習志野８強決定に福浦様爆発

そつがなさすぎる野球で甲子園大会を次々に勝ちあがっている習志野高校。後輩の活躍に刺激を受けたか否かは分からないけれど、いずれにせよ「先輩も頑張ってるぞ」という姿を見せられたのはいいことですなあ…。

“習志野パワー”ロッテ・福浦が先制二塁打！(産経新聞) - goo ニュース

夏の甲子園が佳境を迎えた。ベスト８進出を決めた高校出身の選手にとっても大きな力になっている。

　ロッテの福浦は千葉・習志野高出身。「後輩たちが頑張っている姿を見ると、もっともっと頑張らなきゃいけない」。一回２死満塁の場面で、外角低めのカーブをうまく拾い、左翼線へ走者一掃の先制二塁打を放った。

　この日は、千葉移転時のピンク色が入ったオールドユニホームを着用する最終日。同高を卒業後、１年間だけ袖を通した。当時は投手で背番号「７０」。打者への転向を言い渡された年でもあり「つらかった。今の自分は想像がつかなかった」と振り返る。今年で１８年目。思い出のユニホームを着ての活躍に「力を与えてくれたのかな」。

　同校にはＴシャツを差し入れた。「逆に元気づけられる。大松のところ（金沢高）に勝ったので気分よかった」。“習志野パワー”をもらったベテランは冗談を飛ばすほど、上機嫌だった。（神田さやか）

[ニッカン式スコア]

○　成瀬台団地　９勝８敗
Ｓ　破った　１勝２敗２４Ｓ
●　ホークフィールド　１０勝５敗
ＨＲ　成瀬１０号（スケールズ・７）


そういえば、今年はバスツアーで習志野高校の応援に甲子園においでになった読者諸兄の皆様方はいらっしゃるのかしら…？
なにせ習志野高校が甲子園に出ると、ファンが多い高校だけに盛り上がり方が全然違う。
バスツアーも高野連推奨の東日観光バスツアーのみならず、地元京成トラベルも、好機を逃してなるものかとばかり、同じような弾丸ツアーを組んでは二死と東を往復する毎日。これはもう、伝統校と地元ならではのファンの多さ。

そんな後輩達に刺激を受けなかったかといえばウソになるだろう。
初回、伊志嶺、岡田と連続ヒット、カスティーヨはウルフが完全に苦手意識を持っておりフォア、今江倒れて２死満塁。
いつもならカスティーヨに四球を出した時点で「満塁はひきょ（ｒｙ」と叫ぶところではあったが、そんな不安は、芸術的、いやさ変態的な福浦様のバットコントロールで一掃してくれた。

残念ながら、おいらは投手当時の福浦は知らない。
ファンになったのが９６年。
福浦が打者で開眼し、背番号７０で近藤監督が積極的に起用し始めたのが９７年だから、福浦と言えば背番号９だが、それよりも背番号７０の印象も多く残っている。
今となっては信じられない光景だろうが、当時は夏休み期間中といえどスタンドはガラガラ、試合後に外野席に出かけても、応援目的でなければ好きな場所に座れた。そして応援目的の方々は、せいぜいゲート脇の両サイド１ブロックずつという程度だったから、当時の牧歌的なイメージは、今のマリンの状況しか知らない方々にとっては、まさに隔世の感というべきであろう。
あの当時と言えば、立川が未来の四番打者と言われて期待されていた頃。
あれから５年経ち、まさか本当に立川が四番で大仕事をやってのける日が来るとは、当時スタンドで声をからしていたファンの、いったいどれだけが本気で信じていたであろうか。
そして、背番号７０で左打席に入っていた福浦が、４年後に最終戦まで小笠原と直接首位打者を争い、そして栄冠を勝ち取ることになろうとは、あの日、試合半分売り子半分でスタンドに来ていた助平な客のどれほどが思っただろうか。

その「若武者」福浦も、いまやマリーンズ１の人気を誇る大ベテラン。
意識したくはないけれど、それだけ俺も歳を取ったのね…。

当時通っていた英会話学校で一緒だった、福浦の同級生、クラスが隣で卒業前にサインをもらったというあの子は元気かな。きっと。

ピンクユニ当時のマリーンズを知らないおいら。
当時の相方に「会社でチケット取ろうか？」と言われて蹴っ飛ばしたことが、今となっては返す返すも口惜しや(´・ω・｀)

…まあ、こんな話をしているだけで「古株＝常連＝悪」みたいに言われる今の風潮はマジでげんなりするんだけどさ。

ファン歴をいちいち気にしてたら、チームのファンなんて長く続くはずもないと思うし、そもそもナンセンスだと思いますがね。

まあいいや。

福浦様が打ち、成瀬が被弾するらしさを散りばめながら快勝。

…まあ、形は快勝だけれど、６回裏１死１、３塁での工藤の打席でのスクイズサインミス、ありゃあいただけないな…。サインミス一つで流れが大きく変わるところ、いや、昨日の試合に関しては大勢に影響はなかっただろうが、３連戦、６連戦の流れを考えると…ねえ。

残る借金は、埋められるかしらん…(・・;)