ふみの耽美な毎日

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恋する暴君3(鳥海浩輔×緑川光)数年ぶりに復活の暴君。ようやくレビュー書いてます。

2012年05月07日 | ドラマCD(か行)
さて、恋する暴君5がもう発売されているはずなんですが・・・。
3も4もレビュー書いてなかったことに気づきました・・・。
そういえば恋する暴君2はあのインター作品、しかも2006年(笑)こんなに経って3が出ていたのですね。私の日記もなんか2007年の1月ってことになっている。いや~時間の流れって怖いですね(笑
一時期大量にBLCDが出ていたときがあって、私も滝のように聴いてましたが、ひとつ、またひとつとレーベルがつぶれ・・・。気が付いたら阿部さんが演出をしているところか、あとはこのムービックさんくらいしかないんじゃ??
まあなんでもかんでもドラマCDにしてもつまんないなあと思っていたので・・・。
インター作品は面白いのが多かったから、どうなっちゃうんだろうと思っていましたが、無事にムービックさんから出て、本当によかったですねえ。
さて、2011/6/22発売の恋する暴君3ですが。
キャストさまは
巽宗一:緑川光、森永哲博:鳥海浩輔、磯貝太一郎:関俊彦
巽巴:宮田幸季、黒川貢:杉田智和
巽かなこ:許綾香、研究員:山口翔平となっております。
5年近く片思いをしていた宗一に「お前だから、ギリで我慢できてるんだろーが!」という特別宣言はもらったものの、Hの約束も、うやむやにされ煮詰まっていく森永……。酔った宗一を送る途中、往来で思わず迫ってしまうのも仕方のないこと……しかし、そんな二人を見ている人物が!! 凶暴凶悪、史上最も手ごわい受・宗一に天敵・磯貝が現れ、いよいよ……!? 一途で健気な後輩・森永×ホモ嫌いで暴君な先輩・宗一の大人気カップル待望の続編がドラマCD化!
5年近く片思いをしていた宗一に「お前だから、ギリで我慢できてるんだろーが!」という特別宣言はもらったものの、Hの約束も、うやむやにされ煮詰まっていく森永……。酔った宗一を送る途中、往来で思わず迫ってしまうのも仕方のないこと……しかし、そんな二人を見ている人物が!! 凶暴凶悪、史上最も手ごわい受・宗一に天敵・磯貝が現れ、いよいよ……!? 
ってことなんですけども。

さすがに5年ぶりに聴いたら、2がどこまで進んでいたのか忘れてました(笑
そして、レーベルが変わったせいか、なんか印象がちょっと違う。
でも演技はさすがのうまさですから、安心して聴けますし、安心してお勧めできますね。
だってこの色っぽい二人がそろって、耳がうれしくないはずがな~い。
私も長年いろんなCDを聴いてきましたが、色っぽさで言うなら、緑川さんと鳥海さんって、もはや頂点のひとつだと思います…。もちろん演技力が素晴らしいってことなんですけども。
受けも攻めもできるし、どっちも色っぽいなんて。なんて素晴らしいの。

ストーリーは、名古屋のとある大学の理系の研究室における、美人暴君先輩とその先輩にべたぼれのヘタレな森永の話なわけですが、一応いろいろあってそういうことイタしてはいるけれど、まだまだ森永の一方通行状態です(笑)宗一さんのほうは俺はホモじゃない!!と主張しまくってます。
もう鳥海さんの超ヘタレ攻めと緑川さんの暴君受けは、いつ聴いても最高ですね。
声優さんたちには時間が経過していないようにすら勘違いしてしまうキャラ設定クオリティです。
今回は2で森永が、自分がホモであることを理解してくれなかった兄とちょっとだけ和解した、そのあとからの話ですね♪
今回は、宗一の天敵磯貝さんが出てきます。この磯貝ってキャラを、関俊彦さんが(笑
まんがを読むと、もうちょっと若いかな~っていう感じなんですけど、なんか淡々としているのにやたらと腹黒いところなんて関さんぴったりで、黒さが何割か増しで、オッケーオッケーですヨ~~♪
磯貝はなんと宗一と森永のキスシーンを突然目撃してしまったもんだから、面白がって宗一を脅迫(といっても冗談半分だけど)して遊ぶわけです。
そのからかいの一環で、磯貝は、宗一に歌を歌わせたりするんですけど、これが大受け!まんがでは設定が違いましたが、ドラマCDでカラオケでへんてこ曲歌う緑川光様!!もう仕事選んで~(笑
このへんてこな歌、へんてこな緑川光様を聴けるだけでもこのCD買ったかいがありましたヨ。
この歌だけでも聴いて下さいませよぜひぜひ。
関さんの歌も聴きたかった~(笑
ドタコメと、非常にあほらしいほど純粋なラブの塩梅がこの作品の魅力です。そしてテンポのよさも。
最初この3を聴いたとき、あれ、ちょっとなんかまったりしてるかしら???と感じたのは、やっぱりインター時代の演出と変わったからでしょか。でも中盤くらいからぐいぐい、ぐいぐいきますよ!
それでも普段の暴君な先輩が、ラブシーンになるとやたらとかわいらしくて、なにせ緑川ボイスですし、究極に色っぽいのは、もう最高です。なにせ暴君ですから、攻めでもいけそうな男っぽい声に若干色気を混ぜこんだようなボイスはハートをわしづかみ間違いなし。緑川さんってなんでこんなに、艶っぽくて、色っぽいのでしょう・・・。1や2に比べると宗一が若干積極的に心を開きつつあるように聞こえてしまうあたりもさすがの演技です。(といってもまだまだ暴君ですけど(笑))
で、ヘタレな鳥海さんですが、私が思うに、原作の2割増しのヘタレっぷり。そのくせ森永ってスイッチが入ったらエロい攻め、言葉攻めに転じるんです。そこのギャップが素晴らしい!!
どきどきなラブシーンですよ♪吐息が、吐息が~(ヘッドホン推奨…。)
それにしても逆だと咎犬のシキとアキラだと思うと、なんか声優さんってすごい・・・って思ってしまいますねえ。
あ~おもしろかった。
はい、続き、続き聴こう!!
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グッドモーニング(羽多野渉×野島裕史、鈴木達央×間島淳司)純情だな~な一本

2012年01月15日 | ドラマCD(か行)
久しぶりにレビューをば。
夏水りつさん原作の2011/12/28発売の「グッドモーニング」を聞きました。
キャスト様は
林 :羽多野渉篠原 :野島裕史
斎藤 :置鮎龍太郎
倉木 :鈴木達央 藤野 :間島淳司
となっております。
ある朝、林は裸で男と寝ていた。
しかも、相手は取引先の担当で“ホモ”と噂の篠原だ。
酔っ払って記憶のない林は、篠原に関係を持ったと聞かされて激しく動揺する。
しかし、それは篠原のついた嘘だった。
いつも冷静でどこか妖しい雰囲気を持つ篠原が、赤くなったり泣いたり怒ったり忙しい。
林は普段とは違う篠原が妙に可愛く思えてしまって…!?

