴した。

昼前の2時間、ちょっと危ないテトラポット釣り。
初めての釣り方が興味深く、なかなか面白かった。
ボクは釣れなかったが、今朝ほどサケの初釣りを果たしたばかりの友人が、銀ピカのメス1本を釣り上げた。
初釣りでオスとメスを揃えたのだから、強運の持ち主である。

今日は初釣りの友人に、2-0の敗北だ。
立場上は、是非ともリベンジしなければならないのだが、はたして出来るだろうか・・・出来そうな気がしない。
コメント (8)

縁側釣り

2012-09-19 | 旅行記
昨夜は枝幸港に車中泊。
起き抜けに、クルマの脇でサケ釣りをした。
ボクは、このスタイルの釣りを「縁側釣り」と呼んでいる。

これは、自宅の縁側から竿を出すような手軽な釣り、という意味なのだが、キャンピングカーで北海道に来なければ出来ない、とても気楽な釣りである。
ボクのサケ釣りは早朝だけだが、カレイ釣りの場合などは、一日中楽しめる。
雨の日は、キャンピングカーを岸壁に横付けして、サイドオーニングの下から竿を出すこともある。

なにしろ自宅前の釣りだから、荷物を運ぶ必要も無ければ、忘れ物の心配もない。
車内のカミさんから、「ご飯ですよ~」「お茶にしましょ~」と声がかかる。
窓の外に置いた竿を見張りながら、車内で食事をすることもある。
釣ったばかりの新鮮な魚が、食卓に上ったりもする。
早起きして、遠くから走ってきて、コッペパンやオニギリをほおばっている釣り人に比べれば、なんとも贅沢な「縁側釣り」なのである。

さて、今朝の縁側釣りはボウズに終わった。
釣り人が数十人も並んでいて、見える範囲の釣果が僅かに2本だけだから、自分のボウズも仕方がない。
一緒に並んだ友人も、仲良くボウズ。
竿を仕舞って、7時ごろに道の駅「マリーンアイランド岡島」の海側にあるキャンプ場に入った。
今日は一日中の雨降りだが、ここで、友人2人とのんびり過ごす。


友人の一人は、ボクの「電気の師匠」。
もう一人は、「電気の師匠」に教えを乞うため、昨日320kmも走ってきた、遠来の友人である。
電気不足に悩まされ、何が問題なのかがわからず、従って解決策を立てられないでいる、というキャンパーは多いものだ。
師匠の診断で、問題点と解決方針が決まって、遠来の友人は大満足だった。

夕方になって、別の釣り場に居る友人に会いに行ったら、なんと8本ものサケを釣り上げていた。


時化を避けたサケが、ここに集中したようで、ひとりで27本を釣り上げた人も居たらしい。
ここは、引き続き明日の朝も釣れる可能性はあるが、惜しいことに、縁側釣りが出来る場所ではない。
明朝の釣り場所は、再び枝幸港の縁側にしよう。
コメント

再び枝幸へ

2012-09-18 | 旅行記
旭川21世紀の森の朝。
朝食のパン代わりに、友人に頂戴した「三方六の切れ端」を食べた。

バウムクーヘンの、両端の切りはずし部分で、友人が柳月の工場に並んで、ゲットしてきたものだ。

3連休が終わったので、再び枝幸のサケ釣りに戻る。
連休に釣りをしなかったのは、釣り場が混雑するからだが、休日しか釣りの出来ない現役の人たちに、釣り場を譲るべきだろうと思うからでもある。
枝幸まで200km以上もあるが、一日かけて、休み休み走れば疲れないだろう。
午前9時に出発した。

街路樹のナナカマドの実は、もう赤くなっている。

北海道に来てから、既に3ヶ月が過ぎた。
上陸した頃に、田植え直後だった田んぼは、今や稲刈りの真っ最中である。
このサケ釣りが終わったら、新潟行きフェリーの出る、小樽港へ向かおう。

旭川→士別→足寄→美深と、道草を食いながら走った。
最後には道の駅「ピンネシリ」に立ち寄り、ピンネシリ温泉に浸かった。

この温泉は380円と格安なのに、石鹸やシャンプーが置いてあり、小さな浴室には温泉浴槽、温水浴槽、それにサウナと水風呂がある。コストパフォーマンスがよろしい。

風呂上りに枝幸までの40キロを走って、今夜のねぐらである枝幸港に到着した。
明日からは、釣りバカ日誌みたいになりそうだ。
コメント (4)

