小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

なんてすてきな前衛短歌

2009-01-20 01:12:41 | まぬけニュース
こーゆーのは、得てして肩肘張らずに素直に感性で楽しんだもの勝ちだとは思うのですが、千葉県山武市の短歌の大会で、素晴らしい短歌が受賞を果たしたそうです。

asahi.com:「ぼくゴリラ」の短歌で市長賞 - マイタウン千葉

山武市出身の歌人で小説家の伊藤左千夫(1864~1913)をしのび、短歌に親しむことを目的にした第57回左千夫短歌大会(同市主催)が18日、同市殿台の成東文化会館のぎくプラザで開かれた。小中高校生と一般の各部で作品を募集し、今回は過去最多の2987の応募があった。高校生の部ではゴリラの孤独を表現した県立成東高校2年菱木俊輔君(17)の作品が市長賞に輝いた。

 「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」

 昨年春、千葉市内の動物園でゴリラを見て、「ゴリラも人と同じように孤独なのではないかと感じた」そうで、その孤独感を表現したかったという。ゴリラのイメージを文字で表すなら「ウ」と「ホ」だったので、そのふたつでまとめるようにした。書き始めて30分ほどで完成したという。選者の田井安曇さん(78)は「素手でつかんだ本音を歌っているユニークないい歌だ」と評価する。

 国語の授業でつくり、応募した。入賞の知らせを聞いた時は「まさか、と思った。先生は何かの間違いかと思ったそうで、友人からも奇跡だといわれた」。バレーボール部員で、得意科目は数学と国語。短歌は「これからも何かの機会があれば作るかもしれない」と話していた。

 大会では各部での入賞作品が表彰された。田井さんは「小中学生にも新鮮な感覚の作品があり、左千夫も喜んでいるでしょう」と話していた。(高木和男)


あの~…。

これなんて両さん?

ユニークな短歌と言われれば確かにその通りで、ちょっとやそっとの発想力ではこんな短歌は早々出てこないのは確かだが、そこまで選者の胸を打ったか…。
文学も芸術も、なんだかんだ言いながら、人の胸を打った方が勝つんですよ。
それ以外に基準なんかありゃしませんでしょ。
例えどんなに下手くそな言葉でも、その人の心を打てばその言葉が勝つんです。
どんなにけったいな芝居でも、人の胸を打てたらその芝居の勝ちなんです。
それが胸を打つ言葉でも、胸ぐらを掴む言葉であっても、打ったり掴んだりした方が勝ちなんです。
問題は、どこでどう人の胸を打つのか、どう胸ぐらを掴む言葉になるのかがさっぱり分からないから困るんで…。この高校生みたいに。

千葉市内の動物園ってーことは、千葉市動物公園ですか。
あそこは近くて遠い場所なんだよなあ…。行くチャンスはあったのかもしれないけれど、モノレールで通り過ぎるだけの場所ですわな。「風太」はまだ2本足で立っているのかしらん?
俺もあそこでゴリラを眺めたら、いい短歌が作れるかしら?

まあ、なんちゅーか、一度聞いたら二度と忘れられない短歌であることは間違いないでしょうな。
よく「記録に残るより記録に残ること」とは言いますが、まさに「記憶に残る」短歌になっちゃいましたな。

…道ばたでつぶやいてそうで怖いんだけどorz

 ブログランキング・にほんブログ村へ 

  

あわせて読みたい

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
その (小馬太郎兵衛)
2009-01-22 01:20:08
菱木君は、ちゃんとレストランの名前は言えるようになりましたか?
返信する
Unknown (おすばん液)
2009-01-21 12:33:05
私の近くの菱木君は「ア」と「レ」しか話せません

返信する

コメントを投稿