ということなんですが。
2本のオムニバス作品です。
1本目は、上のストーリーの、グッドモーニング。
起きたらとなりに知り合いの男が・・・というよくあるストーリーかな、と思いつつ聴き始めたのですが、いやはやこれが面白い。
関係を持ったのではと結構冷静に謝ってる林なのですが、篠原はこの言葉にいらいら。
林の方はどうやら記憶をなくしているのであります。
どこか男っぽくてホモなんかに興味がない林を、羽多野さんが。美人でホモのうわさがちらほらある神秘的で、でも真面目な篠原を野島兄さんが演じられております。
フリートークでも仰っていたのですが、役の上の性格と、自身の性格が丁度お二人正反対らしくって。(確かに確かに^^;)羽多野さんのボイスはわりと男っぽい感じのかなり低めのトーン。野島兄さんはどこかかわいらしい・・・。
林は徐々に篠原のかわいさにまいっていくわけなんですけども、自分が男に惚れつつあるということや、とある嫉妬心などで、篠原のことを深く傷つけてしまいます。
(この辺で出てくる篠原の恩師を置鮎さんが演じられておられます。40代という役どころ、いや~んもう色っぽい大人ボイスで堪能させていただきました♪)
そりゃいかんやろ~と林をぶったたきなりましたよ。
同性愛者であることにどこか後ろめたさを持っている篠原の気持ちがもういじらしいというかなんというか。結ばれたときには思わずよかったねえ・・・・と言いたくなるようなそんなストーリーでした。
それにしてもお二人の演技がとっても上手で、幾度聞いても飽きません!もちろんラブシーンもラブラブですわ。純情な気持ちにきゅんきゅんします。
で、2本目はメロンパン戦争というお話。
こっちは鈴木達久さんと間島さんが声をあてられています。
その名のとおりメロンパンをめぐる話なわけですが、微妙に惹かれあっている二人の不器用さがたまら~ん、です。間接的な告白シーンがあるんですが、私は結構そこがお気に入りでした。
鈴木さんは今時のリーマンな感じの声。間島さんも変に女っぽくなくて素敵でしたよ~♪
なんかひさしぶりにすっと耳に入ってくるCDだなあと思ったら、やっぱりATISなのか・・・。
う~ん。。。
丁寧に作った作品を聞きたいもんですなあと思った今日この頃でした。
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言ノ葉ノ世界(三木眞一郎×平川大輔)前作のパラレルワールド

2011年02月19日 | ドラマCD(か行)
砂原糖子さん原作の言ノ葉ノ世界を聞きました。
最近CDは聞いてはいるんですけども、これは、っていう面白い作品があんまり出ていないような気がしてしまって(加えてレーベルが淘汰されたりして)いまいちレビューも進まず、でしたが、atisさんの作品は安定していますね。
なかなか興味深くて面白い一本でした。
前作言ノ葉ノ花を聞いていれば面白さ100倍ですね。
キャストさまは
藤野幸孝 : 平川大輔 / 仮原眞也 : 三木眞一郎
占い師 : 神谷浩史 / シュウ : 小野大輔
原田、タクシー運転手 : 逢坂力 / タニ、男A : 岩田安宣
仮原の母、磯田、アヤ : 大村歌奈 / 仮原眞也(幼児)、ミサキ、女学生、受付 : 吉田聖子
老婆、通行人B、若者女性 : 青山桐子 / ゲイバーのママ、雀荘仲間2、男B : 下山吉光
店員、通行人A、若者男性 : 坂巻学 / 雀荘仲間1、男C : 十河圭祐
となっております。
生まれつき人の心の声が聞ける仮原は、それを利用してずる賢く生きてきた。
ある日、車と接触してケガをする。その車に乗っていたのが大学准教授の藤野だった。
仮原が初めて出会った心の声と口で発する言葉が全く同じ人間。
まるで輪唱のように響く藤野の“声”と言葉を心地よく感じ、
そんな自分に苛立った仮原は、藤野がゲイであると知り、
偽りで彼に「好きだ」と告げるが……。
2011年1月発売CD言ノ葉ノ世界

2011年1月発売CD言ノ葉ノ世界
価格:5,000円(税込、送料別)


ということなんですが、心の声が聞ける仮原を三木さんが。心の声が生まれつき聞けて、それで性格が若干ひんまがってしまっている若者の役をやっております。さすがに上手ですね。
性格の悪さも最高にいい。
で、そんな仮原が出会う素直すぎる大人、藤野を平川さんが優しげなボイスでやっておられます。大学の準教授っていうキャリアを持つ人なんですけど、純粋素直で本当に可愛いです。
最初はそんな藤野の天然っぷりと、ゲイっていう人種に面白半分で好きだ、なんて言ってしまう仮原ですが、だんだんと藤野の魅力に引き付けられていくあたりが面白くってですね。
仮原は基本やなやつですけど、心の声が聞こえてしまうということは、ものすごく辛いことでもあるんだと思うんですよね、聞きたくないことも聞いてしまう。その辺のあきらめ感とか、空虚な感じがよく出ていて、さすが三木さんだなあと思いました。
藤野はゲイということで、実は深い悲しみを持って生きていて、その二人の感情が絡み合ったときにああ、いいなあって思いました。
すれ違っていくシーンも多いんですけども、すごく仮原に感情移入してしまって、切なくなりましたね。。ラブシーンもさすがの貫禄の二人(?)で色っぽくてつやっぽくて素敵でしたよ。
で、忘れてはいけない、前作の二人。
パラレルワールドっていうことで、前作の彼が、あの選択をしてなかったら…っていうお話になっています。
かつて心の声が聞こえていた占い師を神谷さんが。
そして占い師のもとの恋人シュウを小野さんが。
占い師は10年前にとあるできごとをきっかけにシュウと別れてしまい、そのことで会社もやめ、すさんだ生活を送っています。でも本当はシュウのことが忘れられない…。
その占い師が心の声が聞け、それをいいように利用して生きている仮原と出会い、人生が交錯していくわけですが…。
もうね、なんかこっちがメインじゃないのってくらい熱演されておられますので、ぜひ聞いてほしいなって思います。
仮原と藤野のすれちがいと、でも愛し合っている二人の感情のぶつかりあいのシーンも聞きどころのひとつ。あ~声優さんってすごいなあって久しぶりに思わせてくれた一本でした。
ぜひぜひ。
なんかBLCDもちゃんとしたものを作っていってほしいなあって思う今日この頃。

