いっぱい夢が あったはず
大きい夢ばかりじゃなくて
小さくたって 夢は夢
親子の折り鶴は
叶えられなかった 夢を乗せ
遠い遠い彼方に逝った 大切な人と
現世に残った人とを結ぶ
愛の 懸け橋鳥
思いを込めて
ひと折り ひと折り 祈るたびに
その愛が届き 新なた夢を結んでいく
今年も祈りをこめて
愛の折鶴を・・・
* * *
1945年8月9日11時02分、
長崎に原爆が落とされました。
これより以下は、
長崎原爆について中学3年生がまとめたレポート記事を
Webサイトから抜粋したものです。
ちょっと長いのですが、
どのようなものだったかを知っていただくのには、
わかりやすい記事だと思いましたので
ここに取り上げさせていただきました。
昭和20年8月9日午前11時02分、
9600メートル上空から投下された原爆は、
長崎市の北部にあたる松山町の上空役500メートルで炸裂した。
大きな火球が発生し、0.2秒後に火球の半径は200メートル、
表面温度は7,000~9,000度に達した。
強烈な熱線と放射能が四散した。
火球の周辺の空気は熱で急速に膨張し、すさまじい爆風となって町に吹き下ろした。
爆発により空中に発生した大火球からの熱線(赤外線)により、
爆心付近の人々はほとんど即死。
爆心地から1.2キロメートル以内にいた人々には致命的な熱線被害によって、
数日内におびただしい数の人たちが亡くなった。
4キロメートル以内の人たちの露出した皮膚にも火傷を負わせた。
生き残った人たちも原爆ケロイドの深い傷跡を残した。
続いて起こった爆風により、建物や人が吹き飛ばされた。
1キロメートル以内の建物は全壊し、
熱線を逃れた人たちも、爆風や建物の倒壊によりほとんどが即死。
4キロメートル以内の木造家屋や建物も全壊または半壊、
壊れた建物で圧死した人たちがたくさんいた。
さらに、各所で火災が発生し、これにより市域の3分の1が全壊した。
熱線による物的被害
爆心地近くでは熱線により、燃えるものが全て火をふいた。
解けたガラスや、沸騰して泡立った瓦、焦げて黒くなった石などが激しさを物語っている。
爆心地から遠ざかるにつれて熱線は弱まっていたが、
それでも2キロメートル以内では、
衣類、電柱、樹木などの表面が燃えたり焦げたりしていた。
熱線による人的被害
熱線による高熱は人々の皮膚に浴びせられ、
熱線のすさまじさは、
通常の火傷では考えられないほどの被害をもたらした。
爆心地からの距離によって負傷の度合いは異なるが、
重症になると皮膚が焼け爛れ、剥がれ落ち、
皮膚の下にある組織や骨までが露出した。
1・2キロメートル以内では熱線だけでも致命的で、
爆心地付近では高熱によって一瞬で体が炭化して、
内臓の水分まで蒸発したと考えられている。
火災による被害
熱線と爆風による被害は、火災によってもっと増大した。
爆風の被害が家屋の半分ですんだところも、
後に起きた火災のために結果的には全焼した。
全焼壊家屋は12,900戸。
半焼壊家屋は5,509戸にのぼる。
火災による犠牲者も多く出た。
倒れた家屋の下敷きになっても、
火災が起きなければ助かった人は多い。
爆風による被害
爆心地より1キロメートル以内のところでは、
一般家屋は原型をとどめていないほどに破壊された。
鉄筋コンクリートの建物などが少し残ったが、
どれも建物とは言いがたいほどに無残な状態だった。
このようなすさまじい爆風に人々は吹き飛ばされて、
散弾のような沢山のガラスや、木片を全身に浴びることになった。
放射線による人体の被害
原爆の放射線は人体を通り、そのとき色んな細胞をも破壊する。
損傷の度合いは、被爆した量により異なる。
爆心地から1キロメートル以内で被爆した人のうち、
外傷がなくても、多くの人が死亡している。
放射線の破壊力はそれほど強烈だった。
人体に及ぼす害は爆発の時だけではなく、
放射線は体の奥を傷つけて、時とともにいろいろな症状を引き起こす。
9600メートル上空から投下された原爆は、
長崎市の北部にあたる松山町の上空役500メートルで炸裂した。
大きな火球が発生し、0.2秒後に火球の半径は200メートル、
表面温度は7,000~9,000度に達した。
強烈な熱線と放射能が四散した。
火球の周辺の空気は熱で急速に膨張し、すさまじい爆風となって町に吹き下ろした。
爆発により空中に発生した大火球からの熱線(赤外線)により、
爆心付近の人々はほとんど即死。
爆心地から1.2キロメートル以内にいた人々には致命的な熱線被害によって、
数日内におびただしい数の人たちが亡くなった。
4キロメートル以内の人たちの露出した皮膚にも火傷を負わせた。
生き残った人たちも原爆ケロイドの深い傷跡を残した。
続いて起こった爆風により、建物や人が吹き飛ばされた。
1キロメートル以内の建物は全壊し、
熱線を逃れた人たちも、爆風や建物の倒壊によりほとんどが即死。
