さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

うっかりにもほどがある

2011年02月12日 00時50分20秒 | 日記

三連休の初日、雪の中、予定も入れなくて良かった、とのんびり過ごしていた。

というのも、やはり天気が悪いせいで体調が今一つ上がらない。

朝寝坊して、ご飯食べて、こたつでウトウト・・・

シャワー浴びて、気分転換!と本読みながらの長風呂で、のぼせてしまいそのままベッドへ。

落ち着くと、急にお腹がすいて、母が作ってくれたうどんを食べ、

また、こたつでのんびり過ごしていた。

さっきからぴかぴか光っていた携帯が、急に気になりメールを見ると

「来ないの?」

とだけ。

あ゛・・・。今日はハマボール10周年のパーティーの日だった!!

「何時からだったっけ?何時までだったっけ?」

メールが来ていたのは18:21で確認したのは19:30、そりゃ、もう遅いでしょう、

と思ったが・・・

「二次会も同じ場所だから、とりあえず来い!」

と。。。

「はい。」

急に慌ただしく準備。

それなりの恰好でとあったから、みんな、オシャレしてハイヒール履いてくるのだろうか。。。

でも、こんな日に、私はブーツ履かないわけにいかない。

仕方がないからと普段着で許してもらうにも、程があるから、とりあえず上だけはフリルの白いカットソーにジャケットを着て、

下は、黒パンツにブーツにした。

とにかく、行かなきゃ。

でも、・・・場所・・・たぶん、あそこだけど、何階かなあ。。。

電話したら叱られるだろうから、一階の受付の人に聞いた。

3階です!って教えてくれたから、とりあえず、傘を傘立てに差して、扉を開けたら・・・

真っ暗の中、披露宴か?というような円卓が並び、知らない人が挨拶をしていた。

客席は真っ暗にしていて、誰の顔も見えない。

うわ、これ違う人たち??

すぐに扉を閉めて出てきた。

え~っと、え~っと。。。

「ねえ、入らないの?」

声をかけてくれたのは、かろうじて私の事を知ってくれていた人だった。

良かった~。。。

でも、パーティーはエンディングだった。

 

今日は、病気になる前に入っていたバスケットボールサークルの10周年のお祝いパーティーの日だった。

携帯のメールで出欠を確認されたのだが、すっかり忘れてしまっていた。

とは言え、今日は、これに出席するために、別の用事を入れずにいた。

で、その用事があるという事をたまたま昼間に知ったのだが、パーティーには結びつかなかった。

 

最近、物忘れが激しくて、書いておかないとすぐ忘れてしまう。

でも、心のどこかでは、そんなはずはない、と思っている自分もいるから、安心しきっていた。

手帳にも書かれていなかった。

二次会に参加して、懐かしいメンバーとも久しぶりに会う事が出来た。

いろいろ変わっていた。

結婚し、子供が生まれ、っていうパターンが多い。

変わらずにいる人もいる。

でも、私だけでなく、病気でバスケットが出来なくなっていた人もいた。

10年ひと昔。

本当だ。

変わっていないと思っている私でも、この10年の間に病気になり何度も治療し、なんどもの危機を乗り越えた。

変化があっても、変わらずに集まってこられたというのは、皆同じだ。

 

それにしても、忘れた??

ひどい話だ。

遅れてきた私を、歓迎してくれたみんなに・・・感謝。

 

 


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