言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

繁盛店オーナーの資質

2013-01-09 10:27:24 | 生き残るということ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


今朝は曇っていて、最低気温は今頃としてはやや高め。
でも冷たいことには変わりはなく、だいたいプラス1℃ぐらい。
明日はまた冷たくなるような予報ですが………。
昨日もやはり今自分としては温かめで、風も穏やかで、外を歩いてもあまり冷たさは感じませんでした。

昨日は今年初めて桐生商工会議所に伺い、職員の方に新年の挨拶をしてから、予定に入っている相談先に出かけました。
私にとっては仕事始めということです。

そして帰宅したら、驚いたことに、一度このブログでも、その企業とユニークな制度を昨年秋頃に紹介したこともある、中里スプリング製作所の中里さんからお年賀の品が宅急便で届けられていました。

年賀状(年末感謝状)に、「47都道府県営業先確保おめでとうございます。」と書いたからでしょうか。
まだこちらから伺っていないのに、恐縮してしまいました。

慌ててお年賀に伺うのもまた変だしどうしようかなと悩んでいますが、悩むよりも伺った方がいいに決まっていますね。
今日も明日も予定があるので、明後日伺い、近況をお聞きしてくるつもりですが、中里さんは全国から講演依頼があり、相変わらずお忙しいでしょうね。
まずはこのブログで感謝を申し上げておきます。
ありがとうございました。(と言っても読んでいないよなあ)


さて昨年、1昨年と、太田商工会議所様、桐生商工会議所様両所のおかげで、100店以上のお店を訪問させていただくことができ、ご相談に対してアドバイスするかたわら、自身でも足りなかった生の情報を得ることができ、たいへん勉強することもできました。
その点でも本当に感謝しています。

そしてその100店あまりのお店おのおのを見させていただいた結果から、見えてきたことがあります。

この事業の趣旨から、訪問させていただいたほとんどのお店が、当たり前のことですが、不振店とは言えないまでも、ここに来てお客様の減少と売上の低下に悩まされているというお店がほとんどです。

しkし、そんな中でも数十店は繁盛店がありました。

そうしてその両者を比べてみて、一番の違いが、即ち繁盛店と不振店の差だなあと思わせられることでした。

それは、

それは、


それは…………、


→ それは、オーナー、経営者の方の気質の違いです。

繁盛店のオーナーのほとんどは、どんなことでもわたしの言うことに耳を傾けてくれ、取り入れられるところはすべて取り入れるという資質を持っていて、言ってみれば良いことに対してはとてもどん欲(いい意味です)です。

片や、不振店のオーナーは、人のいうことには耳を傾けてくれてはいるのですが、それが心にまでは達せずに、耳だけに終わってしまって、それ以上は入って行かないわけです。

で、その後伺っても「忙しかったから」とか「ちょっと予算がないから」とか、本音はやりたくない、面倒だ、というような心の奥の内からの負の要請で、誰でもが吐くいいわけをするわけです。

変わりたくないんです、本心では
ですから、よほど強く、やろうと心をひっぱたかないと、なかなか人って動き出しません。
自分もそうですから、よく分かります。

でもちょっとでもいいから前を向いて動き始めるのと、いいわけを考えて時間をつぶすのは、1ヶ月間の間だけでもすごい差になって出てしまいます。


話はちょっと変わりますが、今日のこのブログの初めにちょっと書いた中里さんと、以前ある講演でお会いしたことがあります。
もちろん中里さん自身も年間80日以上は日本全国を飛び回って講演をしている人ですが、その時は聴講者として座っていらっしゃいました。

その時も思ったのですが、あんなにたくさんの講演をしている人でも、このように他の人の講演を聴きに来ているのか、ということです。

やはり何か参考になることがあるかも知れないと思えば、自分が教えられる立場にすぐ立つことができる人だから、人にもたくさんのことが教えられるんだなあということを、わたしは中里さんからそのとき教えられました。


第三者の専門家に聞くことには意義があることで、聴こうという気にまではなっているのに、それ以上前には進まないのは、はっきり言ってもったいないことではあるし、実に贅沢でもあります。
そんな贅沢をしているからお店だって不振なんだと言えないこともありません。

やってみないと失敗かどうかも分からない。
とにかくアドバイスは素直に、ちょっとでもいいから実践してみてください。

やってみてだめだったら、その方法はだめなんだという経験が加わります。

やってみないと、だめだということも分からないままです。


それでは、また明日。
さあ今日もがんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所と桐生商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
また関東経済産業局中小企業支援ネットワークという長い名前の専門家登録をしていまして、今年度は数件の案件をまかされました。
各地域の商工会議所や商工会の、このブログに目を通していらっしゃる方で上記のような店舗支援や企業支援が必要な方はご連絡ください。
一軒でも多く小さな企業やお店を支援し、次の時代に残せていけたらいいなと真剣に相談に乗っています。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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