突き放され、やっと追いつき、また放され

まあ、そら（やっと同点に追いついた直後に打たれたら）そう（試合を落とす流れに）なるわな…。

西武・大崎、勝ち越し打…ロッテ打線振るわず(読売新聞) - goo ニュース

西武３―２ロッテ（パ・リーグ＝２０日）――西武は同点の四回、大崎の適時二塁打で勝ち越し。

　岸、牧田の継投で逃げ切った。岸は８回３安打２失点で、７月１１日以来の４勝目。ロッテは打線が振るわなかった。

[ニッカン式スコア]

○　千葉の連敗ストップ　４勝５敗
Ｓ　下手投げ　２勝６敗１１Ｓ
●　下手投げ　５勝６敗


試合の流れからすれば、今日は負けるべくして負けたといえる典型的な内容。

今日の先発は岸と俊介。
ところが俊介が立ち上がりから極めて不安定なピッチング。
１死後原、中島連続安打、中村四球でいきなり１死満塁。
最近の俊介のパターンでいけば間違いなく炎上コースのにほひがプンプン。
そしてホセ君に簡単にセンターに持っていかれて犠牲フライ。まず先制は西武。
その後も秋山がセンター前に弾き返して１点追加。初回表にいきなり２点ビハインド。
正直、今日の俊介の立ち上がりを見たら、よくもまあこの後を０で抑えたなと思えるほど。
こちらはこちらで岸をなかなか捕らえられず。ヒットは少ないが四死球が３回までに４つ。いいようにしてやられているというのか、岸がうまくまとめているというか…。
３回裏に、ようやくチャンスはやってくる。
１死後井口レフト前、カスティーヨフォアで１死１、２塁。
続く今江が３塁線を破る２塁打でまず井口生還。１－２、なお１死２、３塁。
福浦はライトに大きな犠牲フライを上げてカスティーヨ生還。同点。

…よくよく考えれば、これも先日の８点リードを追いつかれた際に触れたとおり、あくまで同点どまりだったから試合の主導権を握れなかったのか。
仮に逆転できていたとしても、今日の俊介のデキでは、中盤以降はどうにかなっても、それまでに取られればはいそれま～で～よ～。

でもそうなってしまうのがロッテ。
ねえ奥さん、見ていてくださいよ。
絶対に「そうなっちゃダメ！！」ということが起きちゃいますよ奥さん。

…。

直後の先頭バッター秋山にいきなりセンターオーバー３ベースを食らうんだもんなあ…(´・ω・｀)

この時点であたしゃはらを括りましたよ。
同点にしてもらった直後も直後、しかも先頭バッターにいきなり３ベースなんて打たれちゃいけないんです。
案の定、１死後大崎に２ベースを食らってこれが決勝点。
岸も３回まではけっこうメロメロ、君にメロメロメローイエローだったのだが、４回以降は立ち直ってしまった。
そういえば最近復刻発売されましたな、メローイエロー。懐かしい。

試合はクロスゲームのまま、守備もそれほど拙いところを見せるでもなく、ショートに入った正人も再三の好守備を見せるなど、乗っていた矢先の７回裏。
監督は代打攻勢に出る。
岸ということで、右対右→右対左へ。
清田に替えて角中。
まあこれは分かる。角中も２軍での打撃好調を受けて上がってきたから、一本出れば違うと思うのだが、次がアカン。
すぐ前のイニングで好守備を見せた正人を下げて、代打根元。
これはアカン。
たとえ右対右であろうと、守備でのっている正人なら、そのまま打たせた方が、たとえヒットで出るにしろ出られないにしろ、見ている側も納得できたと思うのだが。ましてや守備で再三好プレーを見せたすぐ裏のイニング。そのままの勢いで打席に立たせて、それでダメなら守備固めで交代…ということも考えられたと思うんだけどなあ…。
そして根元は最悪の見逃し三振。
これは決して根元が見逃し三振に倒れたから言っているのではない。
右対左という作戦意図。これは分かるんです。
でも根元？
ファンの方には申し訳ないけれど、だったら正人をそのまま打席に立たせた方がナンボかよかったのでは。
作戦意図は分かるけれど、ノッている選手を下げるとは、選手操縦のイロハのイを知らぬと言われても致し方がないタクトだと思う。まあ、選手操縦と戦術はあくまで別物と言われたらそれまでですが。

結局代打攻勢もむなしく、逆に勢いを殺いでしまう、状況を動かすために振ったタクトが、とんだ悪手になってしまった。


まあ、でも点差は開いたわけではなかったし、明日には…繋がるか？これ？
繋がると思わなければやってられんがね(´・ω・｀)