午前5時 すっかり明るくなった湧別総合体育館をスタートしました。
スタートロスが約1分。
目標とするゴールタイムは8時間一桁に設定しているので、トイレ、給水、給食のロスを考え、
4’45/km前後のペース設定。
スタート後は、無理しない程度に混雑をさけながら、自分のペースで走れるところを探します。
最初の5kmは湧別の街をぐるっと1周する感じで、3kmくらいから想定ペースにすることができました。
練習の時よりも若干速めのペースですが、疲労も抜けてきていたのと、曇りと気温の条件も良く、
利尻の時よりもかなり楽に走れていることを確認出来ました。
知り合いのサロマ先輩ランナーさんたちにも挨拶出来て、
これなら鶴雅リゾート(75km)くらいまでは予定通り行けるかなぁと。
湧別の街をぐるっと回り、まっすぐな竜宮街道をサロマ湖目指して走ります。
風もなく、涼しくて気持ちが良かったのですが、10km手前くらいから早くも尿意を感じる展開に。
10km通過 48分42秒
最近は年齢のせいもあるのか、フルマラソンでもピットインが必要になってきてます。
これがフルなら「どうしようかなぁ」と考えるのですが、想定内なので迷わずピットイン場所を検討。
少しでもロスが少なそうなトイレが出てきたらと思い、15km給水付近でピットインしました。
我慢すればするほど長くなるので、躊躇は禁物。約30秒ロスで再スタート。
この竜宮街道は、5月の連休あとくらいに試走をしていて、先端にあるサロマ湖第一湖口付近まで走っているので
イメージがつかみやすく、距離感も合って走りやすいです。
左の森が切れたところが竜宮台展望台。右にサロマ湖、左にオホーツク海を望むことが出来ます。
折り返しは展望台のすぐ先にある三里浜キャンプ場を右に見ながらさらに奥に入ったところ。
トップ集団は15km付近を通過している時に、とっくにすれ違っているのですが、
この折り返しで知り合いランナーさん達とエール交換出来るのが利尻と違っていいですね。
もう一回ワッカでエール交換ができますが、そこまで行くと会えない人も出てくるはずですので、
メンバーともしっかりここでエール交換しておきました。
ここで再びちょっと予想外の小問題発生。
さっき15km付近でピットインしたばかりなのに、もう尿意が・・・・
体調が悪い感覚は全くないのですが、やはり昨日から意識している水分補給が、すこし裏目に出ている感じです。
三里浜を抜け、20kmを通過したあとのトイレにピットイン。
20km通過 1時間37分16秒(10kmラップ 48分34秒)
2回目のピットインも約30秒から40秒くらい。それでもちょっと想定外。
給水・給食に使える時間が少なくなっていきます。
給食として自分で持っているエネルギージェルは、5km毎に取れるだけ持っていて、
54.5kmのレストステーションで、後半分のジェルを入れたポーチと交換する計画です。
ですので、基本5km毎のエイドは給水だけですので、そんなにロスはないはず。後半はわかりませんが。
30km通過 2時間25分43秒(10kmラップ 48分27秒)
これまでの練習、利尻の時よりもあっという間の30km通過です。
聞いていた通り、参加人数の多さ、エール交換が出来るコース設定、平坦ということもあり、
精神的にも、体力的にも楽に30kmを通過出来ました。
ただし、この先ワンウェイで、さらに国道に出れば多少のアップダウンが始まります。
国道に出てすぐにサポートメンバー、知り合いからエールをもらえました。
ここから先は沿道の声援は少なくなり、エイドに寄る時くらいなので、
レースとしては初めて音楽を聴きながら・・・・ワイヤレスイヤホンをセットしました。
サロマで使うことがあるかもしれないと、東京マラソンの時にエキスポで購入し、最後まで持つかどうか迷いましたが、
折角なので使うことに。意外とリズムよく走れる?
と思うのもつかの間。
なんと本日3回目の小問題発生。まじか!?
いくらなんでも行き過ぎでしょ?
しかしやはり体調不良の自覚もないので、35kmでピットイン。うーん・・・この先何回いくことになる?
と、ピットアウト後もしばらく心配になりましたが、この先いくことはありませんでした。
若干脚が張ってきたかなと言う感じでしたが、まだペース維持は大丈夫そう?
40km通過 3時間14分13秒(10kmラップ 48分30秒)
国道から一旦月見ヶ浜道路に入ると42.195km地点を通過です。
モニュメントもあるし、この先がいわゆるウルトラの領域で、沿道の応援、写真撮影とちょっとしたエキスポ状態です。
気持ちよくフル地点を通過して再び国道へ。
40km過ぎたあたりから気温が少し上がってきたかなと意識するようになってきました。
ここまで3回もピットインしているので、あまり飲みたくない気持ちもありましたが、
脱水の方が怖いのできっちり5km毎に給水を取りました。
それと、ちらほらとランナーさんの中には、かぶり水をする人も。
暑い!というほどではないですが、自分でもかけたほうがいいかなと言う感じ。
しかし、この先体が冷えたり、シューズがぬれたりするのが嫌だったので極力避けました。
50km通過 4時間2分16秒(10kmラップ 48分3秒)
ここから先、大きなアップダウンが3回ほど続きます。
上りは無理してペースを上げないように、下りは気持ちよく下りすぎないように、を意識しながら走ります。
しばらくすると54.5kmのレストステーションの建物が目に入ってきました。
利尻で言うと、ここがゴール地点です。
6月最初の利尻の時よりはずっと疲労感も少なくここまで来れましたが、疲れていないというわけではありません。
ステーションは上り坂の途中にあるのですが、建物が見え始めてからの距離感を気にするようになっていました。
疲労を感じている証です。
事実、かなり脚に重さを感じていましたし、時々右のハムに張りも走っていましたし、
なんといっても一番の心配事でもあった、左趾の魚の目の痛みが始まっていました。
つづく
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