ゆるふわ屋。 - 鏃キロク・若林浩太郎のブログ -

シナリオライター若林浩太郎のblogです

獣王星

2006年05月10日 08時02分11秒 | 雑記
ここ2、3年
DVDレコーダーでTV番組を録って
観てます。

楽しみにしてる番組が深夜に多くて、
リアルタイムで起きてられない私としては
予約録画に頼ることになります。

その中にアニメ「獣王星」があります。
「鋼の錬金術師」「カウボーイビバップ 劇場版」を
制作したBONES(ボンズ)が作ってるのを知ったのが
観始めたキッカケでした。

なかなかイイ出来してます。
キャラの顔つきが気になる人が多いようですが、
「天空のエスカフローネ」なんかで別にキャラデザインに
違和感を感じなかった私としては問題なく観れます。

原作はノーマークでした。
ということで調べてみました。

ジェッツコミック!?
ベルセルクと同じじゃないか、
何故いままで知らなかったんだろう。
作者の「樹なつみ」さんは
大物作家なので知っていたんですが。

な、なるほど!
謎は全て解けた!!
何かしらの大人の事情で中途半端な終わり方をしたので
アニメでしっかりしたカタチにするってことですな。

でも今月、「完全版」と称されたコミックの
最終巻が発売されるようなんですね。

どんな終わり方をしてるのか気になります。
アニメとは違うのかなあ。

E3でプレステ3、Wii(旧レボリューション)関連発表ですか

2006年05月09日 21時02分05秒 | ゲームについて
FF13を世界観だけ共有して
違うゲーム性のを3本、とりあえず3本発表ですか。

ってことはWindows Vista向けに開発されている
スクエニのキラーコンテンツとしてのMMORPGは、FFじゃないのかな??

まあ、今回のE3中で何かしらの発表はあると思うけど、
プラットフォームをコンシューマからPCに移行するつもりなのは
間違いなさそうだ。

Wii向けで独占してドラクエを発売。
ただし「ドラクエ9」ではない。

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル(FFC)みたいに
名前だけ取ってあるようなドラクエでないよう祈りたいけど、
Wii自体が今までのと同じ方向の「ゲーム」を提供するような
ハードでない以上、大化けするか大コケするかの二択しかないでしょうね。

FFCの2をWii向けでも発売……微妙だなあ。
かなりビミョー。

前のがお世辞にも面白かったとは言い難い作品だったので
いちいち続編として出す必要もなかろうと思うのだが、
多分そんな事は作ってる人たちが一番強く感じてるのだろうと思われる。

某H社で、有名タイトルのPS2版を作れって
言われたチームに所属してたので、気持ちはわかる。

もしかしたらGC用に2を作ってたのに
Wii向けに開発し直して~って言われたかもしれないし、
それの可能性は十二分にあり得ると思う。

さて、キナ臭い大人の事情はおいといて。

FF13、名前の挙がってるスタッフが
FF10とかキングダムハーツの人らなので
個人的には全く期待してません。

スタッフ云々もあるけど、ハード高すぎだろ。
今の時代に20GBって少なすぎるだろHDD!
しかもそれで税込み63000円弱かよ!