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子別れ~座布団3 寒也編~(神谷浩史×山口勝平) 面白い

2010年07月04日 | ドラマCD(か行)
剛しいらさん原作の子別れ~座布団3 寒也編~を聞きました。
う~ん。やっぱりこのシリーズは面白い。
ずいぶん昔の作品なんですが。
キャスト様は
神谷浩史(寒也)、山口勝平(森野 要/山九亭感謝)
三木眞一郎(山九亭初助)、他
となっております。

落語家・山九亭感謝は鯉のぼりを見ると思いだす出来事がある。
まだ師匠である初助が生きていたころ、恋人である寒也と揉めたことを――。
初助師匠とは反対に、互いに一人の男と一生を添い遂げる生き方を選んだ要と寒也は、初助の生涯を想う。

ということなんですが。
いきなりですが、みなさま第2段はきかれましたか???
これね、第2段が師匠のお話なんですが、これがもう本当に大傑作でして。
いきなり2から聴いても全然大丈夫なのでだまされたと思って聴いた方がいいかと。
たしかレビューでもべた褒めしたとおもうのですが三木さんの演技がものすごくってですね。切ない切ない恋物語で。

今回は要の彼の寒也の話です。
要と寒也はいろいろあって恋人どうし(第1巻)なんですけども、寒也に隠し子疑惑がでてくきたもんだからさあ大変。
当たり前にそこにいた人に実は子がいたと知った時の要の衝撃といったら。
男同志だと子供ができないからますますショックが大きいのかなって。
要役をかっぺいさんが。この作品をライフワークにしたいとまで仰ってるかっぺいさん。
落語のシーンもすっごく上手で、とっても可愛らしい要です。
で、寒也を神谷さんが。か~なり低い声でやっておられます。というのも40代なんですよねこの人。でも低い声もなかなか素敵ですよ神谷さん。
ケンカをするほど仲がいい、じゃないですけど、なかなかほほえましい。
ラブシーンは神谷さんが男だ~(当たり前^^;)こういう攻演技の神谷さんも珍しいのでこれも貴重かと。かっぺいさんはひたすらかわいいです。
原作がすごく面白いのでこのキャストでよかったな~。
ぜひぜひ通して聴いてみてください。
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KEEP OUT(小西克幸×武内健 森川智之×近藤隆)面白かった

2010年05月30日 | ドラマCD(か行)
2010/03/25発売の●KEEP OUT●
を聞きました。
人気作だそうで、確かに面白かった♪おすすめです♪

キャスト様は
冬姫:武内 健、各務:小西克幸
シェンイー:近藤 隆、門倉:森川智之
ジョシュ:野島健児、他となっております。
お前みたいな奴、護れるのは俺くらいだ――。

警備会社に務めるエリート社員・冬姫は、なぜか大財閥の若当主・各務から直々に護衛官に指名される。
だが、護衛相手の各務はとんでもないセクハラ男で!?
隙あらば口説いてくる各務にストレスがたまっていく冬姫だが、ある日、各務に逆に護られてしまう。
不真面目かと思えば、不意に真面目な態度をとる各務に、冬姫の心は掻き乱されて!?
ということなんですが。


いやいや面白かったです!
ボディーガードのクールビューティを武内さんが。
つい最近甘甘の武内さんの演技を聞いたばかりだったので、このクールっぷリがなんともギャップがあって素敵。
で、若様の各務を小西さんが。一番かっこいい声+少々砕けた感じでなかなか良いです。
さて、各務はもう冬姫にべたぼれでセクハラしまくりなんですが、ボディガードの冬姫はもうそれにイライラ。それでもなんかこう憎めないうちにどんんどん各務に惹かれていく過程がなかなか面白いです。各務のキャラクターもまた良くて、なぜか運動音痴っていうのが(笑
冬姫を守ろうといろいろと習おうと頑張るもやっぱり運動音痴。でもかっこいいんですよね~。
各務の冬姫の愛しっぷりがもうほんと最高です
このカップルのほかに、門倉とシェンイーってのが出てくるんですが、これが森川さん×近藤さんっていうナイスキャスティングでして。
門倉はどっちかっていうと無骨な感じのボイス。男くさい演技も森川さん素敵です。
で、シェンイーってのがもうとんでもないツンツンなスーパークールビューティーなんですが、門倉に抱かれるときのツンデレ豹変ぶりがもうすんごい色っぽくてぎゃあああと叫びそうになります。近藤さんの受演技がこのCDの聴きどころかも^^;ははは。
(ちょっと前に聞いたのが近藤×武内だったのでまたギャップがたまらん・・・。)
ストーリー展開もテンポがあって聴きごたえがありました。
おすすめ~。

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キスができない、恋をしたい(近藤隆×武内健) ツンデレと馬鹿っ子

2010年05月23日 | ドラマCD(か行)
2010/03/28発売の崎谷はるひさん原作●キスができない、恋をしたい●を聞きました。
キャスト様は
天野 脩:武内 健、岩佐憲之:近藤 隆
となっております。
この前聞いた恋愛証明書のスピンオフですね。

ライブハウスで働く天野脩の六歳年上の恋人・岩佐憲之は、フリーのSEで超多忙。
わかってはいるけれど、最近話さえしていないのはさすがに切ない。
駄目な恋ばかりしていた脩を叱ってくれ、ちゃんとセックスしてくれた憲之――
それから付き合い始めた二人は、好きあって始まった関係ではない。
でも今は憲之のことが大好きなのに……落ち込む脩に憲之は――!?


