今回は小学生の教員
Y先生の話です。
またyou-youさんからのリクエストで
コブクロの曲です。
心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。
44作目は
コブクロのここにしか咲かない花へです。
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪~ここにしか咲かない花へ~♪
この曲は成海璃子(12歳)のドラマ初主演『瑠璃の島』の主題歌でもありました。
母親から教育を放棄され、東京の施設で育てられた少女。
愛情をほとんど受けずに育ち、荒んでいた時に仲間勇造と出会い、里子となる。
最初は平気で嘘をつき、怒り出すと手がつけられないような
問題児だったが、自分が大切にされていることに気付くと、
次第に明るい心を持った島の少女へと成長していく。
そんなドラマです。
沖縄県鳩間島がモデルで綺麗な海の映像が印象的です。
ドラマ『瑠璃の島』
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。ドラマの一部が流れます)
♪~『瑠璃の島』 ~♪
さらにBoyz Ⅱ Men が Flowers Bloom~ここにしか咲かない花~でカバーしています。
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪~ Flowers Bloom ~♪
長文になりますので、時間の有る方は続きを
ではY先生より
私が小学校五年生の担任になったとき、
クラスの生徒の中に勉強ができなくて、
服装もだらしない不潔な生徒がいたんです。
その生徒の通知表にはいつも悪いことを記入していました。
あるとき、この生徒が一年生だった頃の記録を見る機会があったんです。
そこには、
「あかるくて、友達好き、人にも親切。勉強もよくできる」
あきらかに間違っていると思った私は、気になって二年生以降の記録も調べてみたんです。
二年生の記録には、
「母親が病気になったために世話をしなければならず、ときどき遅刻する」
三年生の記録には、
「母親が死亡、毎日悲しんでいる」
四年生の記録には、
「父親が悲しみのあまり、アルコール依存症になってしまった。
暴力をふるわれているかもしれないので注意が必要」
………私は反省しました。今まで悪いことばかり書いてごめんねと。
そして急にこの生徒を愛おしく感じました。
悩みながら一生懸命に生きている姿が浮かびました。
なにかできないかと思った私はある日の放課後、この生徒に、
「先生は夕方まで教室で仕事をするから、一緒に勉強しない?」
すると男の子は微笑んで、その日から一緒に勉強することになったんです。
六年生になって男の子は私のクラスではなくなったんですが、卒業式の時に
「先生はぼくのお母さんのような人です。ありがとうございました」
と書かれたカードをくれました。
卒業した後も、数年ごとに手紙をくれるんです。
「先生のおかげで大学の医学部に受かって、奨学金をもらって勉強しています」
「医者になれたので、患者さんの悲しみを癒せるようにがんばります」
そして、先日私のもとに届いた手紙は結婚式の招待状でした。
そこにはこう書き添えられていました。
「母の席に座ってください」
先生も人である、間違えもするし、えこひいきもする。
教え子は数えきれず、全生徒を見るのは皆無。
どうかこの先生の様に一人の生徒でいい、
先生に出会えて良かったと、
言ってもらえる先生になって下さい。
bykentathu
Y先生の話です。
またyou-youさんからのリクエストで
コブクロの曲です。
心に伝わるback Musicとして
記事を書いてます。
44作目は
コブクロのここにしか咲かない花へです。
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪~ここにしか咲かない花へ~♪
この曲は成海璃子(12歳)のドラマ初主演『瑠璃の島』の主題歌でもありました。
母親から教育を放棄され、東京の施設で育てられた少女。
愛情をほとんど受けずに育ち、荒んでいた時に仲間勇造と出会い、里子となる。
最初は平気で嘘をつき、怒り出すと手がつけられないような
問題児だったが、自分が大切にされていることに気付くと、
次第に明るい心を持った島の少女へと成長していく。
そんなドラマです。
沖縄県鳩間島がモデルで綺麗な海の映像が印象的です。
ドラマ『瑠璃の島』
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。ドラマの一部が流れます)
♪~『瑠璃の島』 ~♪
さらにBoyz Ⅱ Men が Flowers Bloom~ここにしか咲かない花~でカバーしています。
(パソコンの方はCtrlキーを押しながら下記画像をクリックして下さい。曲が流れます)
♪~ Flowers Bloom ~♪
長文になりますので、時間の有る方は続きを
ではY先生より
私が小学校五年生の担任になったとき、
クラスの生徒の中に勉強ができなくて、
服装もだらしない不潔な生徒がいたんです。
その生徒の通知表にはいつも悪いことを記入していました。
あるとき、この生徒が一年生だった頃の記録を見る機会があったんです。
そこには、
「あかるくて、友達好き、人にも親切。勉強もよくできる」
あきらかに間違っていると思った私は、気になって二年生以降の記録も調べてみたんです。
二年生の記録には、
「母親が病気になったために世話をしなければならず、ときどき遅刻する」
三年生の記録には、
「母親が死亡、毎日悲しんでいる」
四年生の記録には、
「父親が悲しみのあまり、アルコール依存症になってしまった。
暴力をふるわれているかもしれないので注意が必要」
………私は反省しました。今まで悪いことばかり書いてごめんねと。
そして急にこの生徒を愛おしく感じました。
悩みながら一生懸命に生きている姿が浮かびました。
なにかできないかと思った私はある日の放課後、この生徒に、
「先生は夕方まで教室で仕事をするから、一緒に勉強しない?」
すると男の子は微笑んで、その日から一緒に勉強することになったんです。
六年生になって男の子は私のクラスではなくなったんですが、卒業式の時に
「先生はぼくのお母さんのような人です。ありがとうございました」
と書かれたカードをくれました。
卒業した後も、数年ごとに手紙をくれるんです。
「先生のおかげで大学の医学部に受かって、奨学金をもらって勉強しています」
「医者になれたので、患者さんの悲しみを癒せるようにがんばります」
そして、先日私のもとに届いた手紙は結婚式の招待状でした。
そこにはこう書き添えられていました。
「母の席に座ってください」
先生も人である、間違えもするし、えこひいきもする。
教え子は数えきれず、全生徒を見るのは皆無。
どうかこの先生の様に一人の生徒でいい、
先生に出会えて良かったと、
言ってもらえる先生になって下さい。
bykentathu