いきなりおっぱじめました突然蔵出し企画、題して「あの時キミはバカだった」
♪あの時キミは~ バカだった~♪
え~。
ちょいと押入れを整理しておりましたら、16年前の1995年の「週刊競馬ブック」が、なぜか4週分だけ出てきまして。
この頃は学生時分、新宿の大型書店で床を掃いていたおいら、この頃は月曜日になると駅の売店で「週刊競馬ブック」を買い求めておりました。
月曜日発行なのだけれど、月曜の朝においてあるのは都心の駅の、それもキオスクや私鉄の駅売店などではなく、駅の柱の片隅で広がっていた新聞の即売スタンドだけ。月曜日の夕刊紙とともに他の各コンビニや駅売店に配送されていた…という物流事情は、今でも変わりはないのかな?
その頃にどうやら寺山修司にかなり毒されていたようで、毎週金・土は東スポで競馬予想をしながらバイト先から帰る生活。
そしてその頃は、競馬予想と平行しながら、帰りの京成電車の中で200字詰め原稿用紙を取り出して、寺山修司を追い求めた予想コラムを書く真似事などをしていた…らしい。
書き溜めておいた予想コラムは、当然のことながら自慰行為、誰に読んで貰おうと思って書きとめたものではなく、電車の中で思いつくままに書き散らしたものばかり。
そら(見せる相手もいなければ)そう(そのままお蔵入りに)なるわな。
こうした週刊競馬ブックなどの類は、ひとまず押入れなどに所蔵しておけば、5年10年経った後に、見る人が見れば資料的な価値は出てくるかとは思うけれど、当然のことながら場所をとるわけで、もともと書き留めておいた予想コラムにしても、当時はインターネット黎明期、極めて限られた人たちの手によってしかインターネットは存在しておらず、当然のことながら、誰かに呼んでもらう術があるわけでもなし。
…まあ、目立ちたがりな性格であったなら、学内でミニコミ紙という位置づけで、競馬の予想紙を発行するという手立てはあったとは思うが、そこまで思い至らなかったのはなぜかしら。
…で、実に久々に、16年前、当時ハタチのあたしの青白き自慰コラムを、この歳になって読み返してみた。
いやあ…。
キモいねorz
当ブログの文章だって、ネット上に自由気ままに書き散らしているから皆様がそれなりの価値を持ってくださってお読みいただいているわけだけれど、それとて読者の皆様から対価だなんてとてもとてもいただけぬ。
これだけ「皆さんの目」を意識しつつ書き連ねている身分から当時の青白き文章を振り返っても、まあ酷いね。
こんなのが仮に雑誌の片隅に載っていたとしたら、恥ずかしくて高戸橋から神田川に身を投げたくなるね。いやマジで。
うんうんそうかいそうかい、当時は自信満々にこんな文章を書いていたのか。
じゃあこいつをそのまんまブログのネタにしちまおうじゃねえかと。
来たよ来たよ自虐的なネタが。
書き溜めていたのは、1995年9月~12月のおよそ3ヶ月間、新潟3歳S(現新潟2歳S)~有馬記念まで、土日のメインれーすを中心に書き連ね続けていたはずだけれど、残ったのは4週分、コラムにしたら5回分か6回分。
しかし。
当時原稿用紙に書き連ねた文章を、そのまんま再現したのでは、いくらなんでもおいらの羞恥心っちゅーもんがありまして。これもいろいろと問題がある。
そこで、現在のあたしから見ても、これはいかがなものか…という場所に限っては、「てにをは」の修正、もしくは多少の再構成をさせていただいた上で発表させていただきたく存じます。
当時の競馬の雰囲気などが、少しでも皆様に伝われば…と思います。
それでは蔵出し企画その1。
時計を1995年10月14日、新潟競馬のメインレース、松浜特別に戻してみたいと思います。
1995年松浜特別のレース結果はこちらから。
1着 [9]ランフォーローズ(坂本)1分35秒1
2着 [3]アサカダラス(蓑田)1/2馬身
3着 [11]フジグレイトリニア(嶋田)1馬身1/4
4着 [13]ミナミノキャロル(小谷内)1馬身3/4
5着 [7]グレイテストヒッツ(津曲幸)1馬身1/4
いやあ…。
恥ずかしいねえ…。
これでもかなり内容には手を入れたのだが、それにしても恥ずかしい。
これが二十歳の小馬太郎兵衛の文章ですよ。はたちですよ、ハ・タ・チ。
何をいったいそんなにとんがっていたのだ小馬太郎兵衛。
この文章をどこで書いたのか、実は全く覚えていない。
とにかく寒かったので、ガラス張りの新潟競馬場のA指定席(当時も今もアイビススタンド3階の席)に入ろうと、県庁前から松浜回りの一般路線バスで早目に競馬場に着いたから、開門までの時間で書き上げたのか、或いは開門してから指定席のテーブルを使って書いたのか。
「夜行列車」と書いている通り、「ムーンライト」(今の「ムーンライトえちご」)で新潟入りしているから、駅の待合室で時間を潰している間に書き上げたのかもしれない。
とにかく眠さが先行したのか、文章が恐ろしく不機嫌。
当時はこんな文章を、興味を持ってくれた友達あたりにお見舞いしてやろうとさえ思っていたのだから恐れ入る。
16年前の1995年当時は、競馬場のイスにまともに座ろうと思ったら、それが指定席であれ一般席であれ、開門前には競馬場についておくのが最低条件だった。
5時過ぎに新潟についても、朝8時半ごろには競馬場にいたいとなると、せっかく新潟に着いても、おのずから行動は限られる。
せっかく朝の時間があったので、新潟駅前からバスで東関屋へ出て、当時はまだ月潟まで健在だった新潟交通線に乗ろうと思ったものの、結局は新潟駅から遠く離れた(最寄り駅は豊栄)新潟競馬場へ行こうとしているのだから、せっかくオンボロでんしゃでガタピシ揺られながら月潟まで往復すればいいのに、途中の焼鮒という駅で折り返して来てしまった。なぜ焼鮒で降りたのかはわからないけれど、東関屋で時刻表を見て、この駅までなら折り返せそうだと見当をつけたに違いない。
あ、レース結果の詳細は、リンクしたnetkeibaの記事をご覧下さい。
この日?
