墓参と投票

今日はクルマ旅に出かける前の墓参り。
墓石を洗い清め、生花を飾って手を合わせ、「今年もお盆には来られないけど、ごめんね」と最敬礼した。
墓石の中から、「今年も北海道か、いつになったら迎え火を焚いてくれるんだ？」という、親父の声が聞えたような気がした。
墓参りの帰りには、市民会館の投票所に立ち寄って、参議院選挙の期日前投票を済ませた。
墓参と投票・・・今日は出発前の義務を２つ果した。


石＠所沢さんが「北海道に渡る前に温泉に入って行きなさい」と、関東エリアの温泉マップを作成して」くれたので掲載する。
「まっとうな温泉」と「温泉博士８月号」の両方が一括掲載されているので、使い勝手が良い。
→関東近郊温泉マップ

車内温度

連日、猛烈な暑さが続いている。
日向にとめたキャンピングカーが暑くなるので、味噌醤油などの調味料を自宅に避難させた。
出発前だというのに、荷下ろし作業である。

朝からウインドオーニングを出して、網戸状態にしておいたら、キャンピングカーの室内温度はこうなっていた。

猛暑日の一番暑い時間帯にもかかわらず、４０度に届いていない。

庭の木陰にぶら下げた温度計を確認してみると、こちらは３８度。


換気扇を回しているわけでもないのに、外気温との差が、２度以内にとどまっている。
温度計に多少の誤差があるとしても、これは大したものだ。
ボクのコルドバンクスは、天井面の断熱性が高く、開口部が多い。
キャブ部以外に１１ヶ所もの窓があって、うち９ヶ所が網戸になる。
バンコンやバスコンに比べて、直射日光や車外温度の影響を受けにくいのは、キャブコンの長所だと思う。

クルマに「家」を載せるのが仕事のキャンピングカーメーカーは、住宅メーカーと同じように「ビルダー」と呼ばれている。
だからというわけではないが、キャブコンの居住性は本物の住宅に近い。

町内の防災放送

自宅に居ると、２日に一度は「こちらは防災越谷です」という放送が聞こえてくる。
そのほとんどが、尋ね人（徘徊老人）のお知らせだ。
「今朝８時ごろから○○さんが行方不明になっています。年齢は７５歳、中肉中背で、服装は青いジャンパーに・・・（中略）・・・見かけた方は越谷警察署か市役所までお知らせください」というもの。
今日はカンカン照りの猛暑なのに、お婆ちゃんの行方不明が放送されていた。

これが聞こえると、明日はわが身かなと思う。
ボクの場合はどうなるのだろう。
趣味が野鳥撮影とキャンピングカー旅だから、行方不明になったら厄介だ。

「町内のkenharuさんが行方不明になっています。カメラを担いで、迷彩服を着て、どこかのヤブに潜んでいると思われます。見かけた方は・・・・」
見かける人が居るとは思えない。

「町内のkenharuさんが行方不明になっています。キャンピングカーに乗ってどこかへ・・・・」
これは放送してもらえないだろうな。

作り貯め

北海道暮らしに備えた、黒ニンニク作りがようやく終った。
１０月まで毎日食べ続けるための、これが最終ロットである。

ニンニクパワーで、無事に夏を越さなくちゃ。

いつものことだが、豚の角煮も作り貯め。

これもボクの担当だ。
薄切りにして、小分けして冷凍すれば完成である。
角煮は、利用範囲の広い食材として、クルマ旅の常備品だ。
そのまま食べても旨いし、サラダに混ぜたり、サンドイッチやラーメンに使ったり、煮物や汁物に混ぜれば良いダシも出る。

そして、オリジナルな鶏モモ肉の燻製「生ハム風味」。



前回の失敗データを活かし、今度はちゃんと温度管理したので、上手に出来た。
生っぽい風味なので、真空パックにして冷凍する。

好物の備蓄が進めば、旅の楽しみも膨らむ。

越谷市・猛暑の実況中継

昨夜は窓をフルオープンにしても、寝室の温度が３０度までしか下がらず、悶々とした夜を過ごした。
そして今日は、朝から猛烈に暑い。
精度の確かな温度計を、庭の木陰にぶら下げてみた。温度計の下には植物があり、周りに輻射熱を発する物も無い、涼しげな場所である。

