小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

トラ☆ウマ☆試合

2011-08-19 00:37:18 | 千葉ロッテマリーンズ
ごめんなさいごめんなさい皆さん本当にごめんなさい(´・ω・`)8点リードの2回裏、ついつい調子に乗って「その昔、大阪ドームで2回までに10点リードして逆転サヨナラ負けを食らったチームがあってだな…」なんて言っていたら、本当にそんな苦すぎる記憶が蘇る試合になってしまいました。皆さん本当にごめんなさいごめんなさい。

日本ハムが追い付く=プロ野球・ロッテ―日本ハム(時事通信) - goo ニュース
日本ハムが追い付き、引き分けた。ロッテが二回、カスティーヨの満塁本塁打などで8点。日本ハムは五回、6安打に敵失を絡めて6点、六回に小谷野の犠飛で同点。八回に里崎の犠飛で勝ち越されたが、九回に鶴岡のソロで再び追い付いた。


[ニッカン式スコア]





TEAM
宮の森
14
チバリーヒルズ


公:ケッペル、石井、榊原、宮西、武田久=鶴岡
鴎:上野、川越、伊藤、ロサ、薮田=里崎
HR 斧4号、酒田の南の都市1号


2回までに8点も取られると、どうしても昔さんざん煮え湯を飲まされた苦い記憶が脳裏を駆け巡る。
そうでなくても、昨日の神宮のヤクルト横浜戦は、横浜が9点リードをしておきながら追いつかれて引き分ける試合があった直後だっただけに、まさか二日連続でマモノが京葉線に乗ってマリンまで遊びに来ることになるとは思いたくもなかった。
ただ、それでいて、2回裏に福浦の2ベースやカスティーヨの満塁ホームランなどで8点をもぎ取って、もう試合は貰ったとはしゃいでいる連中には、冷や水をぶっかけるつもりは全くなかったのだが、「ウチも昔はこういう試合があってだな…」という老婆心を覗かせたかっただけだったのに、本当にそんな展開になるなんて…。

1997年8月24日の大阪ドームの対近鉄戦。
2回表までに10点取っておきながらサヨナラ負け。
いくら年月を経ようとも、どうしてもあの頃の苦い記憶は、どこかで体が反応してしまうものなのか。
あの試合はおいらの中でもかなりトラウマとして残っているので、序盤の大量得点は、よほど先発投手が磐石のピッチングを披露しない限り、どこかでこつこつと反撃の点を取られて、あれよあれよという間に接戦に持ち込まれる…という気分で見るようにはしている。
たとえ自分ではこう対処しているつもりであっても、さすがに現実のものになると…ねえ。。。
まあ、今日は8点差を追いつかれた試合だったけれど、こうしたシーソーゲーム、或いはある程度開いた点差から追いついた試合などは、ゲームの行方を左右するのは、追いつく側が一度でも逆転したか、同点止まりだったかにもよるのかなと。
今日のマリーンズの場合、もちろん8点差を追いつかれてしまい、8回裏に勝ち越し点をもぎ取ってもすぐ追いつかれてしまった試合展開はもちろん痛いけれど、この試合を落とさずに済んだのは、日ハムに一度でも逆転して試合の主導権を渡さなかったからだと思う。
とても追いつけそうにない点差から追いついた。だからこそ一気に畳み掛けて逆転まで持って行きたい。
そこで相手を逆転まで持って行かせず、最低限同点止まりでしのぐか否かで、その後の試合展開が大きく変わってくると思うのだ。
そう考えると、当ブログでも散々引き合いに出している、昨年の所沢のCS第一ステージ緒戦、8回裏にエラー絡みで4点取られて意気消沈しているところへ、9回表に4点とって同点、かつ岡田の走塁ミスで同点どまりに終わった流れの試合は、よくもまあ取れたものだと、今考えても不思議で不思議で仕方がないのだ。あれこそ試合展開の教科書とは言いがたい、まさに神がかった試合展開。

