エレジーは流れない 作:三浦しをん
気の抜けた青春小説でありました
とある田舎町の男子高校生を中心に、思春期にありがちなあれこれを
面白おかしくというか、男子校っぽいノリと勢いをまぶして、
青春を描いた物語であります
まぁ、実際はもうちょっと汚いというか、より頭悪い感じだけど
物語としては、これくらいがほどよいなと
共学出身だけど、男子高校生の付き合いについて思ったのである
なんで、あんなにバカなんだろう
そして、それが、ずっと治らないのは、進化上の欠陥なんじゃなかろうか
さておいて、主人公が微妙に特殊な状況にあって、
母親が二人いるという謎の設定
そして、それがなぜか、主人公も特に気にしていなかったし
まぁ、そういうもんだろうという感じで進むのが、
ある意味リアルだなと衝撃を受けたのであります
結局のところ、そのあたりの謎も物語のひとつのキーとなってくるんだが、
字面ほど重要度というか、深刻さがないのがよいところで
田舎の温泉町という設定もあいまって
ぬるく、ゆるくという感じが読んでいてストレスなく
楽しいのでありました
結局、物語として何かあったかというと
ありがちな、青少年たちの悩みというものだけで、
それを面白おかしく、でも、ありそうだという内容で
何かを成し遂げるでも、切り開くでもなく、
ただ生きていくという姿だけで
物語になるのが、青春のいいところだなと思わされる一冊でありました
のんびり読める小説であったとメモっておこう
気の抜けた青春小説でありました
とある田舎町の男子高校生を中心に、思春期にありがちなあれこれを
面白おかしくというか、男子校っぽいノリと勢いをまぶして、
青春を描いた物語であります
まぁ、実際はもうちょっと汚いというか、より頭悪い感じだけど
物語としては、これくらいがほどよいなと
共学出身だけど、男子高校生の付き合いについて思ったのである
なんで、あんなにバカなんだろう
そして、それが、ずっと治らないのは、進化上の欠陥なんじゃなかろうか
さておいて、主人公が微妙に特殊な状況にあって、
母親が二人いるという謎の設定
そして、それがなぜか、主人公も特に気にしていなかったし
まぁ、そういうもんだろうという感じで進むのが、
ある意味リアルだなと衝撃を受けたのであります
結局のところ、そのあたりの謎も物語のひとつのキーとなってくるんだが、
字面ほど重要度というか、深刻さがないのがよいところで
田舎の温泉町という設定もあいまって
ぬるく、ゆるくという感じが読んでいてストレスなく
楽しいのでありました
結局、物語として何かあったかというと
ありがちな、青少年たちの悩みというものだけで、
それを面白おかしく、でも、ありそうだという内容で
何かを成し遂げるでも、切り開くでもなく、
ただ生きていくという姿だけで
物語になるのが、青春のいいところだなと思わされる一冊でありました
のんびり読める小説であったとメモっておこう
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