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ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

ブログ開設20周年記念・どうどう北海道番外地 その2 さんふらわあふらのを一生遊ぶ(前編)

2024-10-31 05:32:23 | それゆけ乗り鉄トラベラーズ
皆様おはようございます。 時を一気に2024年9月26日夕方5時ころの、大洗港フェリーターミナルに巻き戻して、19時45分出港の苫小牧西港行き「さんふらわあ ふらの」に乗り込みたいと思います。

そもそもの事の成り行きをご存じない方はこちらからどうぞ。 より一層もだえ苦しむ、いやご共感いただけるものと思います。






ブログ開設20周年特別企画・どうどう北海道番外地 その1 旅立ちは成田空港から - 小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!


皆様おはようございます。場合によってはこんにちは。お休み前ならおやすみなさい。え~。そんなんでね。どんなんや。さて、今年3回目の旅に出てもうそろそろ1か月が経っ...


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さて、話は若干重複しますが、前回成田空港から水戸・勝田経由日立行きリムジンバス「ローズライナー」に乗って鹿島臨海鉄道大洗駅に到着。



少々の待ち合わせで大洗町内循環バス「海遊号」が来るというので乗せていただき、大洗港フェリーターミナルに夕方5時ころにやってきました。





ロビーの中は、今まで経験してきた仙台港や名古屋港、新潟港とは少々小ぶりな様子ですが、それでも何分の1かのスケールの大きさのさんふらわあさんの巨大模型がお出迎え。



ロビーに自動チェックイン機があり、予約番号か、予めQRコードをスマホやパソコンで出力してかざすと一発でチェックインが完了。 いろいろな注意事項が書かれた紙が出てくると同時に、個室ならルームキーにもなる乗船券が発行されます。
で、今回は下から2番目のランクのコンフォートだったので、念のため窓口にお伺いを立てて、これを個室に変更できるか聞いてみたけれども、個室は出発の何日か前にはすでに満席になっていて、こればかりはどうにもならなかった様子。
一応、個室に空室があれば、案内所もしくはターミナルのロビーでアップグレードすることも可能ですが、今回はなし。
そういえば個室のアップグレードは、10年前に新婚旅行で乗った太平洋フェリーの案内所でもやっていたような覚えがございます。 あの時は空室だらけだったから、さあいらはいいらはい、いくらでもアップグレードしまっせみたいなことを言ってたっけな。 とはいえあの頃は11月でシーズンオフの真っただ中。いまでもそういう状況があるのかしらん。

ターミナル1階には、東日本大震災時に大洗も133センチの津波に襲われ、津波がここまできましたよ…という案内表示がされております。



133センチとはいえこの高さですからね。



このあたりだともう直ちに垂直避難ですかね。
走って高台へ逃げても間に合わないことはないのでしょうが、走って津波にどう立ち向かうか。
ならば垂直避難、とはいえたとえば船を待っている時に2階待合室で間に合うか…というと、まあいろいろ考えますね。
一応防災士の資格は持っているので、なんだかいろいろ考えさせられると、改めて身が引き締まる思いでありました。

さて、チェックインが終わったので2階に上がって待合室で過ごすことに。 待合室は2部屋ほどあって、うち1部屋はもとレストランや売店をだったところを照明抜きで開放している様子。
なぜ照明がなくて暗いままなのかは、謎です。
謎なんですが、おそらくは船が見える方角にもとレストランがあったので、車やトラックを積み込む際の荷役に影響させない範囲で稼働しているのかな…という推測。 ここに席を陣取れば、窓側のカウンターにはコンセントもあって充電することも可能です。



さっそく今夜お世話になるさんふらわあ ふらのさんが口を開けて荷役の真っ最中。
今は積んであったトレーラーの荷台の部分をせっせと降ろしたり積み込んだりしている様子。

待合室はもう一つ、テレビがついたそのまんまの待合室もございます。



待合室には自動販売機が設置されており、飲み物やお酒の自動販売機もございます。
残念ながら売店がないので、必要なものはあらかじめ大洗港に行く前に買っておくか、船内で買う必要がございます。







船へ乗船するデッキは北側と南側に別れており、南側はシャッターが閉じられておりますが、これはどうやら深夜1時45分発のいわゆる「深夜便」というカジュアルフェリーで使用される模様。



ここでもう1度、大洗と苫小牧を結ぶさんふらわあについて、時刻表も併せておさらい。

【公式】首都圏↔北海道 商船三井さんふらわあ

僕たちが今乗ろうとしているのは大洗19時45発、苫小牧到着が翌日13時30分着のフェリー。
折り返しは苫小牧18時45分発で大洗到着が翌日14時というダイヤ。
さんふらわあの北海道便に関してはこれに加えてもう一つ、大洗を深夜1時45分に出発して、苫小牧に当日夜19時45分に到着のフェリーがあって、これがいわゆる「深夜便」という船で、ちょっとでもお安くカジュアルに北海道に渡りたい方向けに、すべてのベッドが開放式というフェリーも運行されております。
こちらは苫小牧も深夜1時30分出港で、大洗港が当日19時30分着。
この深夜便に乗るのがなかなか難易度が高くて、公共交通機関を使用すると待ち時間とタクシー代が膨大に飛んでいくという、どちらかというと車やバイクで道内を目いっぱい楽しみたい方向けのダイヤ構成。