熊出没注意

2012-09-17 | 旅行記
旭川21世紀の森の「ふれあい広場」で朝を迎えた。
今日は穏やかな曇り空。

ほかに居た2台のクルマは昼前に帰ってしまい、ふれあい広場はボクのクルマが1台だけになった。

遠くの白いのが、ボクのキャンピングカー。

管理人さんが「熊の出没が頻繁なので、この広場は数日前まで閉鎖していました」と言う。「では、なぜ開いたのですか」と尋ねたら、「せっかくの連休なので」と答えた。
危ないのか、危なくないのか、どうも良く分からない。

散歩がてらに野鳥を探そうと、広場を出て車道を歩いた。
たまたま管理人さんが車で通りかかり、「この道路はクマが通るので、何か音を出して歩いたほうが無難です。それと、クマに会っても驚いてはいけません」と言って走り去った。

今は鳥の少ない時期だが、ハシブトガラ、カケス、キバシリ、ゴジュウカラ、ノスリ、オオルリが出て、そこそこに楽しめた。
玉虫色が美しい、マイマイカブリを見つけた。


再び管理人さんの車が現れて、「これを持って歩いてください」と熊鈴を渡された。


道路脇には、熊出没注意のノボリが立っている。

良く見ると真新しいノボリである。

ふれあい広場は広大なのに、その周囲を延々と、熊よけの有刺鉄線で囲ってある。

この鉄線も新しい。

どうやら、クマさんは頻繁に出るようだ。
たった1台では心細いと思っていたら、夕方になって、友人のキャンピングカーが合流してくれた。

写真は今日の昼ご飯。
ホタテのヅケと、イクラを載せたドンブリ。

ホタテもイクラもオホーツクものである。
コメント (3)

旭川良いとこ

2012-09-16 | 旅行記
道の駅「あさひかわ」で、寝苦しかった熱帯夜が明けた。
小雨が降っていて、ようやく今朝は涼しくなった。
ベッドに横たわったまま、跳ね上げ窓に落ちてくる雨粒を見ていると、ほっとする。

昨夜は暑かった。
ボクのリヤベッドには、身体の横に大窓があり、頭上と足先にも小窓がある。
その全部を開放して網戸にし、身体には何も掛けないで、パジャマだけで転がって寝たのだが、夜中に汗びっしょりになって着替えた。
これが北海道の9月15日だとは、とても信じられない。

道の駅の駐車場には、いくつかのテントが張られていて、小規模なイベントをやっている。
これは旭川鉄工青年会のブース。

鉄工所のお兄さんたちが、いかにもお堅い商売らしく、「鉄心」と大書したお揃いのシャツを着て、お客に溶接や切断の体験をさせている。

こちらは旭川塗装工業協同組合のブース。
「何の塗装ですか」と尋ねたら、「建築塗装業です」と言うから、これもまた男くさい業種である。

その男くさいブースの出し物が、「ドラえもん人形の塗装体験」というから面白い。

お客は子供たちが多かったが、ボクらも孫のお土産にしようと、参加を申し込んだ。


ドラえもん人形、パレット、手袋、ティッシュを無料で貰い、絵の具や筆が用意されたテーブルで色を塗った。
完成したkenharu夫婦の作品。

水玉模様がボクの作品だが、誰かに「素敵だから写真撮らせて」と言われて、鼻高々。

その後、旭川トヨタでエンジンオイルの交換をした。
随分とサービスが良かった。
作業終了を待つ間に、コーヒーサービスがあり、土産に菓子のサブレと濡れティッシュとファイルホルダーを貰った。

埼玉トヨタより、旭川トヨタのほうが素晴らしい(笑)。

今夜のねぐらは、旭川21世紀の森キャンプ場にあるオートサイト。

きれいな芝生に囲まれた、あずまや付きの駐車スペースが無料で使えるが、ボクらは車内しか使わないので、大駐車場にとめた。

入浴は21世紀の森にある温泉「森の湯」。


ちゃんと男湯と女湯があって、これもなぜか無料。
旭川は良いところである。
コメント (4)

