kenharuの日記

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クッチャロ湖へ

2012-09-10 | 旅行記
道の駅「さるふつ公園」の朝。
空はどんよりとして、時々小雨が舞っている。
海辺の高台から、南の方向を見る。


数日前にサケが釣れていたという、鬼志別川の河口に立ち寄ったが、釣り人の姿はなかった。

突堤の先端まで行って海面を見下ろしても、サケの姿は見えない。

浜猿払の漁港を覗くと、釣り人は居るが、誰も釣れていない。
船の引上げ場の浅瀬には、背中の黒い、餌を食わなくなったサケがうようよと泳いでいた。
枝幸にいる友人に電話をすると、向こうのサケ釣りも駄目だと言う。
今日のオホーツク沿いは、どこの釣り場も不調らしい。

国道238を南下すると、右手にポロ沼。


今夜のP泊場所である、浜頓別のクッチャロ湖に到着。
冬は数千羽のコハクチョウが湖面に浮かぶ。

小さな人影はカミさん。

日没直後のクッチャロ湖。

明日は晴れるかな・・・
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オホーツク沿いに北上

2012-09-09 | 旅行記
道の駅「マリーアイランド岡島」の朝。
砂浜を散歩すると、海はベタ凪。
この海辺には良質のコンブが流れ着くので、煮付け用を拾おうと思ったが、これでは無理。

船外機をつけたゴムボートで上陸してきた釣り人に尋ねると、今朝のサケは「全く釣れなかった」とこぼした。
海が穏やか過ぎると、魚もコンブもダメである。

駐車場でぶらぶらしていると、2台のキャンピングカー仲間が、どこかでゲットしたホタテ貝を持って現れた。
早速、貝をバター醤油焼きにしての、立食パーティー。

そのまま一緒に、枝幸の「えさし丸」に行って昼食にした。
メニューは、毎年必ず食べる「カニのかき揚げソバ」または「カニのかき揚げウドン」。
これは文句なしに旨い。

場所はホテルニュー幸林のお隣である。

食後に友人と別れ、ボクらはオホーツク沿いの国道238を北上した。
浜頓別のクッチャロ湖を過ぎ、最北端の宗谷岬が間近になると、風景は寒々とした原野に変わる。
道路わきには、茶色く枯れたエゾニューがニョキニョキと立っている。


右はオホーツク海で、左は広大な牧草地だ。

無数の牛が草を食んでいる。

これは、6月に走ったオロロンライン・・・宗谷に向かう日本海側の道と、良く似た景観である。
違うのは、6月のエゾニューは、割れかけたキャベツのように巨大で、若々しい芽をみせていたが、今はもう枯れ木になっていることだ。

イタドリの葉は紅葉しかけている。

猿払の道の駅が近づくと、パーキングシェルターが見えてきた。

厳寒期に地吹雪を避けて、車が逃げ込むためのシェルターである。
これと同じものが、オロロンラインにもある。

広大な平原の中にポツンと孤立した、道の駅「さるふつ公園」に到着。

クルマを降りると、小雨混じりの、冷たい強風が吹いている。

公園のシンボルは、風車のある「風雪の塔」。

手前にあるピンクの花はアルメリア。

道の駅併設の「いこいの湯」で身体を温め、風切音を聞きながらの車中泊となった。
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キャブ部の網戸

2012-09-09 | 旅行記
友人の快適化事例を紹介。
見事な出来栄えの、キャブ部用網戸である。

外側から見れば銀色なので、室内が見えにくい。


内側から見れば黒色なので、外が良く見える。
日射をはね返す効果もある。

勝手口用の網戸として売っているものを流用したそうだ。

窓の縦枠とは、バリバリテープで留めている。


上枠はカーテンレール。


そのレールはこんな様子。


下枠もカーテンレール。


こんな構造だから、網戸は引き戸のように開くことが出来る。
取り付け部分がしっかりしているので、網戸状態にしたまま走行しても大丈夫だという、優れもの。

自分のクルマにも取り付けたいが、これは難しい。
アイデアだけではなく、高度な技術と、夫婦の共同作業が必要だから、パクりたくてもパクれない。
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マスからサケへ

2012-09-08 | 旅行記
今年のマスは大不漁だった。
市場ではキロ当たりの単価が、昨年の2倍近くになっているらしい。
ボクは、数本釣れれば上出来だろうと思い、最初のうちに釣った魚を、友人に分けたり、送ったりした。

