シャガール 「Bouquet de Fleuret Amants」
妻、ベラとシャガール。テーブルの上には見事な花が・・・・。
ベラは花が大好きな女性であった。だからベラはシャガールのために花を活けた。
それは二人の愛情の強さを象徴するかのように、大きく、綺麗に、ダイナミックに咲き乱れるのだ。
まるでスター・マインのように！（おおげさかな？）
ここでは、愛し合う二人ではなく、愛の結晶たる花を主役として描いている。
二人の愛の大きさを描いた素晴らしい１枚と言える。
シャガール 「エッフェル塔、セレナーデ」
シャガールの絵にエッフェル塔とバイオリン弾きはたびたび登場する。
寒色で表された三日月がエッフェル塔を照らし出す。
バイオリンの音色は気持ちよく流れ、それは二人を暖かく包み込んでいるので暖色で表わされている。
そして、またもテーブルの上には花が・・・・・。
寒色の空の中、暖色に包まれた二人・・・・・。
推測するもこの二人は明らかにシャガールとベラであろう。
二人の愛情は寒空に打ち勝つほど暑いのだ！
愛の強さを表わした１品でございます！
１００年以上前の三姉妹の写真。
写真がかなりくたびれているところに時代を感じます。
彼女たちはそのあとどんな人生を歩んだのでしょうか？
幸せな人生を過ごせたのしょうか？
もう、彼女たちを知る人はいないでしょう。
遠い、遠い昔のスナップ写真。記憶からも消えてしまった。
それでも確固たる写真は残っています。
彼女たちが生きていた証。
私もいつかは死ぬでしょう。しかし、生きてきた証は残したい・・・・。
そう思います。