ってことなんですが、さて近藤さん、よく御出演ですね~。売れっ子なのかしらん。
今回はちょっと大人な感じの声。この人もいろんな声を出されるかたなので、一作一作面白いです。
で、お相手の天野役を武内さんが。可愛い感じの声です。
崎谷さんの作品に武内さん率高い気がします。(気のせい?)作者様がお気に入りなのかしら。
ちょっと甘えた感じの天野がとってもかわいいです。
この天野、どうしようもないダメ男にひっかかってばかりのちょっとおバカさんで。
それをいつも岩佐が叱ってるわけです。
そんな恋人にはなりえないような二人の関係なのに、とあることから岩佐は天野を抱く、と。そして天野にハマってしまうんですよね~(笑
天野はすごく岩佐が好きなんですが、岩佐はそっけないし。
うだうだして悩み続ける天野がほんと可愛いです。
実は岩佐のほうが天野にべたぼれだったりするわけですが。
このおバカな天野とクールな岩佐のやりとりが聴きどころ。
なんかでこぼこなのにはまってしまうあたりが面白い。
ラブシーンは近藤さんの攻がすんごく色っぽい。男っぽくてどきどきしますよ。
で、武内さんの受は馬鹿可愛いですね~~。ふふふ。

恋愛証明書のスピンオフですので森川さんや鈴木千尋さんももちろん登場します♪
普通っぽい森川さんがいいですわ。


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きみがいるなら世界の果てでも(小西克幸×福山潤)泣けます。お勧め

2010年04月05日 | ドラマCD(か行)
2010/02/24発売の☆きみがいるなら世界の果てでも
を聞きました。
キャスト様は
東海林:小西克幸、二木:福山 潤
甘利:三木眞一郎、椎名:吉野裕行
藤野:立花慎之介、黒田:黒田崇矢
野迫川:平川大輔
となっております。

漫画家の二木。東海林と恋人になったのはいいが、生活能力ゼロの自分のせいで次々に東海林に災難が降るかかる様を見て、落ち込んでしまう。
そんなときに二木の前に現れた高校時代の先輩甘利…。
すれ違う二人は。。。
そんな感じです。


前作の続編です。
いやもう原作もすごいし、声優さんも素晴らしい。
エダ先生の作品の大ファンとしてはこういう風に丁寧に作ってくれて凄くうれしかったです。
文句なしにお勧めですよ。
いやもうなんかルコちゃんと東海林のキャスティングがあまりにばっちり過ぎて前作も思わず引き込まれた記憶があります。
可愛らしいちょっとたどたどしい様子のルコちゃんを福山さんが。
で、東海林を小西さんがすんごく素敵に演じておられます。
さてせっかく恋人どおしになった二人なのに、東海林に迷惑ばかりかけてちゃいけないとルコチちゃんがから回りしてしまって東海林は災難まみれに。
それでも東海林は別になんとも思ってないんですけどもルコちゃんはどんどん落ち込んでしまって。東海林に世話になりっぱなしではいけないと距離を置くのですが、一方の東海林はそれが実はショックでたまらない。と。ルコちゃんは一見東海林に依存しているように見えるけども、実際にルコちゃんを世話することで充足感を得ているのは東海林の方でして。
その辺のバランスが非常にうまく描かれています。
すれ違いまくってしまう二人にもうなんか聞いていて段々悲しくなってきます。
どうしてこんなに想いあっているのに・・・と切ないですね。
で、極めつけは高校時代先輩甘利の登場。三木さんがこれまた演技がうまいものだから、いやなやつに聞こえてですね(笑
すれ違っているところに嫉妬の対象が現れてしまうと、東海林の心もズタボロ。
ルコちゃんのほうからもう会わないと言われてしまった東海林はもう生きながらにして廃人のようでして・・・。
このCDを聞いていて涙がボロボロと流れてきてしまったシーンはやっぱりルコちゃんが屋上にいくシーンです。学生時代に仲の良い従妹を自殺で亡くしてしまったルコちゃんがその学校の屋上に行くのです。東海林との関係がうまくいかずボロボロになったルコちゃんが精神的に追い詰められて屋上に行くのですが、そこで死を選ばず、生を選んでくれたことに私はもう涙がとまりませんでしたね。ルコちゃんにとっては生きることというのは漫画をかくことで、そして東海林とともにいること・・・。そんな風に感じました。
このシーンの福山さんの演技をぜひ聞いてみてください。
多分彼じゃないとできないんじゃないかなあこのルコちゃん。
二人の気持ちが通じ合ったときのラブシーンはもうどうしようもなくエロティックで幸福で・・。エダ作品のだいご味ってこういうとこだよなあって思います。

脇ではシリーズのいろんな人たちがちょこちょこ声で出場していて結構面白かったりしますね(笑


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COLD SLEEP(羽多野 渉×野島裕史)独特な世界観

2010年03月17日 | ドラマCD(か行)
木原音瀬さん原作の2010/01/27発売の☆COLD SLEEPを聞きました。
独自の世界観がいつも面白いですね。
どっぷりとはまりました。


キャスト様は高久 透:羽多野 渉、藤島啓志:野島裕史となっております。

記憶喪失になった高久透。
病院から出ても何も分からない彼は友人だと言う男藤島のところに引き取られることになる。
過去について何も教えてくれない藤島。それでも透は自分なりに生きようとし始めていた。
そんなときに彼は恐ろしい過去の出来事を知る。