ちょっと近くによってフェリーのご尊顔を拝みに行きましょう。







いやあ…。

なんていうんですか。
海は広いな大きいななんていう童謡がございますが、大海原を行く船も十分大きいですわ。
乗るたびにこういう姿を見て本当に圧倒されます。
そして圧倒的に足りないといつも思わされる僕の語彙力(・・;)

さて、いよいよ夕方6時ころ、乗船案内が流れて、旅人がどやどやと席を立ちます。
僕らもそのながらに身を任せて、さんふらわあふらのさんに乗り込みたいと思います。



搭乗口からエスカレーターに乗って5階フロアに上がると、なんだかどこかで見たことがあるようなキャラクターがそこかしこでお出迎えしてくれます。





さて、今日の僕たちのお部屋といいますか、秘密基地は、5C16というお部屋にあるベッドに。
今日の秘密基地はこちら。



手元に室内灯やコンセント、写真からは見えないのでこれは別の機会に上げますが、足元にテレビモニターがあり、モニターのリモコンが備え付けられております。
プライバシーは横引きカーテンで保たれますが、防音ではなく、他のお客さんの足音も聞こえます。
またこれは寝台の割り当て位置の運不運もありますが、僕が今日お世話になる寝台は出口そばなので、人が出入りするたびに音がするのはやむを得ません。
寝台を暗くしてみるとこのような按配。



で、今日は満席ではなかったからいいのですが、これが上下2段ベッドに分かれますので、上段にもお客様がいる可能性も十分にございます。



さあさあ秘密基地を設置して、さっそく船内探検に出かけましょう。

……その前に。

6階船内レストラン前でこんなものを見つけてしまいましてね。



これはいけません。
さっそくやられにいきましょう。



それではまいります。
皆様どうぞご唱和ください。
せーの。

ぶはあああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっ!!

…とかなんとかやっておりましたら、なんだかんだでそろそろ出港時間だぞということで、船外デッキに出てきました。
客室エリアは5階、6階、7階の3フロアからなっているんですが、デッキはどこのエリアからでも出られます。
簡単に船内の説明をざっと申し上げておきますと、4階フロアからエスカレーターで上がってきた客席エリアが5階。
5階には案内所や売店がございます。公衆浴場もございます。



客席もツーリスト、そして僕たちが乗っているコンフォートという寝台。
さらに窓付きの個室部屋も配置されております。
6階はレストランがあって、各個室もございます。
7階はスイートルームとデッキつきのデラックスのお部屋、窓付きの個室といった按配で配置されております。
共用エリア、プロムナードは5階と6階に広々と設置されており、右舷側にプロムナードが広がっていますよ…といったところ。





で、ですね。

乗ってからすぐ気が付いたんですが、この船にはやたらとこんな表示がしてありまして。



そうしましたらば、きわめてけしからんことに、女性浴室前にこんな自販機がございまして。



あんまり女風呂の前でスマホを持ってうろうろしていたら一発で捕まりますわこんなのw


さて、出港直前の大洗港を見てみましょう。
船は船首を南に向けて着岸しているので、陸側は右舷側になります。



ファンネル、いわゆる煙突にはアニメのキャラクター。
夏から秋への思い出づくりの一環としては実に素晴らしい取り組み。



そして光り輝くさんふらわあ。



外でしばらくぼーっとしていたら、いつの間にやらもう一隻のさんふらわあがいつの間にか港に着岸をしておりまして、これは先にご紹介した深夜便ですね。
当日の深夜1時30分に苫小牧西港を出発して19時30分に大洗港に着いた便。
全く調べていなかったので、「さんふらわあ だいせつ」なのか「さんふらわあ しれとこ」なのかは全く判別がつきませんでした(・・;)
調べとけや(・・;)



…という間にぼーっとしていたら、定刻19時45分のおよそ5分前には、もうすでに船はカタカタと動き出して、離岸をしておりましたw
これは毎度毎度申し上げておきますが、19時45分出港だから社会人なら5分前行動があたりまえさ…なんてどや顔を決めようなんぞしたら、完璧に乗り遅れどころか出港遅れの原因にもなりますのでご注意をw

今回は前回以上に怒涛のように決まった北帰行。
どのような旅になるのやら。



さよなら大洗。
次はもうちとゆっくり来たいな…。

などと感傷に浸る余裕すらなく。

港外に出た途端に前後左右に大きく揺れだしましたよw

夜景で撮ろうとした写真もこのような按配。
もはや絵にすらなっていません(´・ω・`)



どれくらいの揺れなのか。
実際に動画がございますのでご覧ください。
拙い映像で申し訳ございません。



さあ盛り上がってまいりました。
大洗出航直後から前後に結構揺れますね。
これでも船としては序の口。これに怖がっていたら、完全に防御のない外海を航行する船には乗れません。

長くなってまいりましたので今回はこの辺で分割させていただきとう存じます。

(※↓以下に続きます。)

ブログ開設20周年記念・どうどう北海道番外地 その3 さんふらわあふらのを一生遊ぶ(後編) - 小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

さてさて皆様こんばんは。時系列上、朝早くにご覧いただいてもこんばんはということですね。時を2024年9月26日に巻き戻してご覧ください。前回は船に乗り込んで、出...

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