こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

お箸を忘れて冷や汗かいた

2021年06月26日 | 自然災害・事故・感染症
 病院から新型コロナウイルスワクチンの大規模接種に派遣された。仕事は問診。
 白衣またはスクラブ(例の青い服)、昼食を持参するようにとあり、白衣は普段使っているものを持って出たが、受付で大きく“医師”と書かれたビブスを渡されたので、結局これは使わなかった。昼食は普段の日と同じように妻に弁当を用意してもらった。

 ウィークデイと同じようにしていたつもりだったが、忘れ物をしてしまった。電車に乗った時に水筒を忘れてしまったことに気がついた。冷めたお茶を入れておいたのをテーブルの上に忘れてきてしまった。働く場所が変わるだけだから大丈夫と油断していたようだ。駅でペットボトルを買って会場に向かった。

 問診を行なっているうち、さらに何かを忘れていると思った。すぐに、それがお箸だと気がついた。水筒に続いてお箸か。お箸は普段病院に置いているが、今日は病院ではない。問診中は集中しているのだが、接種者が途切れるとお箸のことが気になる。

 ”最悪手づかみか”

 さすがにそうもいかないので、会場近くのコンビニを探すか、近くの繁華街でもで買おうかとかいろいろ考えたが、会場は広くていちいち外に出るのも面倒だとそれも躊躇された。たしか会場内にはお弁当屋さんがお店を出していたので、まずはそこで一膳分けてもらうようお願いしたらいいと思い直したら、なんだか安心し、そのまま午前中の当番を終えた。お箸も無事分けてもらってお弁当を食べることができた。食べ終えてから休憩時間にこのブログの午前中分までを書いた。
 午後もしっかり働いて、声はガラガラ、お尻は痛くて、右腕も痺れてしまった。いちおう、

 ”どうぞ、こんにちは、おかけください”

と声がけすることはできたと思う。もちろん、問診中は目を見ていた。

 会場整理の事務方の人たちや看護師さんとかみんな結構疲れただろうに最後まで立ち働していた。医者だけが肘掛け椅子を用意してもらっていたのがちょっと気恥ずかった。

 帰りがけ、前を通りかかった都心の駅の周りの飲み屋はどこも三密で大盛況だった。これでは10日後ぐらいは感染再拡大だろう。スタッフ一同、今日1日頑張ったことにどれほどの意味がるのだろうかと虚しさを感じつつ帰宅した。
こりゃダメだ

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