そんな感じです。
木原さんの作品の特徴って、人間の不完全な部分とか黒い部分をしっかり描いているところだと思いますね。。
今回もかな~りテーマは重いのですけど、それでも救いなのはキャラクターの明るさとか、藤島の不器用さとかでしょうか。
さて、透を羽多野さんが。もう犬っころみたいでとっても可愛いです。
で、藤島は野島兄さんが。こういう寡黙な役って珍しいと思うのですが、なかなか好演されていたと思いますよ。
過去を知らせないようにしている藤島。理由はあるのですが、とても切なくてですね。。。
過去の断片を知ってしまた場面はこのお話の山場なのですが、もうそのときの絶望と、何も分からないのに謝るしかないという透の悲惨さが痛々しいです。羽多野さん本当に泣いてるんじゃないかってくらい熱演されています。
藤島が大変なことに巻き込まれるのですが、(ネタバレになるので深くかけないのがもどかしい・・・)そのときの透のショック具合なんかも本当に胸が痛いです。
ラブシーンはまだまだこれからといったところなんですが、それでも十分エロティックなのはどうしてなんでしょうか!!不思議~~。
普段寡黙な人が見せる色っぽい一面っていうのが個人的ツボな私にとってはすご~くどきどきばくばくしました。野島兄さん…もうほんと貴方のため息は色っぽすぎですから。
ということで続編が近日中に出るみたいなので、そっちを期待して待っておこうと思います。


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官能小説家を調教中(中井和哉×宮田幸季)題名とはかけはなれた可愛さです

2009年11月16日 | ドラマCD(か行)
森本あきさん原作の、☆官能小説家を調教中を聞きました。
当然キャスト買い。
キャスト様は
谷本紅葉:宮田幸季、桂 龍:中井和哉
宮野若葉:神谷浩史
となっております。

男性用の官能小説を書いている紅葉。
仕事は好きでも、担当からはエロくないとダメだしの日々。
幼馴染の龍に相談すると、経験のなさを指摘され、「それならおれとセックスしよう」と言われて一夜をともにしてしまうが・・・。
そんな感じです。


ええとすごい題名なので、どんな内容なんじゃ~とびびりつつ聞いていたのですが。
いやいや結構純愛なお話でしたよ。
紅葉を宮田さんが。かわいらしくなりすぎない程度のかわいらしいボイスは結構新鮮。なんでこういう小説を書いているんだあんた?!っていうくらい純粋な青年です。(ほんとになんでなんだ~~)
で、幼馴染の龍を中井さんが。
これがまた優しくって可愛くてですな~。こわもてじゃない中井さん攻ボイスっていうのもなかなか新鮮かもしれない。
宮田さんと中井さんがひたすらしゃべりつづけているのですが、中井さんのやさし~い声を聞いているだけで結構癒されてしまいました。
不思議なCDだ・・・。
紅葉はエロ小説なんぞ書いているのに、実際の経験は皆無。
で、龍と寝てしまう(なんでそうなる^^;)んですけども、実は紅葉はずっと龍に恋をしていたわけです。まさか龍がそういう気持ちにきづいているとは思わず、悶々としてしまうあたりのもみじがかわいいですな。
で、ダメだしな担当さんを神谷さんが。
本気で脇です(笑)。でもとっても作家おもいの担当さんを好演されておりますよ~。
さっきも書きましたが、ひたっすら宮田さんと中井さんがしゃべって恋愛模様をくりひろげております。ラブシーンは赤面するとともに、なんかもう中井さんがかわいすぎてかわいすぎて、犬みたいですよ~。
この声を聞くためだけに聞いてみてもいいかもしれんです。
ほんと不思議CDだったなあ。
題名とはかけ離れた可愛さでした♪
コメント (2)
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君のために泣こう(星野貴紀×野島健児)ちょっと低音すぎかしら

2009年08月15日 | ドラマCD(か行)
英田サキさん原作、2009/07/24発売の★君のために泣こうを聞きました。
英田さんの初期作だそうです。
阿部さんがプロデューサーですね。
キャスト様は
野島健児 (澤井静一) 星野貴紀(澤井亮介)
千葉進歩 (武井)/ 成瀬誠(松木)
寺島惇太 (真壁和彦、バーの客)/
すずき紀子(静一の祖母、バーの女性客)
武田華(仲尾理彩子、恭子)/ 片貝薫 (澤井朱美)/ 小宮山絵理 (森園藍子)
となっております。
静一は親が亡くなり、一人で暮らしていた。
そこに弟の亮介が帰宅した。実は血のつながりのない亮介。
男らしく成長した弟と静一は関係を持ってしまう…。
そんな感じ。



英田先生による血のつながらない兄弟ものです。サスペンスじゃない家族ものも私は好きですよ~。
2枚組ってことですごく感情の動きとか細かく丁寧に作られてるなあ~というのが感想。
主人公の兄役、静一を野島弟さんが。
素直な優しい感じの声は、野島弟さんの18番と言った感じで、とっても耳に心地よいですね。
で、弟の亮介を星野さんが。大学生にしてはかな~り声低すぎでしょう?!おお、おやじ攻か?!と疑いたくなるこの声質。どうしてこの声でOKになったのかよくわからんですなあ。フリートークのときの星野さんのボイスはとっても青年らしくて素敵なので、このくらいでやっていただけるとよかったのかも、と思います。
演技自体は星野さん嫌いじゃないんですが、若干固いなあ~というのが感想。朴訥とした弟なんでしょうけど、やわらかくとても自然な野島弟さんの演技の前ではちょっと目立っちゃうなあ~というのが率直なところ。
(あ~べさん、どうしてこうなっちゃったの~~~???キャスティングは別の人がやったんだろうけど)
弟に愛をぶつけられて困惑する兄。その辺の感情表現がとっても野島弟さん上手でとても素敵。抵抗したくても抵抗できないっていうこの心と体のアンバランス具合がととても良いですなあ。
声質的には???な星野さんですが、大学生っていう設定をはずして(←そんなことしていいのか????)聞けば、すごく必死な一生懸命さが出ていて、ラブシーンとしてはいいラブシーンだなあって普通に感動しましたよ。ただ、どうしても聞いていて目に浮かぶのは年の離れた兄×弟ってかんじかなあ。。
私がものすごくかっこいいなあと思ったのが千葉進歩さんですね。
千葉さんの声質の変化もあるんでしょうけども、純粋に千葉さんの攻役(そのものはないけどね)ボイスがとっても素敵だなあと思いました。たぶんすごく静一のことを思ってるんでしょうけど、一歩引くライトさがまた素敵じゃありませんか。いっそ千葉進歩さん×野島弟さんが聞きたかったぜ・・・と思ってしまったあたしって一体…。
フリートークはたっぷりと。お二人とっても息が合っていて楽しかったですよ。最初にも書いたけど、嗚呼こっちの声質の星野さんで聞きたかった…と本気で思いました。
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勘弁してくれ(鈴木達央×近藤隆)こ・・・こわいっす。

