kenharuの日記

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小豆島から岡山へ

2016-04-10 | 旅行記
道の駅「小豆島オリーブ公園」で3度目の朝を迎えた。
今日は岡山まで走るつもりである。
日生行きのフェリーがある大部港へ向かった。

途中の土庄港付近で、ギネス認定の「世界一狭い海峡」を見物。

川のように見えるが海。
最狭部の幅が僅か9.93メートルの土渕海峡である。

海峡の左右は別の島だという。

右が小豆島、左が前島。

「海峡」の定義には「定期的に船が通ること」という一項があるらしいが、現地の様子を見ると少々疑いたくなる。
もちろん、せっかくの世界一に異を唱える気はない。

世界一と遊んでいたら、大部港へ到着したのは出航の5分前。
あきらめていたのだが、幸いにも乗せてくれた。

ガラ空きのおかげである。

近距離フェリーだから車中に留まっても構わない。
しばらく車内で過ごしたが、車窓の眺めが楽しくない。

何の動きもない。

客室に移動して一番前に座った。


1時間で日生に入港。


上陸すると漁協市場へ行ってみた。

時間が遅いせいか、客はまばら。

フェリーの乗務員が「マルナカ隣の海の駅がいいよ」と言っていたのでそちらに移動。

なるほど、ここは大盛況。
同じ魚でも漁協市場の半値に近い。
ピクピク動く、いきの良い魚をさばいてくれる。

昼食にアナゴ弁当を買った。

ご飯が全部隠れているのに550円だ。

午後は、途中の道の駅に立ち寄りながら、岡山市まで走った。
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花見の宴

2016-04-09 | 旅行記
今日は暖かな一日だった。
日中の大半を小豆島のオリーブ公園でゆったり過ごした。

過去8年間は、毎年どこか旅先で桜の満開を見てきた。
そして必ず、好天の日を選んで、花見の宴席を設けている。
キャンピングカー仲間たちと賑やかに盛り上がることもあれば、夫婦二人だけのこともあった。
飲み会もあればお茶会もあった。

今日は、この花の下にテーブルを出して、友人と和やかにお茶会。

歩きながら花を眺めても良さそうなものだが、やはり座り込んで何かを食べないと「花見をした」という気がしない。
日本人のDNAである。

今日の温泉が良かった。
内湯だけの簡素な施設だが、清掃が行き届いていて清潔なのが気に入った。
入浴料は300円と安いのに、ソープとシャンプーつき。
おまけにラドン温泉である。
福田港の吉田温泉。
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小豆島

2016-04-08 | 旅行記
小豆島には3つの道の駅がある。
そのうちの1つ「小豆島オリーブ公園」で朝を迎えた。
島の見どころは少ないが、二十四の瞳映画村、醤油工場、大阪城残石、寒霞渓を見て回った。

マルキン醤油を見学。
醤油を絞る700tプレス機。


これは巨大な木のテコを使った、昔の醤油絞り機。

他にも、樽を利用した様々な道具が展示されている。

無料見学のお礼にと、醤油サイダーと醤油ソフトを買ったら、これが意外にも美味しい。

特にソフトクリームは独特のコクがある。
「醤油ソフト」と呼ばなければ、もっと売れるかもしれない。

寒霞渓の見ごろは紅葉か新緑の時期だが、寒霞渓に上るロープウェイは、今の時期でも見ごたえがあると聞いた。
乗ってみると、両側の絶壁群が実に見事だった。


ゴンドラは両側を岩壁に挟まれた狭い場所を通る。
ロープの下方を撮った写真を見れば、ゴンドラ通路の面白さが分かってもらえるだろう。


午後は小豆島を反時計回りに一周した。
興味深かったのは大阪城残石記念公園。

左に並んでいるのが、大阪城の石垣になり損ねた石である。
右にあるのは、石引きに使うロープ巻き取り機。

島の北側には今でも多くの石切り場が見られた。


島の見たいところは見てしまったが、今日も小豆島に泊まる。
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宇多津から小豆島へ

2016-04-07 | 旅行記
昨日は超有名店「がもううどん」で朝食。

開店直後なので、まだ行列が出来ていない。

食べたのは冷たい小玉。

残念ながら、前回に続いて今回も旨さはイマイチだった。
うどんの食感は客の混み具合などで変わるから、タイミングが悪かったのかもしれない。

そして今日は「日の出うどん」で昼食。

ここは四国に来ると必ず立ち寄る、お気に入りの製麺所である。
なぜか去年の食感は悪かったが、今回はいつものように美味しかった。

午後は高松港から小豆島に渡った。
道の駅からの眺め。

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鬼が島

2016-04-06 | 旅行記
香川県の道の駅「恋人の聖地・うたづ臨海公園」の朝。

まだ若木だが、駐車場の桜は満開。

高松港でクルマを駐車場に入れ、フェリーに乗った。

行き先は女木島・・・通称鬼ヶ島である。
なお、このフェリーは猫の島として有名な男木島にも行く。

これが鬼ヶ島。


女木島が鬼ヶ島と呼ばれるようになった経緯は以下の通り。
もともと香川には桃太郎伝説があった。
大正時代に女木島で洞窟が発見され、これが伝説と結び付けられて、女木島が鬼ヶ島になった。
洞窟は人工のもので、作られたのは紀元前100年と推測されており、後年は瀬戸内海の海賊のアジトになっていたらしい。

