kenharuの日記

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牧のうどん

2019-04-18 | 旅行記
佐賀県の道の駅「大和」の朝。
6時からヤマセミを待ち伏せした。

他にも野鳥カメラマンが現れて、望遠レンズの砲列は5本になった。

8時から始まる筈の草刈りが行われなかったので、そのままズルズルと待った。
ボクらは11時まで、5時間待ったが、結局ヤマセミは姿を見せなかった。
鳥待ちというのは、だいたいがこんなものである。
後ろから陽光を浴びる日向ぼっこが気持ちよかったし、期待させてもらった分楽しめている。
居座り続ける3人の野鳥カメラマンにお別れを言って、ボクらは道の駅を後にした。

国道34を福岡方面に走り、道沿いの牧のうどんで昼食。

丸亀製麺と同じように、店内で製麺して食べさせる、製麺所一体型のうどん店で、いつもお客がいっぱいの人気店である。

昨日食べようとしたら定休日で、今日ようやくありつけた。
ボクは「軟らか麺」の肉ゴボウうどん。

関東以北の人は、肉の甘ったるさに驚くだろうから、最初は肉なしが無難だと思う。

とても美味しいうどんだが、初めて食べた人はきっとカルチャーショックを受ける。
とにかく猛烈に軟らかい。
それでいながらモッチリとして美味しい。


美味しいうどんには強いコシがある、と信じている人はたぶん驚く。
打ち立てで茹でたての麺だから、これはこれでコシと呼んで良いのかもしれない。
讃岐うどんとどちらが旨いかと聞かれれば返事に困る。
讃岐とは別の食文化である。

ゆっくり食べていると、麺が汁を吸ってどんどん膨らむ。
「食べても食べても無くならないうどん」とも言われているらしい。
どんぶりの汁が無くなった場合に備えて、継ぎ足し用のだし汁が添えられている。


牧のうどんはローカルなチェーンストアである。

店名の「牧の」は、広島にある「牧」という地域が発祥、という意味らしい。
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道の駅「山内」から「大和」

2019-04-17 | 旅行記
道の駅「山内」の朝。
騒々しさで目をさました。
窓から外を覗くと、昨夜はボクの1台だけだったのが、今は搬入に来た農家の車に取り囲まれている。
停めていけない場所ではないのだが、朝寝坊をしたため、搬入作業の妨げになっている。
あわてて、駅裏から表側の駐車場へ移動した。
表側の駐車場は国道沿いだから、夜間もやかましいのである。

有田町へ陶器を見に行った。
立ち寄ったのは業者の集まっている「アリタセラ」。


まともな製品は手が出ないので見るだけ。
カミさんは出物を探し回り、湯呑と丼ぶり、それに何故かガラスの皿を買った。


午後は、国道34号を福岡方面に走り、道の駅「大和」に入った。
駅の裏手には川が流れている。


もう数年前のことだが、駐車場の対岸にはヤマセミの狩場があり、ここからヤマセミの撮影をしたことがある。
芝刈りをしていた作業員に尋ねると、今朝、カメラマン達が望遠レンズを川に向けていたと言う。
どうやら、今年もここで狩りをしているようである。

明朝に備えて機材を準備し、川っぷちから野鳥を試し撮りして、予行演習。
視力の良いカミさんが鳥探し役をしてくれた。

こうやって游んでいたら、夕方にヤマセミが下流から上流方向へ飛んでいく姿を目撃した。
おお、居るじゃないか。

ヤマセミは複数の狩場を持っているから、はたして望み通りに現れてくれるだろうか。
明朝は8時から芝刈りが入るというから、夜明けから8時までが勝負ということになる。
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長崎から佐賀へ

2019-04-16 | 旅行記
今日の観光はペンギン水族館。


餌やりや、


陸上と水中の姿を見て楽しんだ。

ペンギン見物が終わると、長崎とお別れ。

長崎は坂の町である。


坂道だらけだと自転車が役にたたない。
スーパーの駐車場にバイクやスクーターはとまっているが、自転車は見ない。
滞在中には、道を走っている自転車を1台も見なかったような気がする。
「長崎の人は自転車に乗れない」と聞いたことがあるが、この様子を見て「たぶん本当だ」と思った。

長崎は、道が狭くてカーブだらけ、駐車場の条件も悪いから、キャブコンは身動きしにくい。
駐車場でのトラブルが2回あった。

1回目のトラブル
軍艦島クルーズで5時間ほどクルマをとめた。
駐車料金は1300円前後のはずだと思いながら、駐車券を差し込むと、なんと6600円が表示された。
車高センサーが「バス」と判定したための料金である。
入り口の説明書きを見ると、「乗用車(2.5メートル未満)の料金は云々」「バス(2.5メートル以上)の料金は云々」という説明書きがあった。
「2.5メートル以上だが、バスでは無いもの」についての決まりは無い。
しかし、ルールの主旨から見れば乗用車とすべきだし、実際に停めて占有したのは乗用車用スペースである。

