こんにちは。
お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
今日は大暑ですね。
今日もは珍しく雨が降っていますが、朝から暑いですね。
蒸し暑さが半端ない。
昨日も猛暑日。
今日はなんとか真夏日で済みそうですが、真夏日だって暑いんです。
ここ何日かは猛暑だったので、少し気分的に違うというだけのこと。
さて、本題です。
先日トイレを掃除していて思いついた電化製品があります。
どこの電機店を探しても、それはありません。
誰も思いつかないのでしょうか?
このように考えてみると、わたしなんか、けっこうこういった思い、というか、こんなものがあったらいいのになというアイデアと、その概要はたくさん思いつくんですが、実現させるために必要な知識と肝心のカネ(予算)がないわけですね、貧乏なわたしには。
もちろん核になるというような商品は、すべて世に出されています。
しかし、その“核”も改良することによって、まったく新しい用途での新商品にもなりうる可能性もあります。
またこのような商品があればいいのにな、と思ってそれがあると思えるお店に行ってもないということがよくあります。
だから、じゃあ作るしかないか、ということになると、わたしにはとてもハードルが高いんです。
肝心の予算にできる金がまず、ない。
それを図面化できる知人もいない。
人見知りなので、あまりこのときはこの人という、これといった協力者もいない。
無い無い無い尽くし。
作れないけどアイデアはある、とこういったときにはどうしたらいいんでしょうか。
今は便利な世の中ですね。
ネットの中で“アイデアバンク”なるものを作っておけばいいんですよね。
そのアイデアを気に入った企業が買って作るというようなシステムを作れば、ね。
そこまでは考えられますが、じゃあ実際にどうするのかということになってくれば、やはりハードルが高くなるんですね。
やはりなまけ者だから、なんでしょうね。
やってみなはれ、なんて人には言ってるのにね。
というところで連載中の『あるスーパーの再生物語』は今日で4回目です。
ここからどうぞ。
以上が、A4コピー用紙1枚にびっしりと書かれていた。
社長はそれを読み、その通りだと思った。
反論のしようもなかった。
社長は思い気持ちでコンサルタントに電話した。
「本田さんですか?」
「はい」
「わたしは、先日企画書を送っていただいた○○スーパーの社長、栗栖といいです」
「………ああ、読んでいただいたんですか。よかった」
「はい、厳しいことが書かれていました」
「いえ、済みません。まさか連絡をくれるなんて思わなかったものですからーーー」
「いえね、わたしも破り捨ててしまおうかなとは思いました」
「でしょうね」
「しかし、本田さんのおっしゃる通りなんですよ。それに、はっきり言ってウチはもう限界なんです。だから、思ったんです。最後にこの人に一応会ってみようかと。それでダメだったら逆に潔くやめられるんじゃないかな、なんて考えたんです。だから、まあ近くでもあるし、会ってみようと………」
「なるほど。思っていた以上にせっぱつまってるようですね」
「…………」
数日後に本田が店の事務所に尋ねてきた。
思っていたよりも、歳をとっていたが、企画書以上に、言うことはきつかった。
何よりも自分が常に感じていたことを、彼がズバズバ言うものだから、正直腹が立った。
しかしどうせ駄目だろう、ダメもとだからという気持ちが強かったので、最後まで聞いた。
「今回私が提案するものは、競合店がどうのとかそういうものではないんです。
この店が生き残るということより、この店があったらこの地域のみんながどれだけうれしいのか、ここで働いている人がどんなに楽しいのか、そういったことです。
だからここのような小さな店こそいいんです。
それに地域一番店でなくてもいいんです。
ここにこの店があってよかったなあとお客様に喜ばれる、そんな店にしたいんですよ」
そういうことなら、自分のもちろん異存はないと栗栖は思った。
「ですから私が提案することは、全然面白くないことばかりです。
まあ言ってみれば商売の基本ばかりだと思いますよ。
奇抜なことをやって、それでお客様がどっときたとしても、そんなことで集まったお客さんは、すぐにいなくなってしまいます。
それよりもまず基本的なことから変えていきましょう」
こうして、この小さなたった1店舗しかないスーパーの改革が始まった。
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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