この時期に次期監督を流すとは…【２３時０５分追記完了】

ネット上のソースが今のところないのでお見せできないのが残念ですが、とうとうスポニチ以外のメディアで、しかも開幕して１０試合も経っていないのに、次期監督候補がアナウンスされてしまいました…。

ひとまず紙面はこちら。

日刊スポーツ

悔しい。
これだけ声を上げていても、フロントには怨嗟の声などとても届いちゃいなかったことが悔しい。
そして許せない。
俺にはこの事態に対して、何が出来るか。
分からないのが悔しい。
おそらくは「弱いイヌはよく吠えると言うが、黙っているよりはよっぽどマシだぜ」という、尾崎豊の金言を愚直に貫き通すことでしか、皆さんにお見せすることが出来ないだろう。

悔しいっす…。

※後刻追記致します。ご了承下さい。

【※２３時０５分追記しました。】

なにせこーゆーネタであればあるほど出がけや出かけている最中に遭遇するもので、ネット上のソースは、朝記事を慌てて書き連ねて出て行く段階では出ておらず、駅の新聞自販機でソース元の日刊スポーツを購入して、その記事を電車の中で時間を忘れるくらい睨み付けたことだった。

ロッテ、ボビー後任に西村ヘッドが昇格(日刊スポーツ) - goo ニュース

ロッテが、来季監督に西村徳文ヘッドコーチ（４９）を昇格させる方針を固めたことが１３日、明らかになった。ボビー・バレンタイン監督（５８）は、任期満了に伴い今季限りでの退任がすでに決定している。水面下で候補者を模索していたが、ロッテ一筋の生え抜きに後任を託すことで一本化した。２軍監督には高橋慶彦打撃コーチ（５２）を起用して、チームの立て直しを図ることも決まった。

　ロッテの後任監督が早くも決定した。重光オーナー代行、瀬戸山社長、石川副代表ら球団フロント陣が話し合い、西村ヘッドコーチの監督昇格で一本化した。球団関係者は「今年から球団が取り組んでいる長期的な改革の土台を築ける人。選手からの人望も厚く、チームの立て直しに最適と判断した」と話した。

　球団は昨年１２月に今季限りでのバレンタイン監督の退任を発表した。監督および監督の推薦でチーム入りした外国人コーチ、スタッフなどの年俸が総額約８億円にまで膨れ上がり、景気悪化の中で本社から球団の在り方の見直しを図るよう要請があった。さらに監督がフロントの意見に耳を貸さなくなり、独断的に編成を行ったことで関係各所とトラブルが発生したことも要因となり、異例ともいえる早期退任が決まっていた。

　重光オーナー代行は３月１５日にオープン戦視察のために訪れた千葉マリンで、「今年のペナントで日本一になったとしてもバレンタイン監督の続投はない」と、あらためて退任の方針を明言していた。

　水面下で、球団ＯＢや元メジャー経験者などを中心に人選を進めた。最終的にロッテ一筋２８年の生え抜きで、現在のチーム状況を最も把握している西村ヘッドコーチに白羽の矢を立てた。現役時代は外野手として首位打者や盗塁王に輝き、９７年に引退後は１軍コーチを歴任。万年Ｂクラスと低迷していた時期を知る苦労人でもあり、また０５年にはヘッドコーチとして日本一へとけん引している。

　今季のロッテについて、球団関係者からは「チーム内が荒れている。選手が、フロントと監督の確執に振り回されてプレーに集中できないのではないか」と言う声も出ている。開幕カードの西武戦こそ２勝１敗で勝ち越したものの、その後の日本ハム、オリックスに５戦全敗で最下位に低迷している。この状況を打破するためにも、新体制を固めたようだ。

　球団は再建に向けてのもうひとつの目玉として、高橋打撃コーチを２軍監督に据える。広島時代は厳しい練習で盗塁王やベストナインを獲得した実績を持ち、０４年にロッテコーチ就任後はスパルタ教育で西岡、今江らを育てた手腕が評価された。バレンタイン政権下では２軍でも投球制限がもうけられるなどした。練習不足ではないか、との声も出ていた。来年からは徹底指導でチーム力の底上げを図ることになる。球団が「改革元年」と位置付けた今年、開幕わずかの段階で早くも第１歩が固められた。

