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アメリカ大統領選挙が今日いよいよ本格的にスタートする。
共和党は、現職のトランプ大統領が再選されるとの予想で無風。
一方の民主党は、トランプ大統領に”勝てる”候補を選ぼうということで、選挙戦が始まった。しばらくは百家争鳴の状態が続くだろう。
ところで、その民主党の有力候補者の年齢が気になるのは私だけではあるまい。民主党の有力候補の年齢は、78歳と77歳が二人。3番手の女性候補も70歳。トランプ大統領が就任したのが70歳だった。ちなみに現在の日本の総理大臣は65歳だが、副総理は79歳。
政治家の年齢をどう評価したらいいのかわからないが、気力、体力、知力とも満足だという自覚があってのことなら、やっていく資格はあるだろう。ある程度の経験は必要だから、歳を重ねてきたことは決してマイナス要因ではない。
今の民主党、トランプ大統領に”勝てる”候補であれば誰でもいい、でもそんな候補が若手(50代?)には誰もいないから、高齢者ばかりが残っている状態、とみえる。
でも老害ではないかという気もする。確かに実力者なのかもしれないが、そういう年寄りがそこに居座っていては、世の中前に進んではいかない。といっても、その座を襲うものが居ないから、そこに居てもらうしか無い。”余人をもって代えがたし”ということだ。まあ、立場によってその状況は異なる。
どうしたらいいかは多分誰にもわからい。そのうち、政治家もAIがきめてくれるようにでもなるだろうか。
希望と書いたのは、そういう高齢者がアメリカの大統領選挙に打って出るということが可能になったということ。これは、すべての高齢者にとっての希望だ。人生100年時代。健康管理に気をつけたら90歳あたりまでは、体力補助装置を使えば運動能力には問題ない。認知症はさすがに引退してもらわなくてはならないが、周囲が気をつけておけばいい。そう考えると、就業についての年齢という壁はもっと低くなっていくだろう。
ところで今回の民主党の候補者の中には39歳という人がいる。この候補がこれまでの意味での希望となるかも興味深い。
まずは誰が抜け出すか