さゆりのひとり言-多発性骨髄腫と共に-

多発性骨髄腫歴20年/'08年4月臍帯血移植/「病気は個性」時にコケながらも前向きに/はまっこ代表/看護師/NPO所属

動き始める

2007年03月09日 00時48分43秒 | 好きなこと
図解版 ホスピタリティの教科書

あさ出版

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先日のMさんとの出会い以降、
私の意識が変化し始め、何故か、不思議と私を取り巻く人たちの動きも活発になり始めた。
昔から、物事が大きく動く時と、
何をしても何も動かない時とが、本当によく分かる。

これは、細木数子的には何かの時期に当てはまるのだろうか…。
振り返るだけの保存データがないし、そもそもあまり意味を感じないが、
星回りとか、なにかがきっとあるのか、
たまたま、波のように定期的に訪れるものなのか。
いずれにしても、自分自身の中でそういう波長が生まれているのを感じるのだということ。

例えば、小さなことかもしれないが、
半年も連絡を取っていなかった人から、突然電話がかかってくる。
それも、一人だけじゃない。
今まで、ご無沙汰していることで気になっていたことや、もやもやしていたことを整理する機会が与えられた、それも大きな動きの一つ。
…本当に、いろんな人から連絡が来て、
自分でわけが分からなくなって、若干パニックになった。

そして、
「ホスピタリティの教科書」
この本は、Mさんがたまたま持っていて紹介してくれた本。
病院では、最近になってやっと「接遇」というのが注目されるようになり、
私自身、教育担当という部署で勤務していた経験上、
とても必要性を感じていたもの。
これも何かのきっかけと思ったことと、たまたま入ったそれほど大きくない本屋さんにも置いてあったので、購入して読み始めた。

「これだ!」
…これ、かもしれない。。。

そういえば、私はもう何年も前に、
まさにここに書かれているようなことを、
自分が、講演している姿を目にしていた。
…という表現は、あまり適切ではないのだろうけど、
上手く表現が出来ない。
ただ、聞いている人の反応が読み取れるくらいの規模で、
何かを伝え、目を輝かせて反応してもらっている光景。
なんとなく、そんなイメージが気になっていたことがありました。

ありえないことです。
知識もない、肩書きもない、努力もしない人間が、
そんな状況になることは考えられません。
なので、そんな思いはいつの間にか忘れ去られていました。
自ら、封印してしまったのかもしれません。

でも、ここで沸きあがった自分の思い。
何かの形で、伝えたい。

抽象的でよく分からない。
まだ、自分の中でその大元になるものも、
あることが分かって、方向性が見えてきただけ。
ただ、間違いなく思いがある、ということだけは認識したこと。

それは、自分にしか表現できないこと、
患者であり、看護師であるからこそ、見えてきた視点。
患者を経験しなくても、見えてくれば良かったのかもしれないけど、
でも、経験しなければ見えなかったこと。
語れないこと。
伝わらないこと。

おそらく、まだ、自分には表現するだけの言葉を持ち合わせていない。
無意識のうちに感じているものを、意識化しなければならないし。
いろんな人と会ったり、
いろんな情報を得たり、
考えたり、経験したり、
とにかく、まだまだ先のこと。
でも、その先のことを見据えて、今出来ること、すべきことがある
ということ。

幸運にも、自分の変化に合わせて周りも勝手に動き始めている。
とても会えそうにない人と出会えたり、
面白い情報が入ってきたり、
学ぶ為の情報が得られたり。

まずは、折角の動きの中で、
自分には出来るはずないとか、
ある意味の損得勘定で見てしまったりとかしないように、
無駄にしないようにしたいな。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見守らせてください。 (まり)
2007-03-10 00:09:31
そう、さゆりさんにしか表現できない事がきっとあります。
また、患者の声を聞き取れることも時には苦痛になるだろうけど、さゆりさんには伝わるだろうなって思えます。
あなたの行く道が穏やかでありますように。
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>まりさんへ (さゆり)
2007-03-10 00:41:06
嬉しいお言葉、ありがとうございます。
頑張ります!!
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