けちょんけちょんにやられたよ。
やっぱりバイト明けで夜行で競馬は無理があるって。
ちゃんと寝ないと。とほほ←それは昔も今も変わらないwww
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♪あの時キミは~ バカだった~♪
え~。
ちょいと押入れを整理しておりましたら、16年前の1995年の「週刊競馬ブック」が、なぜか4週分だけ出てきまして。
この頃は学生時分、新宿の大型書店で床を掃いていたおいら、この頃は月曜日になると駅の売店で「週刊競馬ブック」を買い求めておりました。
月曜日発行なのだけれど、月曜の朝においてあるのは都心の駅の、それもキオスクや私鉄の駅売店などではなく、駅の柱の片隅で広がっていた新聞の即売スタンドだけ。月曜日の夕刊紙とともに他の各コンビニや駅売店に配送されていた…という物流事情は、今でも変わりはないのかな?
その頃にどうやら寺山修司にかなり毒されていたようで、毎週金・土は東スポで競馬予想をしながらバイト先から帰る生活。
そしてその頃は、競馬予想と平行しながら、帰りの京成電車の中で200字詰め原稿用紙を取り出して、寺山修司を追い求めた予想コラムを書く真似事などをしていた…らしい。
書き溜めておいた予想コラムは、当然のことながら自慰行為、誰に読んで貰おうと思って書きとめたものではなく、電車の中で思いつくままに書き散らしたものばかり。
そら(見せる相手もいなければ)そう(そのままお蔵入りに)なるわな。
こうした週刊競馬ブックなどの類は、ひとまず押入れなどに所蔵しておけば、5年10年経った後に、見る人が見れば資料的な価値は出てくるかとは思うけれど、当然のことながら場所をとるわけで、もともと書き留めておいた予想コラムにしても、当時はインターネット黎明期、極めて限られた人たちの手によってしかインターネットは存在しておらず、当然のことながら、誰かに呼んでもらう術があるわけでもなし。
…まあ、目立ちたがりな性格であったなら、学内でミニコミ紙という位置づけで、競馬の予想紙を発行するという手立てはあったとは思うが、そこまで思い至らなかったのはなぜかしら。
…で、実に久々に、16年前、当時ハタチのあたしの青白き自慰コラムを、この歳になって読み返してみた。
いやあ…。
キモいねorz
当ブログの文章だって、ネット上に自由気ままに書き散らしているから皆様がそれなりの価値を持ってくださってお読みいただいているわけだけれど、それとて読者の皆様から対価だなんてとてもとてもいただけぬ。
これだけ「皆さんの目」を意識しつつ書き連ねている身分から当時の青白き文章を振り返っても、まあ酷いね。
こんなのが仮に雑誌の片隅に載っていたとしたら、恥ずかしくて高戸橋から神田川に身を投げたくなるね。いやマジで。
うんうんそうかいそうかい、当時は自信満々にこんな文章を書いていたのか。
じゃあこいつをそのまんまブログのネタにしちまおうじゃねえかと。
来たよ来たよ自虐的なネタが。
書き溜めていたのは、1995年9月~12月のおよそ3ヶ月間、新潟3歳S(現新潟2歳S)~有馬記念まで、土日のメインれーすを中心に書き連ね続けていたはずだけれど、残ったのは4週分、コラムにしたら5回分か6回分。
しかし。
当時原稿用紙に書き連ねた文章を、そのまんま再現したのでは、いくらなんでもおいらの羞恥心っちゅーもんがありまして。これもいろいろと問題がある。
そこで、現在のあたしから見ても、これはいかがなものか…という場所に限っては、「てにをは」の修正、もしくは多少の再構成をさせていただいた上で発表させていただきたく存じます。
当時の競馬の雰囲気などが、少しでも皆様に伝われば…と思います。
それでは蔵出し企画その1。
時計を1995年10月14日、新潟競馬のメインレース、松浜特別に戻してみたいと思います。
1995年10月14日 松浜特別
「鉄道の日」
馬と競艇でちょっとしたお金ができたので、新潟にやってきた。
寒い。
眠い。
夜行列車で朝の5時すぎに着いたばかりで、温度計はなんと12度を指しているではないか。そのくせ列車は耳たぶが真っ赤になるくらいクソ暑い。おかげでほとんど寝ることができなかった。
