愚痴

僕は精神障害者だ。


普段は人づきあいを少なくして

ひっそりと暮らしているが、

医療と福祉だけはどうしても付き合わなければならない。



精神科の先生や看護師さんにはさんざん世話になって、

いろいろよくしてもらい感謝しているが、

他科の医者となるとそうはいかない。



たいがいの世間の人は

頭のおかしな人とはなるべくかかわりを持たずに

暮らしたいと願っており、

それは他科の医者にしたって同様だ。



頭の中に精神障害者のネガティブな情報を詰め込み、

精神障害者を「何をするかわからず、危険な存在」

と認識している医者は多い。

こういう医者は自分は確かな医学的知識があると自信を持っており、

決して自分の考えを変えない。

僕が何回受診してせいいっぱい誠意を見せても

おざなりな診察しかしてくれない。


それどころか診察が終わると

「おまえ早く帰れよ」

と目が言ってることもある。




こんな時は残念だが他の医者を探すしかない。










今週の金曜日に

4年ぶりに妹が帰省する。



母のケアマネさんが以前から

妹さんはいつ帰省するのかと

しつこく聞いていた。




このケアマネさん、

僕とは事務的な話しかしない。


だが、妹とは親しくしていたようだ。




母の介護をしているのは僕で、

大阪に住む妹はぜんぜんタッチしていない。





なのになぜ僕とは話をせず


妹と話をするのか。








金曜日に家に来たいとケアマネさんは言った。








僕はすごく不快だ。







そんなに僕とかかわりを持つのが嫌か！













精神障害者はいくら努力しても


世間から信用されない






とやりきれなくなった今日でした。