名寄から旭川へ

2012-09-15 | 旅行記
道の駅「もち米の里なよろ」の朝。


天気予報は曇りなのに、今日も晴天になった。
しかも、朝から暑い。
9月の中旬だというのに、今日は30度以上の猛暑になりそうだ。

駅の売店は9時オープン。
もち米がウリの駅ということで、大福餅売り場が広く、18種類もの大福餅が大量に並んでいる。


美味しいのか、大量展示の効果か、どんどん売れている。
普段は健康のために、この種のオヤツは買わないのだが、ついボクらも手を出した。

白アン、シソ、ゴマ、赤エンドウの4種類。
この中では、シソが一番旨かった。

初めて見る、カボチャの甘納豆というのもあった。


道の駅を出て、旭川方面に南下した。
窓を開けても暑く、エアコンをつけて走った。
その道中に見た、鳥の話を二つ紹介。

ひとつ目はカラス。
茶褐色のカラスを見つけた。


目はしっかり黒いが、口の中が赤い。

普通のカラスは、口の中も黒かったような気がする。
後で調べてみよう(笑)。

以前に厚岸で見た白化個体には、白い羽毛が混じっていたが、こいつは全部が茶褐色だった。


二つ目は風見鶏。


屋根のてっぺんに、珍しいほどに巨大な風見鶏を見つけたので、クルマを停めた。
普通の風見鶏は東西南北を差す四方位の上にとまっているものだが、これは屋根に巨大なニワトリが乗っているだけである。

うかつにも、鶏ばかり見ていて気づかなかったが、この建物は丸ごとが鶏舎で、巨大ニワトリは、卵直売の客寄せ看板だったのだ。
暑さのせいかな、ばかばかしい。

旭川では、「暑い暑い」とぼやきながら、コインランドリーと散髪と買い物をした。
P泊は、熱帯夜になりそうな道の駅「あさひかわ」。
コメント (6)

久しぶりの観光

2012-09-14 | 旅行記
昨晩は、キャンピングカー3台を並べて、中央ほろべつ公園にP泊した。
そして今朝は快晴。

友人とお別れすると、ボクらは久し振りの観光旅行へ。

まず仁宇布のトロッコ王国に立ち寄った。

トロッコ王国は、昭和60年に廃線となった、美幸線の仁宇布駅にある。
美幸線というのは、美深と枝幸を結ぶ名称らしいが、日本一の赤字路線となったため、線路は枝幸まで伸びずに、仁宇布どまりに終わったという。

そんな美幸線の一部線路が残され、観光トロッコが運行されている。

普通免許を提示すれば、観光客がトロッコを運転出来る。
自動車と同じ配列の、アクセルとブレーキがついていて、全長5キロメートルの線路を、約45分かけて往復走行する。

ボクの運転で、いざ出発。


駅を出るとすぐに単線になる。


爽やかな風を受けながら快走。


農道と交差する踏み切りがある。
ここは一般車が優先だから、トロッコは一時停止しなければならない。

ところが、ブレーキの効きが恐ろしく悪い。
止まりきれずに、踏み切りを通り過ぎてしまった。

川を見下ろしながら、鉄橋を渡る。


途中で停車して、カミさんを記念撮影した。


5キロ走ったところには、引き返すためのループ線がある。


鉄路を鉄車輪で走るものだから、固い振動が腹に響く。
それが次第に辛くなって、途中からは立ち上がって運転をした。
トロッコに乗る際は、座布団を用意するのが賢明だろう。

トロッコ王国を後にすると、美深へ走って国道40号線に入り、名寄から朱鞠内湖方面に向かった。
眼下に、複雑な形をした朱鞠内湖が見え始めた。


まもなく湖畔に到着。

空にトンボが写っているから、湖はもう秋だ。
ここは紅葉の名所なのだが、それはまだ先である。
青い湖を眺めながら、のんびりと休憩した。

その後、士別市の温泉に入浴してから、名寄の道の駅「もち米の里なよろ」にクルマを入れた。
今夜はこの駅にP泊する。
明日の行き先は、明朝決めることにしよう。
コメント (1)

岡島キャンプ場から歌登へ

2012-09-13 | 旅行記
朝は友人3人とサケ釣り。
友人がオスを1本を釣り上げたが、ボクはボウズに終わった。
晴れて明るかったせいか、今朝は食いの立つ時間が短かった。