監督の人事だけは、フロントだけではなく、オーナーやオーナー代行の意向が大いに左右されるだけに、オーナー代行まで列席しての会議で改めて来年度の体制が話し合われたことで、来年度に新体制を迎える準備は着々と進んでいるようだ。
当ブログでも様々なスタンスの方々に広くお読み頂いていて、皆さんのご意見それぞれがとても参考になり、自分自身のスタンスを考える上で大いに参考にさせて頂いていることを、この場に於いてこっそりと御礼を申し上げます。ありがとうございます。

…でもね。

今マスコミにリークする話じゃないでしょう。

そして記事中に、どうしても気になる一文が。

今季のロッテについて、球団関係者からは「チーム内が荒れている。選手が、フロントと監督の確執に振り回されてプレーに集中できないのではないか」と言う声も出ている。

＞チーム内が荒れている。
＞チーム内が荒れている。
＞チーム内が荒れている。
＞チーム内が荒れている。
＞チーム内が荒れている。

サクッと他人事のように言ってくれるなよ…。
球団関係者がこれでは…。

どのみち、このようなチーム状況で、選手達に残された「最後の一踏ん張り」が利くような環境ではないことは明らかだ。

今年退陣が決まっている監督。
来年監督候補としてささやかれているヘッドコーチが目の前にいる。
選手達は現監督と、来年の監督候補、どちらの進言に耳を傾けることか。
或いは今年退陣が決まっている監督を、選手達が果たしてどれほど「本気」で胴上げさせたいと思っていることか。

それらの障壁が全て取り除かれない限り、最後の一踏ん張りがとても出来るような体制ではないのは、組織としてみれば火を見るよりも明らかだ。
フロント陣はそれでいいかもしれないが、振り回されている選手、そしてどこに精神的なよりどころを求めればよいのか分からずにさまよい続けるファンには、またとない仕打ちになってしまった。

まあ、それでもグラウンドの選手達に声をからすけどね、俺は。

ボビー退陣は既定事実として受け入れるとしても、最近のフロントのやりたい放題ぶりに、いい加減にげんなりしたファンの間では、「ホームの千葉マリンにはカネを落とさず、ビジターにカネを落として抗議しよう」という動きも少なからずあるようだ。
それはそれで一つの見識だと思うし、そうした動きに実際に踏み切れるファンの皆さんがもしいらっしゃれば、それはそれでリスペクトしたいけれど、おいらは…。
やっぱりね。
千葉マリンに行く目的は、もちろん大好きな千葉ロッテマリーンズを応援しに行くこともさることながら、そこで出会える観戦仲間、馴染みの売り子さん達の笑顔を見に行っているんですよ。
スタジアムで会う笑顔に、どれだけ勇気づけられたことか。
その笑顔に会うために、おいらはイカされている生かされていると言っても差し支えないだろう。

そのために、おいらはどう動かなければいけないか…ということを考えていくと…ね。

まさかこの言葉を、球団再編問題から５年が経った今日日、もう一度持ち出すことになるとは思わなかったのだけれど…。

自分たちの遊び場は、自分たちで守らなきゃダメなんだと。

ホントにね。
こうやって吠えることくらいしか出来ないけどね。

球場で、二度と絶望の涙を流したくはないんですよ。
サークルライトの千葉マリンを見上げて涙した２００４年７月７日は、絶対に忘れることは出来ないんですよ。
悔しいけれど、俺達ファンは、愚直に叫んで賛同者を募ることしかできませんから。あの時からそうだったように。

まあ、まだまだ春先。
この先にどれほどの仕掛けが潜んでいるか、今から覚悟は決めておきましょうか。

例え許せなくても、悔しすぎても、今年はそれが何度起きるかも分からないのだから、努めて冷静に行きましょう。
…俺が一番冷静さを見失っていたりして＿|￣|○