食の健康保険商モリエ米店

お客様とのコミュニケーションの場として開設しました。

降水量の極端に少ない讃岐ですが、善通寺では・・・・

2010年05月30日 | Weblog
 寝る前に翌日着る服を枕元に揃えておくの
 ですが、翌日の気温が読めず、長袖にしよう
 か、半袖にしようかと迷ってばかりいる今日
 この頃です。
  なんか予測出来ない天候で、今年のお米の
 出来が不安になります。でも、今ほど気象観
 測技術のなかった時代の農家は、もっと不安
 だったはずです。そんな時代の農家の一番の
 関心事は、「水」でした。特に香川県の農家
 にとって治水は大昔からの課題だったことは教科書でも教わって
 いたのですが、その名残が当店の近所の街中にも残っています。
  片原町の駅前から中通りを通り越して、本郷通りの交差
 点に抜ける用水路があります。
  今の時期、川の脇の路地には明
 るい陽射しを浴びて季節の花々が
 咲き乱れ、コンクリートで囲まれ
 た水路の水面にも木々の緑が映え、
 配達時のお気に入りの光景です。
  その水路もよく見ると、自然に
 できた川ではなく、人間が設計した水
 路だとわかります。二頭から駅前に流れ
 てきた水①は、片原町を潜り②、戸倉医院の
 裏で水門③により3方面④・⑤に別
 れていきます。⑤でさらに2方面に分け
 られ、中通りを渡ります。犬猫病院の
 長崎さんの横⑥から若宮町に抜けると⑦、
 1本は魚七さんの横に流れ、もう1本は
説教所の西⑦に流れていきます。
すぐに本郷通りですが、ここで
も4筋の水路に分けられます⑧。
 やがて稲木、下吉田の田んぼ
に行き着くのですが、1つの水源
を上手に使った先人の知恵には
ただ驚くばかりです。
・・・この項、続く。 

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