小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

井口欠場でも勝てず3タテ

2011-09-15 23:59:59 | 千葉ロッテマリーンズ
( ´Д`)y━・~~まあ、打てねえなあ…。

日本ハムが3連勝=プロ野球・日本ハム―
ロッテ(時事通信) - goo ニュース
日本ハムが競り勝ち3連勝。小谷野の適時打で先制し、二回に鶴岡とスケールズの連続二塁打で加点した。ケッペルが速球主体に力で押し、七回までを4安打無失点。ロッテは八回、カスティーヨの犠飛で1点を返したが及ばなかった。 


[ニッカン式スコア]

○ けっぺ 12勝5敗
S 武田右 2勝1敗33S
● 海坊主 3勝9敗

今日のオーダーはまあ驚いた。
右投手だからある程度左を並べるつもりなんだろうとは思ったけれど、まさかここまで徹底的に左を並べてくるとは。

7伊志嶺
8岡田
D福浦
3カスティーヨ
9角中
4根元
5塀内
6高口
2的場

いやあ。
この3連戦でもいろいろ離脱者が出たりした事情はあるとはいえ、凄いメンバーですな。

去年の開幕スタメンが福浦だけとかもうね…。
まあ、それがいいことなのかどうなのかは、今後を見てみないことには一概には言えないとは思うけどね…。

昨日水曜日の試合前、里崎が腰痛に加え脇腹痛も発症したということで登録抹消、入れ替わりにまっとんがやって来た。
昨日の試合中、というか試合開始直後、今度は今江が1塁への走塁の際に足を痛めて戦線離脱。登録抹消はされないようだけれど、昨日は松葉杖の痛々しい姿を見せていたという。

そして今日。
「セカンド様」井口が、腰の張りを訴えてとうとうスタメンから外れることに。

【ロッテ】117戦フル出場の井口が欠場 - 日刊スポーツ
ロッテ井口資仁内野手(36)が腰痛のため、この日の試合を欠場した。開幕から続けてきたフルイニング出場も117試合でストップし「腰とか下半身とかずっと(張りを)持っていたので…。次の試合に向け、また準備します」とコメントした。16日の試合には出場できる見込み。


守備面はともかく、打撃面はもはや「忘れきった頃に打つ」というイメージが定着していた井口。以前にも触れたとおり、7月以降の打率が急降下、この2ヵ月半はいずれも打率が1割台と、全盛期の憎たらしい井口をいやと言うほど知っているこちとらからしても信じられないほどで、昨日井口が打席に入っても、スタンドから送られる拍手はとにかくまばら。というか、誰か拍手してますか…?というくらい、スタンドはもはや無反応。
まあ、守備面はまだまだ他の選手にセカンドの座を明け渡す動きではないバリバリの仕事を見せているだけに、外れないのもまあ分からないというわけではなかったのだが。

こんなオーダーだもの。
もちろん怪我人続出という台所事情があるとはいえ、かたや完全に目標を失ったチーム、かたや梨田監督の今シーズン限りでの退団が報じられたばかりで、「なんとしても監督を最後に胴上げするんだ」と意気上がるチームとでは、試合に対するモチベーションから違ってくるのは、もはや致し方ないこと。
昨日から本格的な打線改造に着手したベンチ。
4番清田には度肝を抜かされたが、その期待に応え、本人も2塁にヘッドスライディングに行くような気力を見せたのに、今日は相手が右投手ということもあって、4番清田は1日だけであっさりカスティーヨに明け渡したばかりか、左を並べる意向があり、昨日の4番があっさりスタメン落ち。まるで2年前までに見たような光景…ゲフンゲフン(´・ω・`)
この4番清田が1度限りだったのか、今後も見据えた上でのオーダーだったのかは、現状では分かりかねるけれど、清田を本当にクリーンアップ、4番にすえようと思うのなら、少なくとも左右関係なく、しばらく4番にすえて我慢するのもまた、大事な采配ではないのだろうか。
いつぞやの監督のように、「心中する」といった選手が結果を出せずに10日であっさり変えられるというのなら話は別だけれど、本気で清田を4番に据えるのなら、それこそしばらくは我慢して据え続けなければ、本人のためにも、チームのためにもよろしくないと思うのだ。
4番はチームの柱。そりゃあ成功することもあるだろうが、そうそううまくいかないのは世の常。我慢するバックアップ体制が整っていなければ、4番に据えられようとスタメンで使われようと、選手は常にエラーを気にして「ミスが出ないような」プレーに終始する。
マリーンズのルールで「1試合、2試合で結果を出した者だけが残れる」という不文律があるのなら話は別だが、小さくまとまっていたら、それこそ悪循環ではないのか。
まあ、今日出ていた選手は確かに使われない、或いは指名打者での出番が多く、実戦経験となると疑問符がつく選手たちではあったけれど、一部を除いて、そうした選手たちの経験年数は…と考えると、小さくまとまって許されるキャリアではないというのも、また真なりではあると思う。
思うんだけどね…。

