北海道洞爺湖サミットが終了しました。結果の評価については、メディア各社、新聞各紙、評論家各氏、政治家各氏によって、実にさまざまですが、概ね及第点ギリギリといったところでしょうか。
私個人としては、「ちょっとものたりないな」というのが正直な感想です。
特に、「日本は省エネ分野のリーダーシップを」と意気込んで臨んだ割には、「さすが日本はリーダーだ」と実感できるほどの成果ではないのではないか。
もちろん、これは現地裏方の苦労をまったく知らない評論家的なコメントだと分かっていますが、やはり日本的というか、「調整役に徹した」というところでしょうか。
もちろん、地球温暖化問題のようなグローバルで、長期的かつ複雑な問題の場合は、日本のような調整型リーダーシップが求められるのかもしれませんが。
そんな中でも、米国の傲慢さには閉口します。彼らの精神性には、「自ら律する」という感覚はないのでしょうか。
その意味でも、他国の思惑は別として、「日本だけでも、こういう目標と行動を行っていく」というような宣言ができないものか。こんなことは国益に反し、外交交渉上はありえない選択なのでしょうか。おそらくそうなのでしょうが。
福田さんも、サルゴジ氏のように「ヘイ!ジョージ」などと気軽に呼びかけるぐらいの軽いノリで米国人をあしらってもらいたいものです。
このノリも、日本人には苦手なところでしょうか。
とにかく、近い将来に「省エネについては、日本をお手本にして、日本のやり方についてこい!」と高らかに宣言する政治家・リーダーの出現を期待したいものです。
かくいう私は、そのように世界に公言できための実績づくりに、日々地道に取り組んでいきます。
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