しかし、最後の土壇場で意外な釣果に恵まれ、釣った数は15本にもなった。
魚は釣り仲間にあげたり、貰ったりしているが、自分が釣った魚の雌雄を見ると、不思議なことに、メスはたったの2本だけしかない。
ボクには、なぜかオスばかりが寄ってくる。
友人たちはメスの方が多い、というのにである。
とうとう昨日は、元気なオス2本を、初めてキャッチ&リリースした。

今日は移動日。

道の駅「にしおこっぺ花夢」を出て、途中の釣り場をチェックしながら
オホーツク沿いを北上し、枝幸まで走った。

どこの釣り場も、既にサケ釣り一色。
明日は日曜日だから、釣り場は混雑するだろう。
ボクは、とりあえず休養日にする。
冷蔵庫は満タンだし、明後日からどうしたものか、ゆっくり考えよう。
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2日目の「おこっぺ」

2012-09-07 | 旅行記
道の駅「おこっぺ」の2日目。
晴天だったので、日中はコンブを干した。
乾きかけたコンブは、シワを伸ばしながら丸く巻いて、再び日光に当てた。
丸いのが、完成した干し昆布巻き。


木陰のテーブルで談笑し、昨日と同様に楽しい昼食。

昼過ぎには、新たに2台のキャンピングカー仲間が合流し、さらに賑やかになった。

マス釣りには、カミさんに「オスは要らない」と言われて出かけた。
今日も魚影が濃くて、面白かった。
オス2本をキャッチ&リリースして、持ち帰ったのはメス2本とオス1本。
マスを丸のままで送るあてが無いので、自分でさばかねばならない。
魚卵は醤油漬けにし、肉は切り身にして、可愛い孫たちに送ることにしよう。

夕方、友人ご夫婦と西興部のキャンプ場まで走って、マスをさばいた。
ガラ空きだろうと思っていたキャンプ場には、大勢の学生たちが居たので、入浴後に道の駅「にしおこっぺ花夢」に移動した。

道の駅周辺は、大型の蛾(ヤママユの仲間)が異常発生したようで、照明灯の周りは蛾がいっぱいだった。
照明から遠い、薄暗い場所を選んで、車中泊をした。
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道の駅「おこっぺ」

2012-09-06 | 旅行記
今日は、興部(おこっぺ)の道の駅と、その周辺で過ごした。

マスの群れが入ったので、朝夕は釣りをした。
ボクは6本を釣り上げたが、冷蔵庫が満タンなので、もらい手を探して、冷凍便で発送した。


今日の6本は、全部がオス。
この夏の釣果は、通算でマス11本となったが、不思議なことにオスだらけ。
メスはたったの1本で、あとの10本は全部がオスだった。

釣りのついでに、流れ着いたコンブを拾った。
駐車場の地べたに並べて日干し。

地べたで干すのが北海道流だ。
肉厚で良質なコンブである。

キャンピングカー仲間の奥様が、今日、喜寿の誕生日を迎えたので、道の駅裏手の公園で、お祝いの昼食会をした。


夏場に北海道でキャンピングカー暮らしをしている、70代のご夫婦は案外多い。
キャンピングカー旅は、ホテルや乗り物の予約に縛られることが少ないし、疲れればいつでも横になれるから、とても身体に優しいのだ。
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マスの大群

2012-09-05 | 旅行記
道の駅「チューリップの湯」を出発し、オホーツク沿いを北上した。
紋別港で釣りを試したが不調。
モダ石油で給油してから、さらに北上し、沙留の海辺で友人と合流。
沙留漁港の釣りも面白くなかった。

明るいうちに海を眺めながら入浴しようと、ホテル日の出岬の温泉に入った。
友人が「風呂場で95歳のお爺さんから、マスが良く釣れる川を教わった」というので、風呂上りにクルマを走らせてみた。

それは、マスが遡上するには浅すぎるような、小川だった。
川沿いに歩いて海辺に向うと、ポリ袋一杯のマスを引きずるように歩いてくるご夫婦に出会った。
「マスの大群が来てますよ」と言う。

砂浜に出てみると、河口付近の海一面に、無数の背びれが見えた。
遅れていたマスたちが、大挙して現われたようだ。
早速釣ってみたいところだが、まもなくウキが見えなくなる。

真っ暗になってから、海に入ってタモ網ですくえば、幾らでも獲れそうなほどに、マスが密集している。
大きなマスを、網ですくうのは面白いものである。
「直径40センチ」×「網の深さ40センチ」以内のタモ網を使うぶんには、違法にはならない。

