【マコモタケとは黒穂菌の共生によってマコモの茎の部分にできる「菌瘤(きんえい)」の事です。/西嶋政和氏著書:マコモタケより引用】
簡単に言うと茎部分に住み着いている黒穂菌の影響で茎部分が肥大化してできる野菜のようです。
イネ科の植物ですが、どちらかと言うと原理は茸(キノコ)に近いそうです。
と、私の宿の常連客の西嶋さんに教えていただきました。
PS:私は全然詳しくありません。
採りたての新鮮なもののみこんな食べ方ができます(甘くて美味しかったです)。
台湾の中国語では『茭白筍』と呼ばれています。中国では又違った呼び名だそうですが。
埔里の水はこのマコモタケ栽培に適している様で、生産量の90%以上をここ埔里の豊富な地下水で栽培されています。
日照時間の短い期間(主に秋口から春先ぐらいまで)はこの様に夜間電照栽培が行われています。
私がこの町に住みだした当時(8年前)、夜間遠くの空が赤く染まっているのを見ててっきり何かの儀式でもやっているのではないかと疑ったぐらいでした。
’現場’に駆けつけてみるとこれらマコモタケの栽培場だった事を今でも忘れられません。
最近では今までの水銀灯からLEDライトが主流になりつつあるみたいです。
埔里ではもう既にこの時期電照栽培が始まっています。