波が…

調子が悪い…。
どうも今までが良かった分の反動が今になってきたのだろうか。

まあ、今日調子が悪くなったのは、おおよそ原因は突き止めている。
間違いなく原因は去年の昨日今日の所業にある。
あれから天国から地獄へと叩き落とされた（勝手に落ちたとも言う）記憶が生々しくフラッシュバックしてくるからである。
医王山から眺めた金沢の町並みに向かって、「この街は俺を歓迎してくれるだろうか」と問い掛けた日から一年。
それから、職場との上司とのトラブルに巻き込まれ、マリーンズは合併の窮地に追い込まれ、あの人との恋の先行き不安にかられ、ただでさえテンパりやすかった自分が、荷物を背負いすぎて自滅したのは、去年の９月のことだった。
思い出さない方法をカウンセリングで受けていても、どうしても思い出さずにはいられない。

秋は、俺にとっては別れの季節。
全てを封印できるようになるまで、一体幾年月かかることであろう。
封印できるようになって、初めてこの病気から足を洗うことが出来るようになるのだろうか。

一体、光はどこから差すのだろう。
光をどのように探したらよいのだろう。
分からないまま、今日を生きている自分がいる。
そんな自分が、激しく嫌だ。