2009年08月15日 | ドラマCD(か行)
2009/07/23発売の崎谷はるひさん原作の☆勘弁してくれを聞きました。

キャスト様は
高橋慎一:近藤 隆、高橋義崇:鈴木達央
羽賀亮介:成田 剣、他
となっております。
アパレル勤務の慎一。ちょうど男と切れたがっていた彼は、近くにいた青年をあて馬にする。軽い気持ちで誘いをかけ、一夜を共にしたが、その相手はとんでもない奴でさんざん泣かされる羽目に。
しかもその相手は実ははとこだったことに気づき!
そんな感じです。


どひゃあ
ええっと鈴木さんって怖い
鈴木さんの声は前も書いてたかもしれませんがもともと毒がある声なので、この声でS声だされるとマジで怖いです
作品自体は軽いノリなんですけどね。
主人公の真一を近藤さんが。
かなり素直な発生で、たぶんあんまり作り込んでない感じの青年ボイス。軽いのりのいまどきの青年ってかんじ。
デコイを先に聞いたんですが、あっちよりは数倍軽い感じですね。
で、慎一につきまとって(?)いる羽賀を成田さんが。ねちっこいオヤジ演技は流石この人って感じですねえ。とことんいやらし~くやっておられます。
で、慎一が寝てしまった相手が義崇なんですけど、この人が相当なSでして。のっけから鈴木さんのドSボイスが響き渡っておりまして、それに呼応して(?)近藤さんの受演技もどえらいことに。たらたら冷汗かきながら聞いておりました。
実は義崇は慎一のはとこの男の子で、慎一はまたどひゃああっとなるんですが、気がつけばもう義崇のことが気になって気になってしょうがないわけです。しかも一夜寝たあとはず~~っとなぜか手を出してこない義崇にいらいらさえしてしまう、と。
それだけおあずけをくらわせてしまったもんだから、爆発してしまったときの義崇のとんでもなさってば半端ないです^^;ほんと顔から変な汗出てきます。。鈴木さん怖い・・・。
しか~もただのどSじゃなくて実は超甘えっ子が顔をのぞかせてしまうとも~~うこれがまたすごすぎる・・・。
なんかね~DV男ってこうなのか?!(←義崇は逆ですがね。)とか思ってしまうほど恐ろしいこの裏表の演技に、ほんと変な汗が噴き出ました。
近藤さんの受演技ももうすんごく激しくて、スタジオどんなんだったんだよ…と余計な心配をしてしまいましたわ。。。
それにしても成田さんのぼこぼこにされ具合がまたすごく。
(フリートークでもその演技が話題になってしました)その辺も聞きどころだったりします。

鈴木さんは(S攻は本気で怖いのさ)どっちかというとBLじゃあ脇にいてほしい、と思うのはあたしだけ????(シリアスすぎて怖い^^;)ひょっとして男性向けアダルトとかだったらぴったりなのかもしれん。
なんでだろ?他の人のシリアスクールボイスでも別に怖いとはあんまり思わないんですけどね…なんでだろ。。。
あたしだけのツボなんだろうなあ。。。
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カフェラテ・ラプソディ(鈴村健一 羽多野渉)ピュアです。

2009年01月12日 | ドラマCD(か行)
2008/12/28発売の川唯東子さん原作、●カフェラテ・ラプソディ●
を聞きました。
キャスト様は
芹沢 基 : 鈴村健一 / 津田・マクラウド・恵人 : 羽多野渉
白石 : 小西克幸 / 市川里梨子 : 藤村 歩 / 店長 : 佐藤晴男
警備員 : 大西健晴 / バーの店員・書店店員(男) : 前野智昭
昔の男・客A : 逢坂 力 / 田崎・客B : 日笠陽子
岡野 : 本多陽子 / 書店店員(女) : 永田依子
となっております。
書店店員の芹沢は、ある日のっぽのこわもての青年と知り合いになる。
近寄りがたいイメージのあった青年だが、実は彼は少女のように可憐な青年で・・・そんな感じです。


う~~甘い。甘い。
ピュアラブすぎてお姉さんは体中がこそばゆく(笑
そういえば羽多野さんと鈴村さんといえば、あの名作(私の中で)☆僕は君の鳥になりたい。☆、のCPですよね。
ちなみにそのレビューはこちら。
あれは羽多野さんの初からみだったかと。あのときは羽多野さんは鈴村さんの役のお姉さんの彼氏という設定で、鈴村さんが片思いをしているという設定でした。
切なくて、すごく感動した記憶がありますね。
今回は羽多野さんが演じるのはいろんな国の血が混じっていて一見こわもてだけど、実は非常に気弱かつ可憐でピュアな大学生。
日本語が得意じゃないという設定なのでたどたどしくてかわいらしいですな~。声は高め。普段の羽多野さんの演技もワンテンポ遅れてセリフがとんでくるようなところがあるんですけども、今回はも~うそれ以上にぽつぽつとかわいらしいコでして。atisのインタビューを見ていると小西さんがやったらこの演技がハタノさんの素に近いと力説されて
一方書店店員の芹沢を鈴村さんが。
いつも笑顔で素敵な店員さんです。ソフトでこういうお兄さんがいたらきっと街の人気者になるに違いない!!
もともとゲイ設定なんですが、だんだんと恵人にはまっていく様子がこちらもかわいらしいです。
やったらかわいらしい二人の恋模様は純粋でほんっとかわいいとしか言いようがありません。しっかりラブシーンはあるんですが、それでもかわいくて。
ところが恵人の幼馴染の女の子の秘めた恋心なんかに触れてしまった芹沢、ぼんやりとした嫉妬や不安にさいなまれてしまい、つい元彼の白石と飲んだりしてしまって。
この白石ってのが軽いけどいい男でして。
これを小西さんが素敵に演じておられます。あたしだったら白石に転ぶかな~(笑)。
一番の聞きどころは恵人の感情が爆発して、つい英語になってしまうところ。あの羽多野さんの演技はとっても名演技だと思います。
日本語では表現できないほどの感情の高ぶりをなんとかして伝えたいという気持ちと、どうしてもあなたが好きだという気持ち。も~う涙なしには聞けません。
う~ん。
なんというか二人のラブラブっぷりに終始あてられてしまうんですが、底辺に流れているのが純粋なラブなので、心が洗われる気がします。
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こどもの瞳(神谷浩史 成田剣)ナリケンさんが6歳です。。。。

