渋谷・bunnkamura で行われた「アントニオ・ロペス」展に行きました。
スペインのリアリズムの巨匠、アントニオ・ロペス(1936~)の日本初の個展です。
リアリズムとはその名のとおり写実主義。すなわち簡単に言うと写実的な絵を描く人です。
【夕食】 1971・1980年 油彩
【花嫁と花婿】 1955年 油彩 【マリアの肖像】 1972年 鉛筆
「マリアの肖像」。これは写真ではありません。鉛筆で線が判別できないほど細かく描かれていました。
近くでみても線がわかりませんでした。超リアリズムですね。
【トーレス・ブランカスからのマドリード】 1974・1982年 油彩
これも写真でなく絵画なんです。今まで見た絵画のなかで一番、写真に近いものだと思います。
ものすごく精密な絵です。この絵を後年、また修正しているのです。どうやったらこんな精密な
絵が描けるのでしょうか??会場は結構、混んでいました。やはり平日の午前中が見どころですね。