経済格差が広がってるから、
貧乏人に買うてもらおうなんて、
最初から思ってないんですわ~、
ヒャッヒャッヒャって感じかねえ。

独自路線いきすぎでソニーが嫌いっていうのもありますが、
それ以上に最近は不具合とか多すぎる。
製品のファームウェアとか、ポータブルオーディオそのものとか。

無駄に高いだけのVAIOシリーズも
コケて立て直してる最中だし、ここはPS3にコケてもらって
ブルーレイはなかったことにしてもらいたいなあ。

私が新卒で某社に入社し、
プランナーとして働き始めた当時は
PS2向け開発機材は200万円でした。

その後、リース向けで安くなったとか
開発し易い環境が整ってきたとか噂で聞きましたが
それも普及あってのこと。

ハードを買ってもらうためのキラータイトルとして
FF13やモンスターハンター3、
バイオハザード5にメタルギアソリッド4を
担ぎ出してきたってことですね。

非常に分かりやすい構図です。

企業戦略としては間違ってない。
でも、これじゃコアな、つまり一月に一本以上ゲームを
買うようなヘヴィユーザーしか、ついてこれないよ。

それでいいのかな……。

かつてPSは、広告を武器に
パラッパラッパーだとかサイ、
どこでもいっしょなんかのソフトで
ユーザー層を拡大してきた。

けれど今のソニーには、
もはやそういうつもりはなくて
少なくとも日本国内では
いま居るユーザーを確保し続けることに専念すると、
そう解釈していいんだろうか。

少なくともPSPのタイトルを見てる限りでは
そんな感じだけどね。

日本の優れた(と言い切っていいのか?)コンテンツを
海外に流通させることで利益を上げようって腹なのかなあ。

国内での限界は、とっくの昔に見えていて
1億3千万人 × 24時間を取り合っているに過ぎないから
今度は海外のマーケットに訴えかけるしかないと思うのは仕方のないこと。

だからこそ、ゲームを一旦リセットし
横井軍平氏の残した十字キーという
遺産の呪縛から解き放たれ、
「遊び」というものの開拓を
していくべきじゃないんだろうか。

でないと「ゲーム」としてのコンテンツだけでの
限界が見えてるのに、競争力は減る一方じゃないかな。

いくらゲームボーイが世界で最も普及したハードだといっても、
携帯電話にはかなわないわけだからね。

開発の辛いキツい裏事情を考えるならばこそ、
ゲームを神格化せず真正面から捉えて取り組むべきだと私は思う。

取ってつけたかのようなゲーム性を加えて
自社ソフトをDSに移植し続ける保守派の経営陣の皆様、いかがですか。

あなたが決断しなくても、
淘汰はもう目の前に来てるのですから。

DoGA行ってきました~

2006年05月07日 21時10分28秒 | 雑記
去年は、そんなに面白いと感じた作品が
多くなかったので途中から観ようと思って
行ったのですが、失敗でした。

ほとんど終わりかけに行った感じでしたが、
けっこう一芸に秀でてる作品が多かったように思います。

韓国人の方が作った「パパが必要なの」
イイ感じでした。他にも完成度が高いものは多かったのですが、
真正面から見て評価するなら当り障りのないものが多かったかな。

絵が、とても可愛らしくて好みだったのは「吉野の姫」という
作品。一人で作ったという点、完成度の高さは評価できます。

もっと一般の人が、ああいう
一人で作ったような作品を観る機会、
その絶対数が増えればCGアニメ作家が
食っていけるようになるんだろうと思うんですけどねえ。

作る時間は長くても、
消費されるのは一瞬だからなあ、
映像って。

その点、小説なんかはまだ時間が掛かる方かな。

今日はDoga観に行きます

2006年05月07日 11時35分27秒 | 雑記
Dogaってのは何か?
ってことで、少しだけ紹介。

まあコチラを見て頂ければ
何となくは分かると思うんですが、端的に申し上げますと
主に個人製作を対象としたCGコンテストです。

最近アツイ業界ですよね。
「彼女と彼女の猫」「ほしのこえ」「雲のむこう 約束の場所」で
お稼ぎになった新海誠さんをはじめとして、
「ウルダ」「TANK SWAT」(原作は士郎正宗のドミニオン)で
一躍有名になったロマのフ比嘉さん等
世に名を知られる方がどんどん増えてます。

こないだ、こちらのblogにも書きました
蛙男商会なんかも地上波に進出してるわけですから、
世間の注目度も自然と分かるというものです。

最初はなんとなくで観にいったdogaですが、
その「なんとなく」も数年続けば慣例になるというもので
ここ3、4年連続で観にいってます。

昨年は「TANK SWAT」の先行お披露目もありまして、
なかなかに楽しかったです。

今日は雨模様で客足(っても入場料とかない)が
少ないと思いますが、はてさてどうなることやら。