言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

あまり予算のかからない、ちょっとした仕掛け

2011-11-10 08:52:05 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は昨日と違って、冷たくて薄い日が差しているだけの、初冬という感じの朝です。
キーボード上を動く指たちも冷たく、こすり合わせながら、キーのうえを行ったり来たりです。
これからはこうした日々が半年ほど続きます。


さて、昨日からディズニーランドではクリスマスイベントが始まりました。

もう各地のショッピングセンターやデパートではクリスマスの飾り付けがすでになされて、気分は、はや歳末です。
どこへ行ってもメインスペースでは、大きなクリスマスツリーがこれ見よがしに鎮座して、派手なイルミネーションを輝かせています。

そしてその中に入っている個店も、店独自のツリーを飾っているところも見かけます。

こんなときに思うのは、どうしてみんな倣えで、同じような飾り付けしかしないのか、それが不思議なんですね。
こんなときこそ、個店独自の飾り付けで個性を主張した方がいいのに、また個性を主張したいはずなのに、飾り付けにあまり差がないのはどういうわけでしょうか。

クリスマスツリーとはこういうものだ、という先入観が邪魔しているというか、凝り固まっている、固定観念、そんな思い込みで、変化が考えられない硬直頭になっているんですね。

こんなときこそ千載一遇のチャンスなんです。
ツリーにひと工夫、ふた工夫加えることで、他店とは違ったものにできるんです。

あなたもひとつ考えてみませんか。

わたしなら、オーナメントは、お客様のクリスマスへの願い事や、どんなものが欲しいプレゼントなのか、とか、来年への願い事とか、もしくは恋人たちの相合い傘とか、様々なことを書いてもらったラベルを吊るすとか、店の個性に合ったバリエーションが考えられますね。

それを読むために他の、今まで来店したことのないお客様も集まってくるんです。
お客様が変わったツリーにまとわりついていると、さらにそれを見物にお客様がやってくるということにもなります。

お客様がお客様が呼ぶ、自分の声を涸らさなくても、自然と店の前にお客様が群れるという図式ですね。

その中の2、3割でも店に入ってくれれば、その中から購買客もでてくるはずです。
そうなればしめたものです。
たかが賑やかしのクリスマスツリーですが、“たかが”では収まりつかない効果的な販促になります。
おまけにそんなに販促費はかからないですしね。

お客様を巻き込んで楽しんでもらうようにするのがいちばんではないでしょうか。
そうすることで、その巻き込んだお客様が知り合いのお客様まで自然と巻き込んでお店にまでつれてきてくれるのです。

まずは店側の一方的なものにするのではなく、お客様まで巻き込み、お客様が楽しめるものにするというのが、祭り(イベント)を楽しむということなのではないでしょうか。
お客様を楽しませることが、従業員もさらに楽しめるという構造にまで仕掛けていきませんか。

そのためにはまず、自分がいちばん楽しむことも必要です。そして自分がこうされたら楽しいというところから、お客様向けの仕掛けを考えていきましょう。

売れないと言って、店の中から見ていても頭は固くなるばかりです。
売れないときは、店の外から、自分がお客様になったつもりで、客観的に店を眺めてみませんか。

さあ、今日はこれから2週間ぶりの太田です。

それでは今日はこれで。


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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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