小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

永田寿康元議員自殺

2009-01-04 00:24:42 | Weblog
2006年に、いわゆる「偽メール問題」で、さんざん世間を騒がせた、永田寿康元衆議院議員が、北九州市で自殺を図り、死亡しました。

偽メール事件で辞職の永田元議員が自殺、遺書残し飛び降り(読売新聞) - goo ニュース
3日午後6時半頃、北九州市八幡西区里中3のマンションの住民から「人が飛び降りた」と119番があった。同市消防局の救急隊員が、マンション敷地内に倒れていた永田寿康・元民主党衆院議員(39)を病院に搬送したが、死亡が確認された。

 福岡県警八幡西署によると、10階と11階の間の階段の踊り場で遺書のようなものがみつかった。同署は自殺とみて調べている。

 永田元議員は2006年2月、衆院予算委員会で、ライブドア元社長・堀江貴文被告(旧証券取引法違反罪で実刑判決を受け、上告中)が、自民党の武部勤幹事長(当時)の家族への送金を指示した電子メールを入手したとして、武部氏らの参考人招致を要求。前原誠司・民主党代表(同)も党首討論で取り上げた。後にメールが偽造と判明し、同年4月に議員辞職し、前原氏は代表を辞任した。

 永田元議員は2000年6月の衆院選で、千葉2区から初当選。以後、2回当選し、民主党調査局次長、衆院外務委員会委員などを務めた。


今となっては本当に「死人に口なし」状態なのだけれど、永田さん…。

それがあんたの責任の取り方なのかよう…。

だってあんた、生前、地元選出の衆議院議員をしていた頃、「失敗した人が責任を取れるような社会を作りたい」って東大の機関誌だかに書いていたじゃないか…。・゜・(ノД`)・゜・。

それにあんた…。

この騒動について、地元にゃなんの説明もなかったんだぞ。

あたしゃこの騒動の時、記事でこんなことを書いていたんです。

2006年3月1日付エントリ「永田が形では謝罪をしたわけですが」

そこであたしゃ、「八千代台の駅前でミカン箱一つで出直せ」と書いたんです。
むろん、騒動の渦中にあって、直近の衆議院選挙での出直しだなんていうのは、民主党が許しても選挙民が許さないだろうから、ある程度のほとぼりがさめたら出直せばいい、自力で選挙を勝ち抜けば、議員としてもさらに箔が付くし、将来を嘱望されていた存在だったからこそ、民主党の議員とはいえ、期待していた部分もあったんですよ、かなり。

議員辞職をしてから、誰かの議員秘書になって出直そうとしていたという動静までは掴んでいたのだけれど、そこから先の動静は聞こえてこなくて、昨年秋頃に久々に名前を聞いたと思ったら「自殺未遂か?」という噂が流れて、表だった報道がなされなかったから真偽の程は伺えなかったし、追おうとも思わなかったから、大丈夫だったのだろう…と思っていたら、このようなニュースに直面して、やはりあの時の噂は本当だったのかと改めて認識。
おそらくは秋口の時点で、かなり永田さん自身の状態は、思わしくなかったのだろう。

記事中にもあるとおり、永田さんは千葉2区から選挙に打って出て2回当選した人物。2006年頃からおつきあい頂いている皆様には記憶を揺り動かすことになると思うのだけれど、千葉2区なので、モロにおいらの選挙区から出た人だったから、それなりに応援していたのは間違いないし、2003年頃だったかの衆議院議員選挙の時にも、朝っぱらから八千代台駅前で行われた演説会にも出かけて演説を聴き、握手もしてもらったことがある人だった。
だからこそ、偽メール問題をぶっ放したときは、選挙民としてとても他人事とは思えなかったし、ガセだと分かったときは相当な失望感を覚えた。別においらごといが詫びて回る必要はないのだけれど、選挙民として1票を投じた身としては、さすがにあの展開は堪えたんですよ、マジで。「お前らが永田を衆議院議員にしたのか」と罵声を浴びせられても不思議ではなかったからなあ…。
この記事を書きながら、2006年1月から3月にかけての「偽メール問題」についての過去ログを、改めて読み直しているのだけれど、おいらもこの問題にはよっぽど怒っていたようで、「地元の恥さらし」とか「自爆テロ野郎」など、今のおいらにはとても考えられないような激しい言葉で永田さんを罵っているのは、裏を返せばそれだけ永田さんに失望していたあらわれなのだろう。まあ、言葉はアレだけれども、罵詈雑言だけを書き連ねるのは絶対にやってはいけないと心得ていたので、永田さんを擁護に回った民主党に対しても「クロなものはクロなのは、皆そう思っている。クロをクロと詰め切れず自爆テロを起こした自称最大野党の現状認識のあまりの甘さに、皆は本気で怒っているのだ。」と斬って捨てているのだが。

思えば東大卒で官僚から議員さんになって、偽メールを掴まされて(掴んで?)議員辞職になってからというもの、転落の一途ですか…。
確かにやったことは文字通り「万死に値する」ようなものなんだけどねえ…。
仮にあのメールが本物だとすれば、ライブドア事件と相まって、時の小泉政権を根本からひっくり返す大チャンスだったのに、未だに民主党がこの事件の痛手から抜け出せない面もあるだけに…。

本当に「平成の自爆男」の名前を欲しいままにしてしまうとは…。

永田さんのご冥福をお祈り致します。

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