CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

建仁寺

2014-03-13 18:11:33 | 陶磁器を探す旅と名物
名所めぐりというのは、
近くにあるとなかなかしないものでありまして
京都近くに住んで10年をとうに過ぎたというのに
多分初めてじゃないかしら、
建仁寺にいってきたのであります

京都最古の禅寺ということで、栄西禅師を祀るいや、
神様じゃないからそうじゃないな
ともかく、ゆかりの寺というわけで、
名物も様々に備えた、ステキなお寺さんであります

しかし行ってみてびっくりしたのでありますが、
開放された堂の中は見事このうえないのでありますけども、
まさに「観光寺」と呼んでよいのでしょう
それを意識したつくりというか、併設された雪隠の整いぶりとか、
大名物のそれぞれが、コピーというか複製と呼ぶのか、
写しのそればっかりというのに驚きました

あの有名な「風神雷神図屏風」をはじめ、
龍雲図、竹林七賢図などどれもこれも見事なそれが
全部デジタル複製されたもので飾られている
いや、なんというかな、ありがたみがというか
そういうものかと思うものの
なんか、残念に感じてしまうような不思議な気分でありました
実物は、確か京都博物館にあったよなと思い出したりしながらも
その写しながらも、迫力あるそれらに
とりあえずありがたいありがたいと手をあわせた次第でありました

このほかには、秘仏というでもないのでしょうが、
賢人をかたどったと思われる、様々な老人の陶器人形があり
こっちは本物と思われましたが、
なかなか見事なもので、ガイジンと並んで
ほうほうと楽しんできたのでありました

そして、かの有名な法堂の天井画「双龍図」を拝見
これがまた見事なものでありまして
あの迫力は、実物を見ないといけませんななどと
最近作られたそれとはいえ、その鮮やかな、そして
おどろおどろしいとも思える姿かたちに
じっと見入られたりしたのでありました

そんなわけで、何の変哲もない
ただの京都禅寺めぐりだったのでありますが、
暖かくなってきたからか、人の多さは凄まじいもので、
禅寺特有の静けさみたいなのは
ここではなかなか難しいなと
思ったり感じたりしつつ、心清らかになりたいなどと
ほざいて回るのでありましたとさ


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