2008年11月28日 | ドラマCD(か行)
2008/11/28発売の木原音瀬さん原作、●こどもの瞳●を聞きました。

キャスト様は
柏原 岬:神谷浩史、柏原 仁:成田 剣
柏原城太郎:吉野裕行、松井:近藤 隆ほか
となっております。

柏原岬には兄がいた。
しかしエリートで会社の代表取締役をも務める兄、仁とは絶縁状態。
ある日その兄と出会ったのだが、兄は記憶喪失になり、6歳の子供へ戻ってしまっていた。
身体はそのままなのに素直で無邪気に自分を慕う仁を岬はかわいいと思うのだが・・・。
そんな感じです。


お~、この作品をよく音声化しましたね。
しかもキャストがすごいですな~。
30歳の兄、本当は超エリートでクールな男仁を成田さんが。
なんとも大人なのに6歳に意識がかえってしまったというとんでもない役をやっておられます。
で、妻を病気で亡くし子供の城太郎と暮らしている自動車工場で働く岬を神谷さんが。
わりと男らしくて口やら手が悪い普通の青年の役。
いつものクールビューティもよいですが、こういう神谷さんの地の声に近い役もよいですな。
近藤さんが岬の職場の後輩を演じておられます。こちらの声も素直で好き。
息子の城太郎を吉野さんが。
吉野さんは普通に6歳の子供の役をやっています。これが相当子供らしく、可愛いのなんのって。アニメ等でデフォルメして出しておられるような子役声ではなくって本当にかわいらしい素直な6歳の声です。
よく考えたら成田さんは大人なのに6歳になってしまった役を40ウン才で演じておられて、吉野さんはそのまんま6歳の役を30代で演じておられるんですよな。
なんだかとっても不思議。そう思うと普通の演技でリアル6歳に聞こえてしまう吉野さんって実はすごいのかもしれない、と思いました。
吉野さんのリアル6歳の役があるから、大人子供(?)の成田さんの演技も光ってくる、と。
そしてなんといっても成田さんの演技がとっても大変だったろうなあ~と推測するんですが。
これを成田さんに振るあたりがさすがATIS。
だってこういうダーククールボイスを出す人がありえない声を出すっていうのが木原先生の原作の醍醐味なわけでして。
しかし実際役者さんでやってくれる人ってそうそういないと思います。
試しに誰を代わりにキャスティングするかなあと考えたんですが、確かにピンとこないですよね。あまりに崩しすぎてもただのギャグだし。
仁(子供意識)が大人ごっこと称して大人ボイスを出すところがあるんですが、そのギャップに岬ならずともどきどきするはず。
ラブシーン(子供意識の仁)を聞いても全く萌えなかったわたしですが(いや、萌えてはまずいんでしょうが)子供のラブシーンと大人のラブシーンでの主従関係(?いや、攻守は一緒なんですが精神的に)の逆転具合が面白いです。
岬の困惑っぷりがなんとも愛しくなります。しかしおにいちゃんプレイにはちょっと笑いが(すみませ~ん。。。逆転を印象付ける大事な成田さんと後半での神谷さんのセリフなんですけども)
記憶喪失をテーマにしたお話はたくさんありますが、こういう切り口でくるあたりが木原さんの味ですよな~。
しかしよくCDにしたよなあ。
よくギャグで終わらせなかったなあと思います。妙に納得してしまうあたりが木原マジック?

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きみがいなけりゃ息もできない(福山潤 小西克幸)名盤。よくやったと思います。

2008年09月30日 | ドラマCD(か行)
2008/09/24発売の,榎田尤利さん原作,☆きみがいなけりゃ息もできないを聞きました。
大好きな榎田先生の作品。一体誰をキャスティングするのだろうといろいろと想像していたのですが,この二人,最高だと思います。私はかなりイメージ通りでした。
とりあえず名作なので,CDもとっても名作に仕上がっていて,とっても嬉しいです。
クオリティがとっても高い1作。是非聞いてみてほしい。古参の榎田作品ファンとしてもおすすめします。
キャスト様は  
二木:福山 潤、東海林:小西克幸
鼎:遊佐浩二、飛田:鈴木達央
千葉茜:川上ともこ,佐伯:菅原淳一
鳩子:安田美和,店員:金光宣明
となっております。
ルコちゃんこと「豪徳寺薫子先生」こと二木は,独特な作風の漫画を描く売れない漫画家。そして生活能力ゼロ。骨董品屋で隣に住む幼なじみの東海林が何から何まで面倒を見ている。
そんなルコちゃんにメジャー出版社からの代原稿の依頼がくる。
このチャンスでルコちゃんの周囲はがらりと変化し,そして東海林とルコちゃんの関係も・・・。
そんな感じです。

