いぬバカ・ねこバカ

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再び食堂にて・・・・・

2014年02月06日 23時50分11秒 | 日記

会社の社員食堂にて、再びA子と一緒に食事した。

他の社員やパートさんと一緒なので軽い話をするだけで

「ちょっと世間話をしている二人」を演出しているのだが、

みんな食事が終り、引き上げていくといつの間にか私とA子だけになっていた。

なんかバレバレの仲、もしかしたらみなさん気を使って引き上げていったのかもしれない。

まいったなあ。。。。。

みなさんがいなくなったとたん、二人っきりになる。

急に話題が変わる。

A子が突然立ち上がり、食堂のおばちゃんの所まで行く。

「冷たくって甘いコーヒー好きだったよね?」

A子が缶コーヒーを買ってきてくれたのだ。

よく私の好みを覚えているもんだ、感心感心!!

「絵はどう?」

「埼玉県展に1mの絵を出すので昨日、厚紙を買ってきたんだよ。あとワンコの仏壇を手作りしたよ」

「ええー!すごいなあ。私も何かしなきゃね。このままおばあちゃんになってもね・・・・・」

「何かやんな。応援するから」

「美術館も行きたいけど、高尾山登りたい・・・」

なぜ、高尾山なのか?そんなに一緒に行きたいか。

しかし、時期尚早。今は季節でない。しかし、コイツ歩けるのかな??

「4月か5月になったら花が咲くし綺麗だよ。気持ちがいいんじゃない!」

「わたし、水曜日だったら時間空けられるよ」

でた!お誘いモード全開だよ!

最近、かなり積極的になったなあ・・・・。

「水曜日かあ。なんとかするよ」

時間になったのでA子が、

「じゃあ、先に行ってるね」とエレベーターに向かった。

私は食器を片づけてからエレベーターに向かうとA子がエレベーターのドアを開けたまま待っていてくれた。

エレベーターの中の二人。

ドアが閉まれば二人の世界。誰も邪魔はできない。

私はA子の髪をなでながら言った。

「あっ!白髪みっけ!!」

密室なのになんというしらけた会話!

「あれえ、私、白髪があるんだよねえ」

「イタッ!!」 A子が叫ぶ!

私はA子の白髪を抜いた。

エレベーターのドアが開いた。

短くこっけいな夢だった。

なかなか映画の様なラブストーリーはできませんね。(笑)(笑)