クルマに戻って胴長を履き、合法のタモ網を持って出直したが、波が高すぎて海に入ることが出来ない。
ごく浅い小川を、何匹ものマスが、水煙を上げながら遡上していく姿を見送っただけだった。

明朝も群れが居るようなら、釣ってみることにしよう。
P泊は道の駅「おこっぺ」。
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ウトロ→斜里→湧別

2012-09-04 | 旅行記
今朝はウトロの幌別川河口で、2時間ほど、マス釣りをした。
前日にかなり釣れたと聞いて出かけたのだが、今朝は低調だった。
遠方の釣り人は分からないが、河口付近に居た8~10人の釣果は、僅かに3本だけ。
ただし、そのうちの2本がボクに来てくれたのだから、運は良かった。


写真の2匹はいずれもオス。
オスにイクラは入っていないが、同じ道の駅にP泊しているKさんから、釣りたての貴重なイクラ(数匹分!)を頂戴した。

朝食後に、ウトロから斜里に移動し、キャンプ場のある「みどり工房」に入って昼食。
食後の昼寝を終えてから、給水と、排水タンク処理。
その後、斜里の「天空の道」を見物。


10数キロも遠方まで見通せ、その先は霞んで天空に消えている。
開拓地である、北海道特有の真っ直ぐな道だ。
「定規で引いたような」という表現があるが、これは文字通り、図面に定規で引かれた線が、そのまま道になったものだ。

美瑛付近にも真っ直ぐな道があるが、これほどのスケールのものは無いだろう。
地図はこちら→「天空の道」

写真の一番奥の、天空を目指してクルマを走らせ、網走を通り抜けて、上湧別までの長距離走行をした。
そして今夜のP泊場所は、お気に入りの道の駅「チューリップの湯」
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マス釣り

2012-09-03 | 旅行記
夜明け前からフンベ河口でマス釣りをした。
フンベの釣り場は、岩礁で囲まれた池のような形をしている。
前回までの釣りでは、群れの確認が出来なかったが、フンベでは「池」の中を回遊するマスの、背びれや、たまに飛び跳ねが見られた。

手作りのウキルアー仕掛けが好調で、まずオスが釣れた。
続けて2本目をヒットしたが、水面上に飛び跳ねた時にバラした。
時々アタリもある。
期待が膨らむ。

しかし、後が良くなかった。
PEラインが絡んで、投げたウキルアーが切れて飛んだ。
さらにトラブルが続き、一番良い時間帯を大きくロス。
手作り仕掛けの予備も無くなってしまった。

仕方なく、不得意な「ウキ無しルアー」に切り替えたら、すぐにまたヒット。
足元まで引き上げて、「おお、女の子だ」と喜んだとたんに、針が外れ、飛び跳ねながら海に逃げた。

粘らずに、早めに切り上げ、川でマスをさばいた。
アラを放置すると、クマを餌付けすることになるので、要注意である。
出刃で細かくしてから、カモメとカラスに食べてもらった。
7時過ぎに、道の駅「うとろシリエトク」に戻って朝食。


その後の日中は、昼寝や散歩で駐車場暮らし。
釣具箱の残り材料をかき集めて、もう一日遊ぶための仕掛けを作ったりした。
明日は釣り場を変えてみようかな。
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清里産業まつり

2012-09-02 | 旅行記
斜里のキャンプ場で朝を迎えた。
今日も晴天、斜里岳が美しい。


朝食後、清里産業祭り会場まで走った。
既に何台かのキャンピングカーが入っていた。
道内各地の祭りは、夏を北海道で過ごすキャンパーの楽しみになっている。

昼食のオカズは、去年美味しかった清里和牛の串焼き。
食後は木陰の芝生にシートを敷き、ゴロ寝したり、模擬店を見物したりして過ごした。

そのうちに、祭りの目玉である山本譲二が登場した。

カミさんたちは、舞台の近くに座り込んで、かぶりつき。
亭主たちは山本譲二を無視して、マス釣りの仕掛け作り。

3時過ぎに会場を後にした。
斜里のグリーン温泉で入浴。
風呂上りには30数キロ走って、ウトロの道の駅へ向かった。
途中でマス釣り場に立ち寄って取材すると、先日よりは魚影が濃くなっているようだ。
明日は友人と3人でマス釣りをしてみよう。
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