寝不足ということは、即座に今日の競馬の敗戦を意味する。そうでなくても秋の裏開催は、ちょっと足りないメンバーの宝庫。未勝利馬にとっては来月までに1勝を挙げることが生き残りへの絶対条件。押せ押せで来ているから、まともにパドックを見たって、展開を予想したって、ましてや血統予想などしても当たるはずもないから、言葉遊びで買って、運がよければ当たるようなスタンスでいこう。
裏開催らしく、メインの松浜特別は4歳以上の500万条件。メンバーも中央開催ではちょっと足りない馬ばかり。まともにいっても面白くないから、11番のフジグレイトリニアから入る。
なぜか。
今日は鉄道の日。全国各地で鉄ちゃんが狂喜乱舞している日で、鉄道とゆかりのある馬を買わぬとは何事であろう。
すなわち「フジ」とは、今も走る寝台列車の名で、戦前は「桜」と並ぶ名列車(※注・「富士」は2009年3月で廃止)。リニアとは文字通り、21世紀の高速交通を担うであろうリニアモーターカーのことである。
比較的人気もなさそうだから、単複か連か迷った挙げ句、馬連で行こう。10月14日にちなんで10-11、11-14、ついでに10-14も買っておこうか。
これが来たら?
古町で豪遊よ。
1995年松浜特別のレース結果はこちらから。
1着 [9]ランフォーローズ(坂本)1分35秒1
2着 [3]アサカダラス(蓑田)1/2馬身
3着 [11]フジグレイトリニア(嶋田)1馬身1/4
4着 [13]ミナミノキャロル(小谷内)1馬身3/4
5着 [7]グレイテストヒッツ(津曲幸)1馬身1/4
いやあ…。
恥ずかしいねえ…。
これでもかなり内容には手を入れたのだが、それにしても恥ずかしい。
これが二十歳の小馬太郎兵衛の文章ですよ。はたちですよ、ハ・タ・チ。
何をいったいそんなにとんがっていたのだ小馬太郎兵衛。
この文章をどこで書いたのか、実は全く覚えていない。
とにかく寒かったので、ガラス張りの新潟競馬場のA指定席(当時も今もアイビススタンド3階の席)に入ろうと、県庁前から松浜回りの一般路線バスで早目に競馬場に着いたから、開門までの時間で書き上げたのか、或いは開門してから指定席のテーブルを使って書いたのか。
「夜行列車」と書いている通り、「ムーンライト」(今の「ムーンライトえちご」)で新潟入りしているから、駅の待合室で時間を潰している間に書き上げたのかもしれない。
とにかく眠さが先行したのか、文章が恐ろしく不機嫌。
当時はこんな文章を、興味を持ってくれた友達あたりにお見舞いしてやろうとさえ思っていたのだから恐れ入る。
16年前の1995年当時は、競馬場のイスにまともに座ろうと思ったら、それが指定席であれ一般席であれ、開門前には競馬場についておくのが最低条件だった。
5時過ぎに新潟についても、朝8時半ごろには競馬場にいたいとなると、せっかく新潟に着いても、おのずから行動は限られる。
せっかく朝の時間があったので、新潟駅前からバスで東関屋へ出て、当時はまだ月潟まで健在だった新潟交通線に乗ろうと思ったものの、結局は新潟駅から遠く離れた(最寄り駅は豊栄)新潟競馬場へ行こうとしているのだから、せっかくオンボロでんしゃでガタピシ揺られながら月潟まで往復すればいいのに、途中の焼鮒という駅で折り返して来てしまった。なぜ焼鮒で降りたのかはわからないけれど、東関屋で時刻表を見て、この駅までなら折り返せそうだと見当をつけたに違いない。
あ、レース結果の詳細は、リンクしたnetkeibaの記事をご覧下さい。
この日?
けちょんけちょんにやられたよ。
やっぱりバイト明けで夜行で競馬は無理があるって。
ちゃんと寝ないと。とほほ←それは昔も今も変わらないwww
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恥ずかしすぎて手直ししたところも忘れるくらいです。
…青春なんですかねえ…。
競馬の予想コラム。ホームページやブログに未だに掲載していますよ。
良い子は「居酒屋伸ちゃんシリーズ」で検索しちゃダメだよw。
絶対にしませんから!!←