島の頂上付近に大洞窟の入口がある。


洞窟内の大広間には、周囲30メートルもの大黒柱があった。


随所に学芸会みたいな鬼が置いてある。


海賊が誘拐した婦女子を閉じ込めたとされる牢屋。

今は鉄格子を入れてあるが、発見当時は石の扉が設置されていたという。

洞窟の総延長は400m。
洞窟の前半には敵を迎え撃つための工夫がされていて、後半部分は洞窟から逃げ出しやすい構造になっている。
これと似た構造の洞窟が大陸にもあるという。

島の頂上の眺めが素晴らしかった。



船着場と洞窟入口は大型バスで結ばれている。
このバスが恐ろしく古かった。
今の日本にこんなのが走っているとは思わなかった。

調べてみると「香」ナンバーの使用は1988年までである。

この非常ドアは、たぶん開かない。


車が上下に揺れる度に床下から悲鳴が聞こえる。
運転手は後期高齢者。
バスよりも狭い山道を、鬼のように飛ばす。

脱輪、転落が怖い。
シートベルトなどないから、手摺りをにぎりしめるしかなかった。
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淡路島から讃岐へ

2016-04-05 | 旅行記
淡路島の道の駅「福良」の朝。
起き抜けに、大鳴門橋のたもとにある道の駅「うずしお」に移動。
海景色が素晴らしいので、食前と食後に散歩をした。

9時を回ると突然潮流が早くなり、橋脚の左側にうず潮が現れた。

遊歩道は橋の上までつながっていて、上からも見下ろすことができる。

ウグイスが海峡に向かってさえずっていた。

こんな丸見えの場所にとまるのは珍しい。
ウグイスの声は誰でも聞くが、さえずる姿を見た人は案外少ない。

再び鳴門大橋を渡って四国へ戻り、讃岐方面へ走った。
途中で津田の松原を散策。
砂地の松林には、見事な根張りの黒松が何本もある。


どうしてこうなったのか。


少しずつ砂がはぎとられたのかな。

見事だが夜は危なくて歩けない。

松林を抜けると美しい砂浜があった。


明日のお楽しみは讃岐うどんである。
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またもトラブル

2016-04-04 | 旅行記
ガソリンスタンドで給油しようとして、給油口にキャップが無いことに気がついた。
前回給油したスタンドに忘れてきたらしい。

キャップをつけ忘れたトラックが、給油口から勢いよく燃料を吹き出しながら、カーブを曲がって行くのを見たことがある。
前回の給油では注ぎ足し給油をしたから、ボクもカーブで軽油をこぼした可能性が高い。
給油口の周りを調べると、かなり濡れている。
和歌山と徳島で撒き散らしたらしい。

給油した和歌山のガソリンスタンドに電話すると、「はい保管してあります」。
取りに戻りたいが、既に和歌山は海の向こうだ。
フェリーで渡れば11000円。
四国に戻ればさらに11000円。
キャップ代としては高すぎる。

ポリ袋で給油口にフタをした。

明日にでも、トヨタの営業所に頼んで新しいキャップを取り寄せよう。

クルマはトラブル続きだが、今日は良いこともあった。
朝、クルマから外に出ると、隣に見覚えのあるキャンピングカー。
ボクのブログを見たHさんが、わざわざ愛媛から会いに来てくれたのである。
午後は淡路島に渡り、Yさんの別荘を訪問。
海と大鳴門橋を眺めながら歓談した。
トラブルは不愉快だったが、楽しい出会いが帳消しにしてくれた。
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ドアの修理

2016-04-03 | 旅行記

ドアの交換部品がすぐに届くことになったので、このまま旅が続けられると判断し、昨夕、和歌山港から徳島行きのフェリーに乗った。
今日は鳴門市にある道の駅「第九の里」で朝を迎えた。