管理窓口に電話をして「5メートル未満だからフェリーでも乗用車扱いですよ。なんとかなりませんか」と申し入れたら、担当者がやってきた。
交渉を始めると「2000円でいかがですか」と言い出した。
乗用車にするかバスにするかではなく、足して2で割るような、根拠レスな金額である。
カミさんが「そこらのコインパーキングは上限1000円ですよ」と言ったら、なんと1000円になった。

2回目のトラブル
ペンギン水族館の駐車場。
前回のトラブルに懲りて、入場前に説明書きを注意深く読んだが高さに関する記述は無かった。
これなら大丈夫とクルマを入れた。
乗用車は1時間以内なら200円である。
ところが、出ようとすると、またしてもバス料金が表示された。
窓口に電話すると、簡単に200円にしてくれたが、担当者が来るまで待たされた。


坂の町・長崎を後にして、佐賀県の武雄市へ向った。
平地を気持ち良くドライブして、武雄温泉に到着。

早速、公衆浴場に入湯。

温泉館の後ろに岩山が見える。
そのてっぺんの巨大な岩が不思議な状態になっている。


矢印部分を望遠で撮った。


温泉の窓口のおばさんに尋ねると「あれは人の仕業と聞いていますが、誰がどうやったのかは知りません。岩には名前もついていないと思います」と言った。
謎が解けないと落ち着かないものである。
誰かに尋ねたいと思って周りを探したが、適当な人は見つからなかった。
大きな謎が、片付かないままボクの頭の中に残ってしまった。
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軍艦島クルーズ

2019-04-15 | 旅行記
道の駅「鈴田峠」の朝。
晴れたので軍艦島クルーズに乗ることにした。
調べてみると、予約なしでも簡単に乗れることが分かったが、駐車場探しには難儀した。

長崎港から小さな船に乗った。


湾内航行中はさほどのことは無かったが、外海に出るとかなり揺れた。
途中で高島に上陸。
高島には軍艦島の資料がそろっていて、詳しい説明を聞いた。
これは坑夫が坑道を下るのに使った乗り物。


高島を出航すると、すぐに軍艦島が見える。


船は島の周囲を一周。
順光の側から撮影した。


なるほど軍艦に良く似ている。
この形と「軍艦」という命名の面白さが、人気スポットになった理由である。

軍艦島に接岸。


上陸して見回せば、そこはただの廃墟。


坑夫たちがこの階段を上って、竪坑に下りるリフトに乗った。

70年間使い込んだ階段は、今も黒ずんだままである。
坑夫たちの入る風呂の湯は、いつも黒かったという。

島の人口は最大時5300人。
高層の集合住宅が幾つも作られている。

小中学校にはプールもあったが、水源が無いため海水を使っていたという。
ガイドさんの説明は、炭鉱の様子や島の暮らしぶりなど、とても詳細で評判が良かった。
耳の遠いボクは半分も理解できなかったが、それでも十分に面白かった。

島の滞在時間は30分ほどで、まもなく離島。
遠ざかる軍艦島。


軍艦島は海上から眺めるのが一番良い。
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島原

2019-04-14 | 旅行記
道の駅「みずなし本陣ふかえ」の朝。
駐車場は車中泊が多く、キャブコンだけでも7台泊まっている。
たぶん今日の原城祭りが目的なのだと思う。
原城祭りでは、島原・天草一揆の犠牲者を追悼して、無数のキャンドルを並べたり、高さ15メートルの一夜城が出現するらしい。

道の駅から雲仙岳が見えた。
山頂に日が当たった姿が神々しいので、電線が入らない撮影場所を探し歩いていたら、日が陰り、山には雲がかかってしまった。


道の駅には、雲仙岳の噴火後に発生した土石流で、軒まで土砂に埋まった民家がそのまま保存されている。

土石流の流れ下った谷筋に、道の駅はある。

まもなく天気予報通りの雨となった。
このまま車内に居たら気が滅入る。
雨を押して雲仙温泉に向った。
くねくねとした急坂を上り、標高700メートルの雲仙温泉に到着。


地獄谷近くの温泉にゆっくりと浸かった。
入浴後はすぐに下山。
下り道もひどく曲がりくねっていて、運転は疲れた。

まだ新しい道の駅「長崎街道・鈴田峠」に到着。
閉店まぎわの直売所で、あくまきを見つけてゲット。


今回は鹿児島に立ち寄っていないから、あくまきを食べられたのは嬉しい。
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天草から島原へ

2019-04-13 | 旅行記
道の駅「うしぶか」の朝。

ここは「海の駅」をも名乗っている。


ドーナツ型をした、流れる生簀があって、


沢山の真鯛が泳いでいる。


今朝も風が強いので、エギングは取りやめにした。
暇つぶしに、港でアジ釣りを見物。
アジ釣りをしている人の大部分は、イカ釣りの餌にするためである。

昼前に北に向けて出発。
町を出ようとしたら、交差点の一時停止違反でパトカーに捕まった。

見通しが良くて、簡単に安全確認が出来てしまう場所なので、つい一時停止を怠った。
そこは警察官の稼ぎ場所のようだった。

ポリさんの調書作りの相手をしている間、カミさんがニコニコしながら、いろんなアングルで写真を撮っている。


そのうちに、
カミさん「おまわりさんと一緒に記念写真を撮っていいですか?」。
ボク「よせよせ、肖像権侵害で逮捕されるぞ」。
カミさん「あらそうなの、ホホホ」
するとポリさん真顔で「警察官に肖像権はありません」。
バカバカしいやりとりである。

