タイトルやポスターから想像して、
もっと、変態変態した、刺激的な映画かと思ったら、
まっとうな作りの、おとなしめの映画でした。
老舗紳士靴メーカー四代目のチャーリー、
ある日、当然社長の父親が亡くなり、後を継ぐことに。
そこで初めて、彼は会社の経営が火の車であることを知る。
倉庫にある大量の在庫、会社売却の話も持ち上がっていた。
昔からのつきあいの卸問屋に行っても、
これからは、原価の安いスロベキア製の靴に乗り換えるとやんわり、、、。
そんなある日、チャーリーはチンピラに絡まれていた一人の
おかま(最近では"ドラッグクィーン"と言うそうな)を助ける。
そのおかまの楽屋で(彼女?はショーパブの歌手をしている)
彼はかかとの取れたブーツを見て、
体重の重いドラッグクィーン用のブーツの需要を知る。
実在したお話という説得がなければ、
映画になることもなかったんじゃないかな。
だって、いかにも失敗しそうな話じゃん。
ドラッグクィーンだけが相手じゃ、
商売になんないじゃん、ってそう思うでしょ?
でも、このチャーリーは違ってた。
知り合ったおかま:ローラをデザイナーとして起用、
ドラッグクィーンたちの心を射止めるブーツの製作を始める。
それについていった従業員も偉かった。
社長に全幅の信頼を置き、黙々と仕事に励んだ。
ベテランの職人などは、
「ここにスチールを入れれば、重い荷重にも耐えられる。」
などと、アドバイスをくれたりする。
社長は社長で、「会社は建物じゃなく人なんだ。」
と期待にこたえようとする。
全社一丸となって、いざミラノのショーへ出品!!
キューピーが社長だったら、二の足、三の足を踏んでいたのは
間違いなし。自分の才覚の無さの原因を教えられもした映画でした。
おまけ
ミラノのショーへの出品を諦めかけたチャーリーに
アシスタント(ゆくゆくは恋人)のローレンの言った名ゼリフ。
"人が何を成したかは、他の人の心に何を残したかで測るべきだわ。"
もっと、変態変態した、刺激的な映画かと思ったら、
まっとうな作りの、おとなしめの映画でした。
老舗紳士靴メーカー四代目のチャーリー、
ある日、当然社長の父親が亡くなり、後を継ぐことに。
そこで初めて、彼は会社の経営が火の車であることを知る。
倉庫にある大量の在庫、会社売却の話も持ち上がっていた。
昔からのつきあいの卸問屋に行っても、
これからは、原価の安いスロベキア製の靴に乗り換えるとやんわり、、、。
そんなある日、チャーリーはチンピラに絡まれていた一人の
おかま(最近では"ドラッグクィーン"と言うそうな)を助ける。
そのおかまの楽屋で(彼女?はショーパブの歌手をしている)
彼はかかとの取れたブーツを見て、
体重の重いドラッグクィーン用のブーツの需要を知る。
実在したお話という説得がなければ、
映画になることもなかったんじゃないかな。
だって、いかにも失敗しそうな話じゃん。
ドラッグクィーンだけが相手じゃ、
商売になんないじゃん、ってそう思うでしょ?
でも、このチャーリーは違ってた。
知り合ったおかま:ローラをデザイナーとして起用、
ドラッグクィーンたちの心を射止めるブーツの製作を始める。
それについていった従業員も偉かった。
社長に全幅の信頼を置き、黙々と仕事に励んだ。
ベテランの職人などは、
「ここにスチールを入れれば、重い荷重にも耐えられる。」
などと、アドバイスをくれたりする。
社長は社長で、「会社は建物じゃなく人なんだ。」
と期待にこたえようとする。
全社一丸となって、いざミラノのショーへ出品!!
キューピーが社長だったら、二の足、三の足を踏んでいたのは
間違いなし。自分の才覚の無さの原因を教えられもした映画でした。
おまけ
ミラノのショーへの出品を諦めかけたチャーリーに
アシスタント(ゆくゆくは恋人)のローレンの言った名ゼリフ。
"人が何を成したかは、他の人の心に何を残したかで測るべきだわ。"
たとえ、顔が見えなくっても、僕たちのやっている事はそんなに無意味なことじゃあないですよね。
半分は自己満足でも、あと半分はたとえ気休めでも誰かの何かの役に立ってることでしょう?
少なくとも僕は日々の心の糧をもらっています。
私ももっとえげつない話かと思っていたんですけど、すごくハートフルでよい映画でした。
あの婚約者とは絶対に上手く行かないと思いましたよね?
ローレンの言った言葉はとっても素敵!
私も誰かの心に何かを残したい~って、無理だな~。