これって榎田さんのことを少なからず投影しているのかしら,という感想を持ちました。繰り返しルコちゃんが描くモチーフは死んだいとこのイメージ。榎田先生が昔から繰り返し描かれている世界って,明るいけども,どこか死や精神世界に近いところがあって。自死もそのひとつ。彼女の世界は生きているもの,なにかを喪失したものの再生の物語の気がします。私は先生の投稿時代から読んでいるのでそう感じるだけなんだろうか???
まあそれはおいておいて,ぼんやりしていて生活能力なくて,でも独特の漫画の才能を持つルコちゃん。原作のイメージを忠実に演じておられるのが,福山さんです。
今では福山さん,こっち方面あまり出ていないので,貴重ですよね。でもやっぱりこういういい作品ではこのくらい演技が上手くないと作品全体が崩れると思うので,福山さんがルコちゃんやってくれてよかったなあとしみじみ。
ルルーシュのあの低音でお疲れ?なのか,かなり掠れ気味の声です。高めでくるかな~と思ってたルコちゃんですが,若干低め(福山さんにしては,です)で,鼻にかかったちょっと眠たそうな声です。どこかぼうっとしていて,でもやんちゃなところがあるルコちゃん。聞けば聞くほどルコちゃんに聞こえてくるから凄いなあと思います。福山さん,声変わりもされてきているのかもしれませんね。(でもマクロスFではかなり高いですが)。ですが,感情を爆発させるシーンやモノローグの中では福山さんらしい凛とした声がちょくちょく出てきて,その落差がとても上手いなあと思います。
 で,東海林を小西さんが。ああ,これもはまり役です。自分の心をじっと殺して,でもルコちゃんの側にいるしっかりものの幼なじみ東海林。小西さんのクールすぎないクールボイス。(よくわからないなあ。冷酷な声を出すときのスーパークールボイスよりは暖かい声,といった感じ)相当素敵です。
 目線はほとんど東海林の視点なんですけども,東海林が頼りないルコちゃんを庇護しているつもりでいて,実は自分の所有欲が頭をもたげている様。そこが凄くよく現れていました。そんな東海林は自分の所有欲,独占欲に決別しようとルコちゃんをつきはなし,そしてルコちゃんのほうも,さみしいとおもいつつ,今自分が描かねばならない,自分がいま描くべきものは何か,それを求めていくんですよね。どうしようもないけど実は芯がしっかりと通っているからこそ,ああ,いいなあと感じてしまう私です。
だけど,それでも,求めてしまう二人の叫びが痛くて痛くて。原作を何度も読んだにもかかわらず性懲りもなく落涙してしまいます。もちろんラブシーンもあるんですが,エロティックなだけじゃなく,こころにぐさぐさ,と突き刺さってくるのが榎田さんの描くラブシーンの特徴でして・・・。福山さんが本当に泣いたり笑ったりしてるんじゃないかと思うような演技と,ルコちゃんを思う東海林のあったかい気持ちやらはやる気持ちやら,凶暴な気持ちやらそういうものがあいまっていて,何度聞いてもやっぱり涙が溢れてしまいます。

さて,アシスタントの鼎を遊佐さんが。ナチュラルな青年ボイスでとってもはまっていました。結構キーパーソンなので,このくらい存在感がある方がやってくれて嬉しかったです。最後の方の福山さんと遊佐さんの熱のこもったシーン。それに続く小西さんと遊佐さんの対面シーン,とっても聞き応えがありました。
茜を川上ともこさんが。榎田作品ではおもしろくてかっこいい女性キャラが出てくるのが楽しみなんですが,この茜さんもいいキャラです。川上さんでよかった。
担当の飛田を鈴木達央さんが。私が思うに彼はこういう脇のキャラの方が合っていると思います(すみません^^;)。主役で恋愛云々やるよりもこっちのほうが個性が生かせるような気がします。
 意味なしBLも好きですが,やっぱりこういった「意味ある」ストーリーが読みたいと思う私。心にひっかかるような話が好き。なんかこう飢えている部分を埋めてくれるストーリーというのかしらね。魂の救済というのかしらね・・・。
あんましこういうこと書いているとBLを否定する古い人間だとすぐ言われますが,まあ基本が今は亡き元祖小説JUNEどっぷり世代ですのでね,勘弁してくださいな。ちなみに榎田さんの投稿作品を読んでたのは90年代の小説JUNEでした。
CD化するのも厳選してほしいなあと思う今日この頃です。
榎田作品では,原作者様自身が音声化しないと仰っている魚住君シリーズ。ファンとしても音声化はして欲しくないと思うところもあるのですが,魚住とルコちゃんのモチーフがどこか重なるところがあり,久留米と二木もどこか似ている。脳内変換で勝手に福山さんと小西さんで魚住君シリーズをやってみたら,結構はまってしまい,これならファンとして喜ぶかも,と思ったり。。。。
福山さんの演技,やはり彼の世代では段違いだなあと思います。主役もがんがん張って,どんどん上手くなって,どこまでいっちゃうんでしょうかね。
そして福山さんに負けず劣らず切なすぎる東海林を演じておられる小西さんにも拍手です。
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くちびるの行方(鈴村健一,鳥海浩輔,保村真)△関係

2008年08月03日 | ドラマCD(か行)
7/25発売の大和名瀬さん原作★くちびるの行方★を聞きました。
キャスト様は  
笠原祐輔:鈴村健一,久我山宗司:鳥海浩輔
沖津昌人:保村真,本間部長:大西健晴
久我山理華:内川藍維,宗司の母:速水圭
となっております。
とある会社の喫煙ルーム。
祐輔はそこで久しぶりに親友の宗司と言葉を交わした。
祐輔は宗司のことを学生時代からずっと想ってきたが,経営者の係累である宗司は入社すぐに結婚をしてしまう。それ以来祐輔は宗司を避けてきた。
そんなとき彼等の後輩である昌人が同じ会社に就職してきて…。
そんな感じです。

大和名瀬さんにしては珍しくシリアスな一本。
私は原作を連載で読んでいたので,どうなるんだろう~とわくわくしながら聞きました。
祐輔を鈴村さんが。すごくイメージどおりでした。無理のない青年ボイス。
祐輔が思っているボンボン(^^;)の宗司を鳥海さんが。
攻なので若干クールな感じがします。で,昌人を保村さんが。私は鳥海さんと保村さん,逆なんじゃないのか?とか思っていたので意外でした。
宗司はまあいわゆる政略結婚をしてしまって,親友の祐輔はスピーチも2次会の司会までやらされて心はボロボロ。距離を置いていたのに,唯一の煙草がすえる空間でその相手に出くわしてしまうという(涙)。辛すぎです。。。
で,なんとか忘れようとしているんですが,それを見抜いている後輩の昌人。。もうなんだかな~。昌人としても祐輔が好きだから,見ているのも辛いと。
あ~△関係。
宗司の優柔不断具合にも相当イライラさせられぱなしでしたよ^^
保村さん×鈴村さんのラブシーンもありまして,それもまたなかなかドキドキ。
鳥海×鈴村さんはやっぱりうまいですよね。安心して聴けました。。
切ない切ない1枚ですす。
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