トロリーバス。
戦後、大都市で急成長しました。
今では黒部の立山黒部貫光のみになってしまいました。
私が乗ったことがあるのは都営と横浜市営だけですが、静かなモーター音、屋根から飛び出た2本の集電ポール。
未来のバスという感じがしました。
実はトロリーバスというのは、決められたところしか走れない鉄道の仲間なのです。正式名称は無軌条電車、つまり線路のない電車ということです。これを運転するには大型二種とは違う無軌条電車の操作免許が必要なのです。
そのために、トロリーバスにはナンバープレートはついていません。
東京のバスはなんと
品川駅ー渋谷駅ー池袋駅
池袋駅ー王子駅ー三ノ輪ー浅草
池袋駅ー王子駅ー亀戸駅
上野公園ー浅草ー亀戸駅ー今井
4系統もあったのです。
子どもの頃なので、亀戸方面は乗ったことがありません。
排気ガスも出さないエコなトロリーバスは、結局邪魔にされ横浜を最後に都市部では全滅してしまいました。
しかし現在では国内では水素電池バスや、関西電力や海外では電気バスも走り出しています。