釣りを終えると、道の駅「マリーンアイランド岡島」の裏手にあるキャンプ場で過ごした。
友人と一緒にサケをさばいたり、釣具の清掃や整理。
久し振りの晴天なので、寝具干し、車内大掃除、クルマ洗いなどもした。

友人が釣ったサケのお裾分けを貰ったが、自分が釣ったサケマスの在庫も残っている。
サケを釣るのは楽しいのだが、釣った魚を粗末にしてはならないと思うから、後処理に苦労する。
塩をふって水を抜いておいた鮭を、キャンプ場でカラ煎りして、鮭フレークを作った。

こんなカラ煎りを、何度も繰り返した。
あれやこれやと、3時過ぎまでキャンプ場暮らし。

夕方、歌登まで走って温泉入浴。
風呂上がりには、今夜のねぐらである、中央ほろべつ公園に入った。
夕食は、サケ子で作った大粒のイクラ丼。
教えられた通りで、「ブナのかかったメス」のイクラは一級品だった。
コメント

初アキアジ

2012-09-12 | 旅行記
サケ(アキアジ)釣り場の朝は霧雨。
クルマの僅か3メートル前が釣り場だ。
サケ釣りは、実質的に今日が初めてである。

4時半過ぎからルアーを投げ始めた。
釣りたいのはメスだけなので、ウキ下を極端に深くした。
ほんとかどうかは疑問だが、メスは下層を泳ぐと聞いている。

5時前に最初のヒット。
サケはマスよりも大きいが、マスみたいに活発なファイトはしない。
ポンピング動作で、順調に魚を引き寄せていると、突然、道糸が切れた。
獲物は口にルアーをつけたまま、泳ぎ去った。
仕掛けを調べると、不慣れな、特殊な結び方をした部分が解けていた。

釣りを続けるには、仕掛けを作り直さねばならない。
食いの良い時間帯は、僅か1時間ぐらいしか無いのに、このトラブルは大きなロスになった。
結局、7時まで釣って、今朝の釣果はブナのかかったメス1本。

サケは遡上が近づくと、体色が銀色から茶色に変わる。
この変色のことを「ブナがかかる」と言う。
ブナがかると、肉の味が落ちることもあって、喜ばれるのはピカピカの銀ジャケである。

そう思いながら、釣った魚を見下ろしていると、地元の人が「これはアンタが釣ったのかい?」と声をかけてきた。
「いいのを釣ったね。これは一番高いアキアジだよ」
オスとは異なり、メスの場合は、ブナのかかったものが高価なのだという。
その理由は、卵の成熟度にあるらしい。

早速、記念写真を撮った。

最初の一本が「ブナのかかったメス」で良かったな♪

朝食のために、道の駅「マリーンアイランド岡島」に入ると、友人のキャンピングカーが2台泊まっていた。
早速「ブナのかかったメス」見せて、ひとしきり自慢をさせてもらった。
自慢の代金は、イクラで支払うことにしよう。
コメント (9)

浜頓別から枝幸へ戻る

2012-09-11 | 旅行記
昨夜はクッチャロ湖畔のキャンプ場に泊まるつもりだったが、発電機を回しっぱなしのキャンパーが居て、その騒音と排気ガス臭に追い出された。
P泊場所は、浜頓別のど真ん中、Aコープ前の公園駐車場。

右の白い建物が公園トイレ。

ここがなかなか良かった。
トイレはウォッシュレットでこそないが、ゆったり広くてピカピカで、キャンプ場よりも上クラスである。
泊まった公園は芝生の手入れが良く、広い水辺公園や運動公園が隣接している。
水辺公園の湿地には木道が整備されていて、森には散歩道がある。

今朝の散歩は、久し振りのバードウォッチングにもなった。
カミさんの後姿。

背中のヒモは双眼鏡のストラップ。

暗がりから現れて、暗がりに消えた小鳥が、かろうじて撮れた。

今年生まれのベニマシコだろうか。

巨大なキノコを見つけた。


これはチッポケなキノコ。


芝生広場のモンキチョウ。


浜頓別でのんびり過ごしてから、国道238を南下して、再び枝幸に戻った。
枝幸新港に入ると、釣り人は沢山並んでいるが、全然釣れていない。
ヒマつぶしでもいいやと、竿をだしてみたら、やっぱりヒマつぶしになった。

入浴はホテルニュー幸林。
明朝もヒマつぶしが出来るようにと、P泊は枝幸新港。
コメント (4)