こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日も今日も、さわやかな初夏晴れとでもいいましょうか。
湿気の少ない空気で、風もいい具合に吹いているので、気分も良くなります。
たとえ、風邪気味でも、胃がもたれ気味でもね。
今日は5月6日、憲法記念日の振替休日で、GW最後の休日です。
そうして、立夏ですね。
立春、立夏、立秋、立冬とそれぞれ24節気のひとつとしてありますが、この立夏だけは本当に「ああ夏だなあ」と感じさせてくれますね。
それぞれ、立春と言えば真冬のような寒さ、立秋と言えば、真夏の暑さ、立冬と言っても、秋たけなわの感じですからね。
早速本題です。
最近よく耳にする言葉でちょっと気になっている(嫌な)言葉遣いがあります。
「そうなんですね」「そうだったんですね」
と、相づちを打つときに遣われる言葉です。
なんで
「そうですか」「そうだったんですか」
じゃないんだろう。
いつ頃からポピュラーになってきたんでしょう。
こういう遣い方は、特にテレビでリポーターなどがよく遣っているように感じます。
それに最近では、お店の若い店員さんなどが、接客の際に、お客様に対してよく口にする言葉ではないでしょうか。
笑顔で相づちを打つときに遣っています。
単に「か」が「ね」に一文字変わっただけなんですが、気になります。
かといって自分が日本語に精通しているわけでもなく、詳しく分析できるわけでもなく、ちょっとした違和感に最近戸惑っているところです。
なんか、「か」を「ね」に変えると、やさしく親身に(一見)響くからなんでしょうか。
そうじゃないと思うんですけどねえ。
うんうん、そうか、あなたはそれを知らなかったのか、うんうん、たいへんだったね、というようなニュアンスが含まれているようにわたしには感じられるのです。
ちょっと上から目線というか、ねえ。
どなたか、きとんと解説してほしいものです。
さて、今週のノンフィクション的フィクションの『ホームページのない宿』は、もう今日で最終回です。
ここからどうぞ。
いろいろな、泊まりたいというお客様にはまんべんなく泊まってもらいたいからで、決して高飛車に断ることはしないが、それだけで納得しないお客様も、やはりたまにはいる。
差別しない、ということは、そういうお客様も平等に扱うということだ。
だから、宿泊は断るということはしないが、はがき抽選はどうしても守ってもらうことにしている。
そうしているうちに、だんだんとそういった馴染まないお客様はなくなっていった。
今では古女将の昔語りの宿として繁盛しているが、宿はこのままで大きくする気はないと言う。
大きくするとせっかくきてくれて楽しみにしている、古女将の昔語りが聞けなくなる人が出てくると申し訳ないという、ごく単純な理由だ。
ここには、旅で遊ぶというような楽しみは何もない。
豪華でおいしい、一流の板前さんが作るような名物料理もなければ、若い人たちが楽しむアミューズメント施設もない。
あるのは山の静寂と、谷川のせせらぎ、夜の闇の深さと、そして囲炉裏を囲んで聞く古女将の昔語りだけである。
こんな宿もあるのだ。
おわり
ちょっと短いので、今回はまとめを入れてみますね。
<参考にしたい点>
1.“売り”をたった1点に絞っていること。
→→→ 「古女将の昔語り」
2.宿(店)を客が増えたからと言って、大きくしない。
→→→ 大きくすると今までとサービスの質が違ってくる。
同じサービスができなくなる。
そうなると顧客が逃げていくということ。
3.マイナス点を逆手に取った手法。
→→→ 何もない宿は、逆に考えると、癒しの宿になる。
4.常連客を常連客としてあえて厚遇していないこと。
→→→ 予約方法が常連客にも初めての客にも平等であるということ。
常連客は常連客としてそのまま維持でき、さらに新規客も見込めるということ。
5.小さな宿なので、団体客は断れる。
→→→ 個人客がすべてであり、静かに旅を楽しみたい人が、旅情を求めてやってくる。
その他にも、いろいろ学ぶべき点が見いだせます。
あなたはこの小さな物語からいくつ、小さな旅館やお店、会社の経営手法を見いだしましたか。
それではまた来週から始まる新しい物語にご期待ください。
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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