まだ１０時半だというのに、早くも３５度。

１時間おきに温度を確認して、ブログに実況中継しよう。


１１時半・・・・３６．５度。

午前中に、人の体温レベルまで上がった。
わが越谷は数年前に４０．４度を記録している。

１２時半・・・・３７度を突破。

このペースなら、４０度超えはなさそうだが、今日は何度まで上がるかな。

ここで昼食。
夏バテ撃退の鰻丼が出てきた。

国産だというから、日本ウナギかな。
「絶滅危惧種に指定されれば食べられなくなるから」とカミさんが買ってきた。
これが食べおさめかもしれない。

食後にインターネットを見ると、「越谷市で１１時２０分に３４．９度を記録」という読売新聞ニュースがあった。
庭の温度計は１１時半に３６．５度だったから、公式の観測地点との差異は＋１．６度ということになる。

午後１時１５分・・・・３７．８度
午後１時３０分・・・・急に雲が出て日が陰り、３７度に下がった。
どうやら１時１５分の３７．８度が、今日の最高気温になりそうだ。

※夕方のニュースによれば、今日の越谷の最高気温は３５．７度だった。

猛暑

梅雨明けはまだだと思っていたのに、早くも猛暑がやってきた。

東京都心の北に位置する、埼玉県の平野部は、特別に暑くなるエリアである。
朝のテレビニュースによれば、今日の熊谷市の予想最高気温は３７度で、わが越谷市が３８度となっていた。
実績値は不明だが、館林市が３７度を超えたというから、３６度前後だったのだろうと思う。
天気予報を見ると、明後日以降も３５度以上が連続している。

去年は６月１３日に北海道に向けて出発したのに、今年はひと月遅らせた。
のどもと過ぎれば暑さを忘れる。
そして、暑さが来れば後悔するばかりだ。

町内の風景

運動のためにと、自宅周辺の住宅街を散歩することが多い。
長く住んでいる町なのに、現役時代は東京に通うだけの毎日だったから、リタイヤして以降に初めて気づく風景が幾つもある。

これは昨日スマホで撮影した、ちょっと気に入っている場所。

踏み切り脇に「居酒屋カンカン」という飲み屋のある風景だ。

しゃれた店名である。
看板のおかげで、いかにも私鉄沿線のベッドタウンらしい、情緒ある風景に見える。
遮断機の上がるのを待ちながら、いつもそう思う。

エゾカンゾウ

庭のキスゲが開花した。


日光に咲けばニッコウキスゲで、北海道に咲けばエゾカンゾウである。


この花が開くと、北海道の原生花園を思い出す。

ボクは、無人の花園で、托卵に来たカッコウとノビタキとの攻防を撮ろうと、夢中でシャッターを押し続けた。


花期の終るころには、ノビタキの巣立ち雛が親に餌をねだる様子を、ほのぼのとした気分で撮影した。


わが家では単に「キスゲ」と呼ぶ花だが、ボクにとっては１００％エゾカンゾウである。

小口のネットショッピング

一昨日はカミさんの化粧品が、今日は真空パック用のポリ袋が、宅配便で届いた。
ネットショッピングは安くて便利だから、最近はカード払いの買い物が増えた。
わが家の場合、僅かな買物でも配送無料になるアマゾンの利用が目立って多い。

アマゾンの配送料サービスはすごい。
「われわれは短期的な利益は重視していない。長期的な成功が目標だ」と言っているらしいから、主導権を確立するまでのダンピング戦略のようだ。

４８０円の小さな商品たった１個が、プラスチック緩衝材に包まれて、大きなダンボールに入れられ、化石燃料の排ガスを撒き散らす宅配車で、玄関先まで届けられる。
便利ではあるけれど、いけないことをしているような気がする。
こんな買い方が社会に蔓延すれば、いつの日か、何かのきっかけで、一気に破綻をきたすのではないかと思えてならない。

輪ゴム

花束に使われていた、初めて見る異型の輪ゴム。
オスマークの♂に似ている。


こういう使い方である。


矢印型部分が重いぶん、原材料費が高そうだ。
リングの両側にある突起は何だか分からないが、使ってみると、指で摘めば位置直しなどに便利なので、そういう目的なのかもしれない。

この異型輪ゴムをいじっていて、子供の頃の「引き伸ばして熱くする遊び」を思い出した。
輪ゴムを目一杯に引き伸ばしてクチビルに当てると、ゴムが熱く感じる。ゴムを元通りに縮めると、今度はとたんに冷たくなる。
というだけの他愛無い遊びだが、この現象は案外知られていないかもしれない。

引っ張って伸びたゴムは細くなるから断熱圧縮されて放熱し、縮めば断熱膨張して吸熱するのだとか・・・？