今日に関しては、4回の上野の投球を見る限り火の気プンプン、ここでうまい具合に1失点で断ち切って、少しでも楽に投げてくれれば…とは思ったが、やはりそうはイカのなんとか。相手のつるべ打ちにあい、たまらず勝利投手権がかかった5回途中、4回3分の0であえなくノックアウト。
こうなるとどのような投手が出てきても多勢に無勢。
川越を送ったものの、状況的には昨日の中郷とまるで状況が一緒。勢いのついた火を簡単に止められるなら、誰もビハインド時の中継ぎなんぞやっているわけがない。
気がつけば、8-0の試合が8-7になっていた6回表、川越から伊藤にスイッチ、この時点で前倒しの投手起用になっているので劣勢という状況。伊藤がピリッとせず、ヒットとフォア二つで満塁、小谷野には大きな大きなセンターフライで、ついに同点に追いつかれてしまった。

打線も2回以外は実はほぼ沈黙。
2回以降にケッペルを捕まえれば、もっと早目にケッペルをマウンドから下ろせたはずなのだが、2回だけが別人の投球で、あとは綺麗に3人で終わらせているのだから、打線ももっと早くケッペルを捕まえてノックアウトできていたなら、上野の調子を差っぴいたとしても、追いつかれるようなことはなかったと思う。
打線がそうなると、一度相手の打線が繋がりだしたら止まらなくなるのは、もはや自明の理。

そして8回。
8回表、1死1塁からホフパワーはキャッチャーへのファウルフライ、バックネット深くまで追いかけていき、最後はスライディングキャッチのようになったのを見て、1塁走者小谷野はタッチアップを狙ったが、それを見逃さなかった里崎が見事に2塁で刺してダブルプレー。
そしてその里崎が犠牲フライを放ち、大きな勝ち越し点を得る。

ただし。
今日はただでさえこんな展開、1点のリードなどはっきり言ってセーフティリードではない。3塁に残ったランナーまで返し、せめて2点リードで9回表の薮田の投球にかけたかったが、代打角中→宮西→代打の代打渡辺正人と打った手は、残念ながら8球粘ってライトフライ。

こうなると相手は一発狙いで同点に賭けてくる。
1死後バッターは後半の2打席で連続ヒットを放っている鶴岡。
1死取れたし、鶴岡を料理すれば2死、スケールズに照準さえ合わせればいいや…という流れが、一瞬でも薮田の頭の中を駆け巡ったか。
真ん中に入ったストレートを、鶴岡が逃さず強振したら、なんとまあ打球はそのままレフトスタンドへ…。

まあ…ねえ。

負けないでよかったね…っていうのが精一杯ですよ。

上野はもちろん反省。大量リードを貰った登板は、これが初めてというわけではないのだから、自滅したのは大いに反省して捲土重来を期待したい。
あと根元なあ…。
守備でリズムを作ってナンボの選手だから、一度ミスが出てしまうと厳しいのかな…。5回表のエラーは効いたな…。
あと、川越の投手起用を「謎采配」という人が後を絶たないが、では誰を出せばよかったというのだろう。
現に先発投手が火だるま状態。伊藤?ロサ?多分用意は出来てないでしょう。
あたしは仕方ないと思いますよ。川越が出てきたことも、川越も打たれてしまったことも。それは前述の通り。
俺も今の監督は好きではない。好きではないというより、あの一件を境に正直嫌いにはなったが、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的な論調はあまり好きではない。あくまでいいモノはいい、悪いモノは悪いと言いたいので、そこだけは表明しておきたいと思います。だって、フェアじゃないでしょ?

明日から…気分転換できるのか、これ(・・;)


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2 コメント

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Unknown (あほうどり)
2011-08-19 12:35:42
いつもブログ楽しく拝見させていただいてます。
私も97年の大阪ドームの延長サヨナラ負け、加入したばかりのパーフェクトTVのチューナー壊しそうになったのでよく覚えてます(笑)
あの頃は弱くて当たり前だったのでバカ野郎とヤジって終わりでしたが、今の不透明感漂うチームだと暗澹たる気分になりますね。
いつになったらまた心から応援できる状態に戻れるのかと考えてしまいます。
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もしかして (小馬太郎兵衛)
2011-08-19 23:03:57
チーム状況はあの頃とあまりかわらないのかもしれませんね。
それでもあの当時は先発が4枚か5枚、今は6枚揃いますし、中継ぎもしっかりした投手がいますから、まだ恵まれているんでしょうね。

現状の不透明感がモロにファンにまで伝わってしまっている現状を、フロントや首脳陣は、どう感じ取っているんでしょうね。
私も心の底から応援できる状態に戻りたいんですが…。
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