古いCDをデータにして片づけようとごそごそやってまして。
で久々にまた聞き返したCD。
N大附属病院シリーズ ~夢の後ろ姿~
N大シリーズであります。
好きなんですよね。これ。
三木眞一郎(菊地尊臣) 井上和彦 (青木克巳)
森川智之 (志乃崎隆二) 山口勝平 (一ノ瀬恭介)
千葉進歩 (朝倉修一)
となっております。
なんとまあ2002年。森川さんがフリートークで35歳とおっしゃってます。
三木さんが若い!兎に角若い!しかもトークをしきっています。
(いまじゃなかなかないですな)
でも私の中では菊ちゃんは永遠に三木さんだったりするのです。
ストーリーとしては,
内科医の菊池は友人朝倉の結婚式に友人代表として招かれる。
菊池は朝倉への想いに押しつぶされそうになりながらも出席する。
記憶は朝倉と出会った高校時代へとさかのぼる。
朝倉へのおもいは絶対に秘密だった。
しかし朝倉が仲良しの女友達を彼女にしたとき,菊池は自暴自棄になる。
女と見まがうほど美しい菊池は粗暴な男どもに目をつけられ犯される。
そこを朝倉に目撃された菊池は感情を抑えきれず朝倉に自らの思いを告げてしまう。,
そこで返ってきた答えは思いがけず菊池を受け容れる言葉だった。
しかし菊池が欲しいものとあまりにかけ離れていることに愕然とする菊池。
大人になって朝倉との関係は続いていたが,朝倉が家族を作る決断をしたとき,菊池の人生はまた変化する。
そんな感じです。
5年前になるとこんなにストイックなのねと。
小説はもう少しハードなのですが,脚本にするにあたりだいぶ書き直し(ソフトに)したという記述が見られました。
そういう時代だったんだよな~~。
菊池は綺麗なだけじゃなくて気の強い男だったりするんですが,もう三木さんがぴったりすぎます。
リバースなわけなんですが,違和感ないですどっちでも。
菊池の思い人朝倉を千葉さんがやってますが,このころの千葉さんって割と攻ボイスが多いんですよね。
でもこの役は受(?)なわけで,中間くらいのボイス。ノンケ設定なのでそうなるのかな。
すごく自然です。
で,菊池のことをずっと見つめている高校時代の先輩でN大の外科医青木を和彦さんがやってますがこれがまたイメージぴったりで。
ちょっとやらし~ところもナイス。
参謀役のしのざきを森川さんがやってて(若っ!)このですます調がお似合いです。
一ノ瀬教授の子息を勝平さんがやっていますが,彼の声の中では相当低めです(といっても一般的には少年なんですけどね)。
そこがシリアスでいいです。
ここから小説は既に10ウン冊でておりまして,いろいろと話が展開していくわけですが,その原点のお話ですな。
ハードなHシーンなんてものはないですけども,こういう耽美な世界は大好物です。
しかも三木さんの演技が上手いからな~菊ちゃんはもう三木さんしかアタシの中では考えられなくなってしまいました。
んで2年後に出た
N大附属病院シリーズ II
があるわけですが。
(2年間でえらく皆さん成長されてますぜ)
こっちは2本立て構成。
菊地尊臣:三木眞一郎、志乃崎隆二:森川智之
須藤雅彦:神谷浩史、青木克巳:井上和彦
一ノ瀬恭介:山口勝平、速水:野島裕史
ジェイク:三宅健太
最初は青木と青木の高校時代の彼,須藤が海外からN大に研修でやってくる話。
なんとまあ神谷さんなわけで。
見事な美青年っぷり。女王さま健在です。
で,この須藤。青木を思うあまり,その当時側にいたしのざきに手を出してしまうという。
美声で森川さんを(今で言う誘い受ですな)惑わせておられます。
で最後にちょこっと三宅さんが(ほんの10秒くらい)でてたりして。
2本目は青木の参謀で麻酔科医志乃崎の高校時代の話。
(私これが好きでね~)
実は青木(和彦さん)へライバル心とも憧れともなんとも言えない思いを持っているしのざきの若き日のエピソード。
(志乃崎は絶対にアタシのなかでは受だったりするから始末に負えないデス)。
で,こっちの悪役に野島にいさんがでてるじゃあ~~りませんの。
か~なりあくどい役なんですけど,好きな声には違いなく。
いいですね悪役も。
その後現在の恭介との話もあるんですがそっちもいいけど青木としのざきのコンビがあたしとしてはなんともいえずすきだったりします。
三木さん受が当たり前だった時代に青春を過ごしてしまったので(汗)
こういう音源を久しぶりに聞くと懐かしいですな~(笑)。