【ジャコモ・マンズー】の何がすごいのか？

マンズーは、若い時、彫刻の勉強をするのに

イタリアの各地、フランスと彫刻を見て歩いた。

何日、何ヶ月か見聞して歩くも資金が底を尽き、

疲労と空腹で路上に倒れてしまい母国に強制送還される。

その情熱は人並みはずれていて、技術もまた並々ならぬものがあった。

４０代で、トリエンナーレで彫刻大賞を受賞し、

ファシズム吹き荒れる中、フューマニズム溢れるキリスト磔刑像を制作する。

三日で彫刻原形を造ってしまうほどの技量を持っている。