しかしまあ打てないこと。
もともとこれくらいのオーダーだから、そうそう点が入るとは思わなかったし、せめてなんとか繋いで行ってくれれば…という願望にも似た希望は、やはりいともたやすく打ち砕かれるもので、もぎ取ったのは8回表、伊志嶺フォア、岡田内野安打で無死1、2塁から福浦が送ってカスティーヨ凡退、角中どん詰まりの内野フライが、セカンド、センター、ライトの間に落ちる犠打失策(打点はつきます)となって伊志嶺が生還したものだけ。

そして今朝、もう一つのニュースが。
どうやら金森打撃コーチとは今季限り、つまりはかような打撃不振の責任を取る形に。

ロッテ大改造 金森コーチ契約更新せず - 日刊スポーツ
ロッテが金森栄治打撃コーチ(54)と来季契約を更新しない方針を固めたことが14日、分かった。昨年、5年ぶりの日本一の原動力となった強力打線が今季は大不振。チーム打率が著しく低下するとともに、新たに導入された統一球への対応も遅れ、最下位に低迷する大きな要因となった。日本一に貢献した同コーチとの契約を更新しないことで、人心一新に着手。来季以降も契約を残す西村監督の下、1、2軍含めたスタッフ再編に乗り出すことになる。

 昨季日本一の功労者が、わずか2年でチームを去ることが確実となった。今季が契約最終年の金森コーチに対し、球団側は契約を更新しない方向性を固めた。

 金森コーチは就任1年目の昨季、「金森理論」と呼ばれる独特の指導法で打撃陣の大幅強化に成功。前年にリーグ最低の2割5分6厘に終わったチーム打率をリーグ首位の2割7分5厘まで押し上げ、「史上最強の下克上」と称されたリーグ3位からの日本一の原動力となった。

 しかし、5年ぶりの日本一から一転、今季のチームは残り30試合を切った時点で最下位。クライマックスシリーズ(CS)への自力進出消滅の危機にある。低迷の要因は打撃陣の深刻な不振だ。ポスト西岡と期待された荻野貴が5月中旬に離脱するなど、シーズン序盤からケガ人が続出。ベストメンバーが組めない試合が続いた影響も大きいが、それ以上に打線の調子が上がらなかった。

 リーグ首位だったチーム打率は14日現在、リーグ5位の2割4分4厘。昨季と比較して3分以上も低い。チーム本塁打は38本で西武中村1人分にも満たない。勝負強さが代名詞だった「つなぎの打線」がチャンスで決定打を欠くパターンを繰り返し、投手陣を見殺しにする展開が目立った。

 統一球の影響で打撃の数字が下がっているとはいえ、シーズン終盤になってもチーム全体として効果的な統一球対策を打ち出せなかった。昨季は68打点を挙げた大松は統一球への対応に苦しみ、今季はほとんどが2軍暮らし。不動の3番だった井口も長いスランプから抜け出せていない。統一球対策も含めた打線の立て直しという急務に対し、攻撃陣の責任者として金森コーチは役割を果たしきれなかった。

日本一に輝いた昨オフもコーチ陣の入れ替えを敢行したように、ロッテは血の循環を行うことで、チームを強化してきた。今オフも人心を一新することで巻き返しを狙う。昨季の日本一球団が早くも来季へのかじを切った。2軍を含めたコーチ人事再編の大きな動きが一気に加速しそうだ。


まあ、不振のてこ入れのために当該部署の長が詰め腹を切るのは、組織で動いているのならどこにでもある話ではあるわけで…。
しかし、これは打者が統一球、或いは金森理論についていけなかったのか、或いはその理論、コーチの側に問題があったのか。
その辺は、傍から見ている限りでは分かるわけはない。
その影で、監督は契約どおり続投。
この場では、どちらがどうのこうの書くつもりはまるでない。
ないけれども、このチーム不振は、打撃だけでもたらされたものだとも思えないだけに、詰め腹を切るのは打撃コーチだけなのか…というもやもや感はぬぐいきれない。

明日からはモロに勢いに乗っている檻ッ鉄戦。

今は、角中の打撃、高濱がうかがわす雰囲気、そして明日の先発上野や、1軍帯同して出番を待っている阿部くんなど、若手投手の切磋琢磨くらいしか、もはや楽しみがないんで…。ごくごくおいら的に…ですが。


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