ご訪問ありがとうございます。
子どもを亡くした親の会「心のままに月の光の会」と「セラピールーム光のささやき」を主宰しています荒川淳子です。
今回はいつもと違う会場でしたが、それがご縁をつないでくださった天のお子様の導きでした。
初めて参加される方とご縁の深い地域であり、また別の会員さんにとってもご縁のある地域でした。
また、命日ではないけれど、他にも辛い思い出のある日はあります。
そんな時にも出かけてくださり、自分の心を緩めていただける場にしていただいていることに、私の方が感謝しています。
本当にいつもいつもこうして子どもたちの愛を感じさせてもらえます。
それに「いつもの会場より近い!」と喜ばれる方もありました^^
たまにはこんな風に会場を変えてみるのも良いですね。
初めて参加される方はやはり日の浅い方が多く、そのお話を伺う中で、その頃の自分と重ね合わせることも多くあります。
今回は私も自己紹介を長めにしてしまいました。
お話しされる方の思いに、参加されている方が寄り添い、自分なりの思いを言葉にする、そこにはいつも温かな愛が溢れています。
どうしても日常の中で、他の方に言われる言葉に心を痛めることがあります。
それは仕方のないことでもありますが、やはり深く傷を負っている心にはきついものです。
そんな日常のあれこれを話すうちに、お互いに支え合っていける思いを受け取りあって、会は終わります。
壁を乗り越える
私は娘を亡くして忌明けの準備をしていた時、たまたま見ていたテレビのお話に、とても救われた経験があります。
この子どもを亡くすというとてつもなく高い壁を乗り越えなければ、、、、。
乗り越えなければあの子が私に託したことが無駄になってしまうような。
それは亡くなる前の秋に約束したこと。
「お母さん、私が地震(東海地震)で死んじゃったらどうする?どうする?」
「お母さんに運命を変える力はないから、もし、みつほがいなくなっても、お母さんは自分の人生をちゃんと生きていくよ。」
何度も尋ねてきた挙句に、返事をした言葉でした。
もちろん、現実にそうなるなんて想像だにしていませんでしたが。
私にとっては、約束なんです。
大切な大切な約束なんです。
だから、壁は乗り越えなくてはいけないと思い込んでいました。
その時のテレビからはこんな言葉が聞こえてきました。
壁は乗り越えなくても、辛い時は、壁伝いに歩けばいいよ。
歩いているうちに、壁が低くなっているところが見つかるかもしれない。
壁の厚さや高さや見え方が変わってくるかもしれない。
救われました、本当に救われました。
すごく辛くて辛くて、どうしようもない時に出会ったこの言葉、みつほからのメッセージだと思っています。
今月も天の子どもたちと一緒に過ごした時間、ありがとうございました
また来月会いましょう