駅裏の桜を眺めたり、駅周辺を散歩した。

規模の小さな桃畑が点在していて、ちょうど今が見ごろである。

昼食は去年と同じ徳島ラーメン。

店も去年と同じ、ラーメンの東大。
替え玉を一つ頼んだのも去年と同じだ。
コクはあるが脂の少ないラーメンで食べやすい。

餃子は、酢の代わりにスダチを添えて出されるのが、いかにも徳島らしい。

これも去年のブログに書いたような気がする。

午後、クロネコヤマトで交換部品を受け取った。
早速コインランドリーの駐車場にクルマを入れ、ボクは駐車場で修理開始、カミさんは店で洗濯。

これが折れた金属爪。


金属爪を左側から差し込んで、三角形のプラスチックの下を、右側に通す。

「無理やり通せば通る」と教えられたが、プラスチックが折れたら一巻の終わりになる。
プラスチックをとめているネジを抜くのが正道かもしれないが、金属板の裏側にある部品が落下したら、またまた厄介になる。

結局、矢印部分をヤスリで削って斜面を作り、プラスチックの下を無理通しすることに成功。
やれやれ、これでようやく普通の生活に戻れる。
たった1日だったが、いちいちドアをロープで固定して、車内から運転席へ通り抜けるという煩わしさには、閉口した。
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花見・クルマのトラブル

2016-04-02 | 旅行記
根来寺で2回目の朝を迎えた。
昨日の5分咲きが、今日は7分咲き。

境内への階段。


潜り門。


潜り門を抜けると本殿。


その左手には閑静な池。


右手奥には国宝の大塔がある。


根来寺の花見は、花だけを見るのでなく、桜を上手に配置した景観を楽しむという風である。
樹上から降りそそぐ、朗らかなイカルのさえずりも心地よかった。


一緒に泊まった友人の出発を見送った直後に、クルマのトラブルが発生した。
エントランスドアのノブを引いても、ドアが開かなくなった。

車内からも車外からも開かない。
リモコン式のロックは、問題なく動いているから、ドアの金属爪(と呼んでおく)が出っ放しで動かないようだ。
金属爪が折れたのかもしれない。

運転席を通らないと居室への出入りが出来ないようでは、生活が成り立たない。
「直らなければ帰宅しよう」と言いながら、手持ちの粗末な工具で1時間ほど頑張ったが駄目。
バンテックに電話をして、同様のトラブルの解決事例を教えてもらった。

和歌山市内の義兄が様々な工具を持ってきて助けてくれた。

ドア枠の金属カバーを外し、ドアの隙間に特殊加工した鉄板を差し入れて、金属爪を押し戻す。
それを繰り返すうちに、ようやくドアが開いた。

やはり金属爪が途中で折れていた。

ドアは開いたが、今度はロックしないと、ドアは閉まらない。
ロックピンの出入りは、運転席ドアに連動したリモコンである。
リモコンでロックを解除すると、一気にドアが全開する。
誤操作や誤動作が考えられるから、ドアを車内からロープで固定しない限り、恐ろしくて走り出せない。

交換部品がいつ入手出来るかを確認してから、今後の動きを決めることにした。
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紀の川沿い

2016-04-01 | 旅行記
岩出市にある根来寺駐車場で朝を迎えた。
根来寺は桜の名所である。
桜の本数は多くないが、桜と起伏に富んだ地形が美しく調和している。


朝食の借景はもちろん桜だが、惜しいことに5分咲きだった。


朝の散歩では、思いのほか野鳥が多かった。
イカル、ビンズイ、アオゲラ、コゲラ、ヤマガラ、シロハラ、ホオジロ、アオジ、イソヒヨドリ、カワラヒワ、ダイサギ・・・

しかし花がらみの画像はなかなか撮れなかった。
コゲラ。


アオジ。


ひさしぶりのイカル。


紀の川沿いに東進し、道の駅をハシゴして遊んだ。
新規オープンした「清州の里」と「かつらぎ西」、それに泊まったことのある「万葉の里」。
この一帯はミカン、カキ、モモ、イチジクなど、果樹の産地である。
なるべく農道を通って果樹園を見物して回った。

モモの花は満開。


新芽を吹いた柿の木。


樹皮を剥ぎ取った柿の木。

高圧水で樹皮を吹き飛ばしたのだと思う。
樹皮の間にヘタムシが隠れるのを防ぐための処置らしい。

イチジクの仕立てが面白い。

地上50センチぐらいの高さで、左右水平に幹を伸ばすのが基本樹形。
被せたワラは寒さ除けだろう。
水平な幹からは、毎年新梢が上に向かって伸び、それに実がつく。
手の届く高さに実がつくから収穫が楽で、鳥よけのネットも被せやすい。
人間様の都合に徹底的に合わせた樹形で、イチジクの都合などお構いなし。

午後は、再び和歌山市内に戻って、花山温泉に入浴。
夕方、遠来の友人ご夫妻と合流した。
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