天草下島の西岸沿いに、海景色を楽しみながら北上し、絶景の十三仏公園で昼食。


鬼池港発、午後3時のフェリーに乗って、島原半島へ渡った。


たった30分の航海で口之津港に到着。
いよいよ長崎県入りである。
今夜のねぐらは道の駅「みずなし本陣ふかえ」。
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天草の下島

2019-04-12 | 旅行記
天草の上島にある、道の駅「有明」の朝。
上島から下島に渡って、サザンカロードを南下した。

途中、人口の半分がカカシという、宮地岳町に立ち寄った。
今年は、大勢のカカシ達が運動会を開催中。


徒競走や、


綱引き。


川を挟んだ反対側にも大勢のカカシが居る。


手作りだから、一人一人の表情や仕草が異なっていて面白い。


ここにもくまモンが居た。


見て回ると、たまに本物の人間が混じっていてビックリする。
人口減少の町だが、カカシは毎年50人ぐらいずつ増えているらしい。

天草の最南端、牛深町に到着。
遠見山公園に登った。
沢山の鳥居を並べた神社があった。


公園からは牛深の町を見下ろすことが出来る。

大きな橋は、町のシンボルであるハイヤ大橋。

夕方からアオリイカ狙いのエギングをする予定だったが、強風のため釣りにならない。
釣りをあきらめ、「やすらぎの湯」に浸かって寛いだ。
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天草へ

2019-04-11 | 旅行記
道の駅「植木」の朝。
10時ごろまでブラブラして過ごした。
給排水を終えると宇城市へ向った。

途中、お気に入りの肉屋で馬肉の刺し身を購入。
馬肉には当たり外れがあって、全く味わいの無いものがある。
この肉屋ではまだ外れたことがない。

熊本市を走っていると頻繁にくまモンに出会う。
すれ違った教習車。


車のナンバープレート。


市内を通り抜け、宇城市の道の駅に入った。
目的は、美味しいデコポン探し。

ここは試食がたっぷりあるから、気に入った味のを選ぶことが出来る。

宇土半島の南岸を通って天草へ向った。
天草パールラインの景色を眺めながら快適ドライブ。

天草松島の景観。

夕刻に天草市の道の駅に到着。
早速、駅に隣接する温泉にゆっくりと浸かった。
露天風呂からの眺め。

手前の波打っている屋根は、道の駅である。
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「かもと」から「うえき」へ

2019-04-10 | 旅行記
道の駅「かもと」の朝は雨。
晴れ間にウォーキングをした他は、閉じ込められるような車中暮らしとなった。
10時からは七城温泉でノンビリさせてもらった。

お気に入りの馬肉店が休業日のため遠くまで走れず、今日の走行は道の駅「スイカの里・植木」移動しただけ。


スイカで町起こしをしているようで、店頭にはずらりとスイカ。

写真の大きさは3000円クラス。
もう一回り大きいのは4500円もする。

高価なのに、頑張って試食を置いている。

ただし、しっかり小さい。

珍しいスイカ酒があった。

この前の地震でラベルが濡れて値引き販売中。

スイカのラムネや、


イヤリング。


座布団も。



熊本の地元菓子「いきなりだんご」をオヤツに食べた。

サツマイモとアンコが入っている。
温かいのを買ったら案外美味しかった。
「いきなり」は「すぐに作れる」という意味だとか。
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蒸気の集落

2019-04-09 | 旅行記
豊礼の湯の朝。
いつものように、日が高くなる前に蒸気の集落を散策した。


桜も蒸気に包まれていた。


蒸気が部分的に晴れて、向こう側が見えた瞬間を狙わないと、真っ白な写真になる。

蒸気の出所は、地面の割れ目やU字溝、各家庭の蒸気管や蒸し器などからである。







食料品店のおじさんが、地面の蒸気穴に蒸し器を設置していた。


蒸すのは鶏肉。

集落の暮らしを聞いた。
蒸気のおかげで冬は暖かく、暖房費はゼロだが、夏は周辺よりも少々暑くなる。
金属類が錆びやすいため、ステレオなどは2年で駄目になるという。


昼前に熊本へ向った。
途中の菊池公園で、散り始めた桜を車窓に見ながら昼食。

桜は満開を過ぎれば見放されるのか、花見客はほとんど居ない。

時々桜吹雪が舞った。

土手を吹き上がる風にのった花びらを、車窓から撮影。
花びらは、大量に舞っているのに、写真には僅かしか写らない。

午後は菊池町のコインランドリー「洗濯広場」で洗濯。
今夜のねぐらは道の駅「かもと」。
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