4キロメートル以内の木造家屋や建物も全壊または半壊、
壊れた建物で圧死した人たちがたくさんいた。
さらに、各所で火災が発生し、これにより市域の3分の1が全壊した。
熱線による物的被害
爆心地近くでは熱線により、燃えるものが全て火をふいた。
解けたガラスや、沸騰して泡立った瓦、焦げて黒くなった石などが激しさを物語っている。
爆心地から遠ざかるにつれて熱線は弱まっていたが、
それでも2キロメートル以内では、
衣類、電柱、樹木などの表面が燃えたり焦げたりしていた。
熱線による人的被害
熱線による高熱は人々の皮膚に浴びせられ、
熱線のすさまじさは、
通常の火傷では考えられないほどの被害をもたらした。
爆心地からの距離によって負傷の度合いは異なるが、
重症になると皮膚が焼け爛れ、剥がれ落ち、
皮膚の下にある組織や骨までが露出した。
1・2キロメートル以内では熱線だけでも致命的で、
爆心地付近では高熱によって一瞬で体が炭化して、
内臓の水分まで蒸発したと考えられている。
火災による被害
熱線と爆風による被害は、火災によってもっと増大した。
爆風の被害が家屋の半分ですんだところも、
後に起きた火災のために結果的には全焼した。
全焼壊家屋は12,900戸。
半焼壊家屋は5,509戸にのぼる。
火災による犠牲者も多く出た。
倒れた家屋の下敷きになっても、
火災が起きなければ助かった人は多い。
爆風による被害
爆心地より1キロメートル以内のところでは、
一般家屋は原型をとどめていないほどに破壊された。
鉄筋コンクリートの建物などが少し残ったが、
どれも建物とは言いがたいほどに無残な状態だった。
このようなすさまじい爆風に人々は吹き飛ばされて、
散弾のような沢山のガラスや、木片を全身に浴びることになった。
放射線による人体の被害
原爆の放射線は人体を通り、そのとき色んな細胞をも破壊する。
損傷の度合いは、被爆した量により異なる。
爆心地から1キロメートル以内で被爆した人のうち、
外傷がなくても、多くの人が死亡している。
放射線の破壊力はそれほど強烈だった。
人体に及ぼす害は爆発の時だけではなく、
放射線は体の奥を傷つけて、時とともにいろいろな症状を引き起こす。
以上、Webサイトより
ある中学生がまとめた長崎原爆の様子をご紹介いたしました。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
二度とこのような苦しみが来ませんように・・・
― The sky ―
2014.8. 午後 @つくば市
「 あの向こうには夢がある 」
このように若い人たちが当時の状況を調べ上げることによって次世代に引き継がれてゆくことを期待しております。
昨日TVで見たのですが、(たぶん彼のことはご存知かも。)
長崎原爆投下当時郵便配達員だった男性。爆心地から1.8キロで被爆したようです。
彼は正面から拝見した感じでは気がつかないのですが、背中のケロイドがいたたましいです。
背後から被爆したのでしょうね。
現在80歳を過ぎておられますが、彼自身の体験をもとに各地で講演なさっているようです。
愛の折鶴
平和のシンボルとも言えそうですね
折にふれ思うのですが、平和への希求は
日本からではないかと
ありがとうございます
心に染みました。
殺すか殺されるか・・・
そのような果ての悲劇。
まずは戦争を起こさない工夫が必要なのでしょう。
人間は他の動植物のなによりも欲が深いです。
それだけにこそ、シッカリとその欲望を抑えなければならないのですよね。
世界中の指導者が、そこに目覚めれば同じ悲劇は起きないものと思います。
15万人からの尊い命が失われた悲劇は風化させては
いけませんね。
受け継ぎ語り続けること
平和の粒を味わった 私たちが
後世にのこす大事な務めでもあると・・・
しっかりした考えを持つ 子供たちに
ありがとう
せめて 私にできること 一つづつ折鶴を
祈りをこめて・・・
中学生でこれだけのことを書けるなんて、
ビックリしました。
授業のホームページ作成の課題としてのレポートのようでしたが、
他の生徒さんもいくつかレポートされておりました。
http://www.bunsugi.ed.jp/nagasaki/hp_menu.htm
郵便配達の方のことは知りませんでした。
体験者が地道にお話ししてくださることは、
とても貴重なことですね。
長い年月、背負ってきたものは、
ケロイドの傷だけではありませんね。
いつも、ありがとうございます。
あ、ホントにそうですね。
日本からが一番説得性があると思います。
誰にでもわかりやすく伝わるようにしていただかないと、
結局は他人事で終わってしまいそうです。
難しい政治論よりも、
被害の事実を伝える方が早いのかもですね。
いつもありがとうございます。
そうですよね、
みんなみんな願っているのですよね。
いつもありがとうございます。