こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
冬晴れです。
昨日は少し雪雲らしいものもあったのですが、今日はその雪雲らしいものもなくて、よく晴れています。
日本海側では雪模様ですが、こちらはピーカン。
典型的な真冬の光景です。
最低気温ももちろんマイナス。
さて、年末で、昨日で仕事納めのところも多かったと思いますが、今日が仕事納め、というところも多いでしょうね。
そして仕事が休みになったら、今度はわが家の大掃除、ですか。
今日から2、3日は大掃除の追われるんでしょうね。
わたしも勤めているときは毎年そうでしたから。
勤め先でもほぼ一日丸々掃除でした。
で、このときを狙って、日用品メーカーや電機メーカーなど、掃除に関係している商品を生産しているメーカーでは、いろいろと製品を投入してきています。
わたしが今いちばんほしいなと思っているのは、ケルヒャーのジェット水流のクリーナーですね。
ま、それはさておいて、と。
日常の掃除用品もさまざまなメーカーが、小さなものから大きなものまでたくさん出しています。
わたしも隔日にトイレ掃除をしているのですが、使うのは紙製のトイレクリーナーです。
それだっていろいろなものがあります。
以前にもこのブログに取り上げてみたこともありますが、そこで言ったのは、安物は安物だけあってあまり使い物にならないということです。
ある安いメーカーのものがありまして、そのパッケージにも“1枚で床も便器にも使える”と印刷していますが、使ってみると床(たいていの住まいに使われているごく普通のクッションフロアです)を擦ると、すぐにぼろぼろとクリーナーのゴミが出てきます。(おい、おい!)
そこで2枚合わせて使ってみても、到底便器も床もそれだけで使えないものでした。
せいぜい使えるのは、用を足したあとで、ちょっと便器を拭くぐらいが関の山。
さらにそういった安さが売り物のトイレクリーナーのパックには、はがれやすく、何度でも使える(と銘打った)粘着剤が塗られたふたがあります。
そのふたなんですが、20枚とか30枚入りのそのクリーナーを最後の2、3枚ぐらいになる時点で、だいたいバカになってきて、うまく閉じないようになってきます。
閉じた時点ではまだ何とかくっついているようなんですが、少し時間が経つとそれがはがれてきて、ふたが半分ほど浮いてきているんですね。
そうしてどうなるか。
そうです、最後から2、3枚目あたりになると、肝心のクリーナーがからからに乾いてしまって、ただの紙になってしまっているということなんです。
これって、メーカーは安いものに絞ったせいかどうか分かりませんが、最後まできちっと試験していないということが分かります。
ただ作って出しゃいいということでしょう。
だからいつまで経っても一流メーカーになれないということでもあります。
また最近は、テレビでもよく工場見学などの番組があり、そこでメーカーでは試験をしているところを見せる場面も多くあります。
そんな中でふと思ったことがあります。
ある椅子の試験風景なんですが、椅子の座面の上に、機械で何万回も人が座るような動作をさせてその耐久性をアピールしているシーンでした。
わたしはそのときは、ふ~んなるほど大したものだと思いましたが、後で思い直しました。
あれじゃ確かに座面の強さ、耐久性は分かるとしても、上からたたいているのは機械のまったく同じ動作、同じ圧力、同じ動きでしかないわけです。
しかし椅子というものは自宅の書斎などでは、ほぼ一人の人が同じような感じで座り続けるものですが、たとえば職場の椅子とか、公共の場での椅子などでは、それこそ百人百態、座る人ごとに座り方が違うわけで、果たしてそんな試験が本当にいいのかとなると、ちょっと頭の上の方でクッションマークが点滅します。
確かにしないよりはする方がメーカーとしては信頼できますが、それならもう少し機転を利かせて、というよりも、もっと実際に使う消費者の立場で考える必要がないかどうか、それをもっと考えれば、あんなに大げさな、おそらく数百万円から数千万円もする機械を導入するよりも、「耐久試験中です。お座りください。」と書いたPOPをつけて、駅とかデパートとか人が大勢集まる場所に設置して、実際に試験した方がよほどいいデータが集まるのではないかと思うわけです。
その方が予算だってかからないし、ちょっとした販売促進にもなります。
人が実際に使うものは、実際にその通りに使って検討し、データを集める方が、よほど実りのあるものが集まるし、ひいては消費者=ユーザーに喜ばれる商品ができ上がるのになあと思います。
何を言いたいかというと、もうお分かりですよね。
ふたつあります。
自分たちが世に出す商品は、パッケージに謳ってあることはきとんと最後まで実際に使ってみて、本当にその通りなのかどうかを確認するということと、その確認方法は、実際に使う方法で使うということ、です。
それをきちんとやることで、メーカーの責任も果たしますが、それは時間もお金も余分にもちろんかかりますが、メーカーとして消費者に支持されて一流メーカーになれるかどうかという試金石にもなりうるものです。
このわたしの言葉を「バカを言ってやがる。いったいいくらかかると思ってるんだ」などと、それがまったくの夢物語だと頭からけなす経営者と、「なるほど、そういうことか」と考える経営者、あなたはどちらですか。
後者であることを祈っています。
それでは、また明日。
いい年末をお迎えください。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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