言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

一面性と多面性

2014-01-27 10:08:32 | 生き残るということ

こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日は午後からずっと寒かったですね。
こたつむりをしていても、外に出ている部分が冷たいんです。
耳には寒風吹きすさぶあの音がピュ~ピュ~と。
五感で寒さを感じることができるなんて?
ああ、やだ!

そして今朝も冷た~い!
風も昨日同様強く吹いています。
よく晴れていますが、寒い一日になるんでしょうね。


さて、本題です。

最近ちょっと思ったことがあります。

それはお年寄り向けの販促とかのことです。


先日も文句を言いながらも、テレビ東京の「3匹のおっさん」第2話を見ました。
そのときのテーマは「悪徳商法」で、高齢者の孤独につけ込んで、次々と商品を買わせる者たちをやっつけるというものでした。

孤独なお年寄りに優しく話しかけ、その話を聞いてやり、そこで高価なもの(もの自体は安物の健康食品や水)を売りつけるというもの。

お年寄りは家族からも見放され、下手をすると数日も誰とも話さない日が多いので、他人との会話に飢えているということが一番の孤独感として描かれていました。

で、そのテーマやストーリーはまあそんなもんだろうと納得したのですが、果たしてほとんどの年寄りはそうなのかなあと考えました。


なるほど現状では、確かにそのようなお年寄りは多くて、町の電機屋さんなどもそういった人たちを相手に商いをするときの基本としてお年寄りの話を聞いてあげ、健康に気を配ってあげるということで繁盛しているところもあります。

また“愚痴聞きボランティア”などという、お年寄りの話を聞いてあげてその孤独感を癒してあげるというようなことも行われています。

それを商売にしている事業者もあります。


ここで、「うんそうなのか、お年寄りというものは、孤独な人が多くて、人に話を聞いてほしいものなのか」などと鵜呑みにしてしまうと、それはそれで間違いの元だということなんです。

それは確かに傾向としてはあります。

厳然としてそういった傾向は存在します。

しかしそれもやはり一面性なのだということです。

そういう側面から見れば、そういうことだ、というだけのこと。

中には、わたしのように「うるさい、一人にしておいてほしい」と思っている人も他方ではいるはずです。


ビジネスとして、どちらをターゲットにするかというと、まあ多分ですが、その多数派としては話を聞いてほしいお年寄りの方がいいでしょうが、少数派でも、人と交わりたくないという頑固者派もけっこういるはずなんですね。

その頑固者派にも、ビジネスの目を向けてみるということもいいと思うんです。
多分そこがブルーオーシャンなのかも知れません。

頑固者派は、一度これと決めたらあまり商品に対しても浮気をしないという性質もあり(まあこれも一面性ですが、この中では多数派です)、継続性が期待できます。

お話聞いてほしい派は、あっちが良いと聞けばあっちへ行き、こちらの方がよく聞きますよ、と聞けばこちらの方にするという自主性が希薄ですから。
親切にされるということであれば、どこにでもなびく、ということでもあります。


なぜそんなことを考えたかというと、やはりそれを将来の自分ならば、ということでシミュレーションをしてみたわけで。

自分だったら、一人で好きなことをしていたい、いちいち人とコミュニケーションをとるよりも、本を読み、好きな映画(DVD)を見、プラモデルを組立てていたいなあ、と。

誰かがそこに入ってくると、うるさく感じるだろうな、多分。という考えに及んだわけです。


そしてそれは現在でも存在する層でもあります。

団塊世代が70代に入る頃には、多分話を聞いてほしいという他人を当てにする人よりも、自分でまだまだ何かをやりたいという人が増えているものと思います。

だからあと5年もすると、話を聞く商法はだんだんと廃れていくような気がします。


ビジネスは先を見るためには、一面性にとらわれすに、多面性で捉え、自分ならどの層にというしっかりとした相手を見出すことも必要です。

という話。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市
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